桜島。
8/15より、火山警戒4で避難勧告が出ています。
土砂降りの横殴りの雨の中、バスに乗って鹿児島中央駅まで行きました。
ひとまず、雨が止んでくれないかなぁ〜、とちょっとぷらぷら待っていたのですが、一向にやまないので、えーい行ってしまえ!と腹をくくったその目の前に、フェリー乗り場への快速バスが止まりました。
やっぱりね〜、グッドタイミング。
フェリー乗り場にて。
たった、10〜15分?くらいの渡航ですが、なんて豪華な船なのでしょう!
桜島観光に気合が入っているのですね〜。
乗客はほとんどいなくて、避難所に届けるのであろう、タオルをたくさんもっているおばあちゃんがいました。
桜島上陸。
ついた途端に雨がやみ、ちらほら、晴れ間も見えてきました。
先に送っておいたわたしの龍と合流しました。
フェリー乗降場のすぐ下にバス停があったので行ってみると、「噴火警戒のためバス運休」と書いてありました。
むむむ、そうかぁ〜。
すると、タクシードライバーのおじさんが、すかさずササッと近寄ってきました。
(え、タクシーはお金かかるから乗らないんだけどなぁ。勧誘されたらどうしよう〜)と、心の中で思っている私。
すると、おじさん
「ダメダメ、バスハ、ダメダメ。(大きなバッテンを両腕で作って)」
そして、わたしが手に持っていた地図を指さして
「ココナラ アルイテイケルヨ(人差し指と中指を、足みたいにしてパタパタ指で歩いているジェスチャー)」
・・・・おじさん、わたしのこと韓国人か中国人と間違えてますね。完全に。
わたしは、日本語で「そうですか、わかりました」と、応えるのが気の毒になってしまったので、外国人役に徹して、ウンウン、と首だけで頷きました(←いいひと)
おじさんは、タクシー勧誘もせず、親切でした〜。
少し歩くとすぐに現れました「月讀神社」の看板にときめきました。
まずは、この島を守ってらっしゃる神仏にご挨拶しなければね。
無人の神社には、「展望台」と書かれた、少し小高い広場があって、そこに登りつくと、目の前に、モクモクしている桜島の象徴の山がありました。
うわぁ〜! と気持ちが盛り上がって、スイッチが入り、私の体は勝手に動き始めていました。
舞の奉納。
火山なのに水の舞を踊っていました。
桜島の波動を感じられて、感謝です。
島内の観光施設のほとんどが閉鎖していました。
でも、海沿いでのんびり釣りをしている地元のおじちゃんたちもいたりして、なんだか、チグハグだなあと感じました。
地元の人は火山警戒は慣れっこみたいですね。
始めて来た桜島は、「お父さん」の象徴みたいな波動です。
力強いのだけれど、とても包容力がある。
落ち着きます。
海沿いに伸びる、海と溶岩に面した素晴らしい遊歩道を、美しい絶景を見ながら歩きました。
風がとても爽やか。 気持ちがいいなあ。
わたしは、ひとりでいるときは、子供に戻ります。
ひとりで、虫の声と、鳥の声の物まねをしながら、そして、海と風と岩と会話しながら、てくてくてくてく。
とても、楽しい。
歩いている私の目の前を、カニがチャチャチャッ・・・・と横切ったので、
わー!かわいい!とタタッと駆け寄って、じーっとみつめてあげたら、
カニは警戒してピタッと止まりました。
なにやら、わたしの様子をうかがっている模様。
かわい〜い!ので宇宙語で話しかけたら、急にぴくっと動き出して、私の足に近づいてきて、
さらに宇宙語で話しかけたら、わたしの足に登ってきました。
どうやらわたし好かれたらしい。 かわゆいやつめ〜。
5〜6キロ歩いたかな。
帰りのフェリーに乗るころ、また、雨が降ってきて、みるみる土砂降りになりました。
お天気が味方してくれましたね。
いつだってグッドタイミング。