2012年10月21日

山寺ヨーガ合宿2012 その15(完)「参加者の皆さんの感想」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


ご参加くださいました皆様の中から、数人のかたに感想をいただきましたのでご紹介します。

とても、ありがたくて、胸がジン・・・・とします。

本当に、ありがとうございました。

写真もたくさんたくさん撮ったのですが、ハッキリ写っている写真をブログに載せるのを控えましたので、あの楽しさを載せられいのが残念です。



人とのご縁は、奇跡ですね。

この奇跡に、心からの合掌をさせてください。

Hari Om 合掌


(山寺ヨーガ合宿レポート 終わり)


*****



到着後、午後のヨガセラピーから、自分のモードが切替わるのを感じました。

風と鳥と虫の声で深いリラックス。

昨年に続き二回目の参加でしたが今年も素晴らしいひとときをありがとうございました!

Sさん



*****



 「物事は必然で起こる。」

 聞いた事のある言葉だけれど、しみじみそう思えることは少ないかもしれません。
 今回のヨガ合宿は、その言葉がピッタリときました。

 参加メンバー、スケジュール変更、天候・・・。
 すべてにおいて必然を感じます。

2年連続の参加です。去年の思いが今年の参加に繋がりました。
 すがすがしい朝の本堂での瞑想やアーサナ、幻想的な夜の本堂での瞑想
キャンプファイヤー・外での瞑想・・・思い出すと、もう一度参加したくなりました。

 2年目になると少し要領もわかって、空き時間に瞑想ができました。
 本堂に行って瞑想をしていると本当に気持ちよかったです。
 今年も参加できて良かったなぁと思いました。

朝「お祈りと法話」に参加させていただきます。
 大きな声でお経を読むととても気持ち良いです。
 良い言葉を口から出して耳から聴くことは体に良いように思いました。  
 心がさっぱりします。

 参加されている方々が魅力的でもっとお話ができたら良かったなぁ。
 というのが心残りです。

 Yuki先生をはじめ、お寺の方々、参加者の皆様
 お世話になりました。ありがとうございました。

Mさん


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*****


先生とお会いするのは初めてで、一度もレッスンを受けたことはなかったのですが、先生のガイド(声のトーンや、選ぶ言葉)は、アーサナの時も瞑想の時も、しっとりと穏やかにしみこんできてとても素敵でした。

そして、お寺の本堂でのヨガ、朝の境内での瞑想は本当に格別で、日常と異なる場、しかも清く澄んだ山寺という空間に身をおくことは、素晴らしい体験でした。
今回思い切って申し込んで本当に良かったです。

ヨガ目的で参加したものの、お経、菜食、瞑想、お坊さま…と、お寺の生活を満喫できて、振り返ってみると、私好みのものが盛りだくさんで、びっくりしています。

本当にパーフェクトな合宿でした。
求めていたものが全て用意されていた感じです。
(ユキ先生はじめ、お世話になったお寺の方、参加・関係者みなさんのご尽力のお蔭さまですね。)

初日のキャンプアイヤーでは心の中のいらないものを焼きつくし、
翌日から何度も何度も降った雨は、その残骸も丁寧に洗い流し、
お寺の空間と、お経と、菜食と、薪で焚いたお風呂で、清められ、たっぷりと英気を養い、
ヨガ、瞑想で魂が本当に喜ぶものを見つめ、その花を咲かせる為の種をしっかりまくことができました。
これからすくすくと育てていきたいと思います。

ちょっと気になっていた笑いヨガも、体験できてラッキーでした。
なんだか喜びがあふれて、心に厚みができた感じです。(上手く表現できませんが。。)

素敵なみなさんと、すばらしい体験を共にさせて頂いて本当に感謝感謝です。
ありがとうございました。
Sさん


*****


2泊3日、とても満ち足りて過ごしました。
「楽しかった」なんて言葉では、言い表しきれないです。

この1年振り返ってみると、何かに導かれるまま、過ごしてきた気がします。
去年の合宿は、「行きたいけど無理かな」と思っていました。
でも今年は「なんだか行ける気がする」と感じました。
去年の私は、自分で作った窮屈な枠に、無理矢理自分を閉じ込めてました。
自分の気持ちをどこかに置き去りにしたまま、行けないと決めつけてました。
なので、行くと決めただけで、もう十分私にとっては意味のあることでした。
そして家族に相談したら、夫も子供も拍子抜けするくらいあっさり「どうぞ」という感じでした。
そんな簡単なことだったんですねえ・・・

そんなわけで、もう参加できただけで、よくやったぞ私!という満足感でいっぱいだったのに、
この3日間の合宿ではたくさんの収穫がありました。

読経や写経というお寺でしか経験できないこと、竹箸作りや薪割り、薪で沸かしたお風呂など、
滅多に経験できないこと、急きょ参加者の方が教えてくださったラフターヨガ、美味しい食事に、
本堂や星空の元での瞑想・・・瞑想ウォーキングと大雨・・・

どれもこれも充実していて、身体の中のいらないものがドンドン出ていき、余分な力が抜け、心が軽くなっていきました。

ちょうど計ったように新月。
デトックスして目標をたてる、最高のタイミングでした。

参加者のみなさんも、本当に気持ちのいい方ばかりで、いつでもどこでも楽しく過ごすことができました。
笑い声の絶えない3日間でした。

先生にも参加されたみなさんにも、お寺の方にも感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。
同じ時間を共有できて、本当に本当によかったです。

前の自分と比べ随分変わって楽に生きられるようになってるなという部分と、今の自分の課題の両方を確認できたことも、私にとっては大きいことでした。

Kさん

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*****



躊躇することなくすんなりと参加が決まった山寺ヨガ合宿。
全てはユキ先生や参加されたみなさん、そして妙厳寺さんの引き寄せの力のおかげだと思っています。

本堂でのヨガや瞑想も新鮮で心が軽くなるのを感じていました。それは参加された皆さんの想いがひとつになっているからだろうと嬉しく思いました。毎日お風呂で身体を洗うのと同じように心も綺麗に洗い流すことは大切なことですね。実際に帰宅したら家族から「顔がぴかぴかしていて生き返ったみたいだよ^^」と言われましたから(笑)

精進料理はもちろんのこと。ユキ先生お手製のチャイが美味しかった!!身体が欲していたものだったのでしょうね。また是非いただきたいです^^

山寺ヨガ合宿は贅沢な3日間なのだと思います。しかし、そんな贅沢な毎日が普通の毎日に変化していくことが理想です。本来は携帯電話をもったり好きなものばかり食べたり好きな服を着たり。そういったことのほうが贅沢なハズです。自然と共に生きることが贅沢になっていることが不思議なくらい。

そんなことやあんなことなど^^いろいろと感じて学んで成長できる素敵な合宿でした!ユキ先生の魅力もたっぷり感じました。

心地よい環境と気持ちよいメンバーの皆さん。全てを包んで守ってくれるお山とお寺さんに。心から感謝いたします。
またお会いできる日を楽しみに♪

Aさん



*****




合宿の間は、思ったよりも忙しくて振り返る余裕もなかったのですが、こうして下界(?)に降りて日常の生活に戻ってみると、何て素敵で贅沢な3日間を過ごせたんだろう・・・、とあらためて感じます。

参加者のみなさんは優しい人ばかりだし、お寺の方たちも素晴らしい人ばかりでイヤな思いを一つもすることなく楽しく過ごせました。

ユキ先生を始め、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

お経や写経といった経験もできて、これも良かったですし、何といってもいつもの60分コースのYOGAじゃなくて、じっくりと時間を気にせずYOGAができたのはうれしかったです。

竹の箸作り、薪割り、キャンプファイヤー、満点の星、風呂焚き、おかわりした食事、

どしゃぶりの雨の中を歩いた早朝散歩、お経、YOGA、本堂の外廊下の気持ちいい風、

虫たちの声、大きな杉の木、玄関前で出くわした野うさぎ、外掃除のときに道を横切ったヘビ、

栗拾い、釜炊きのごはん、沸かしすぎてしまったお風呂・・・、みんなみんないい思い出です。

優しくしてくれた参加者のみなさん、本当にありがとうございました。

もしまた参加できたら・・・、今度は4:30集合で早朝冬の星座ガイドを開きたいと思います(笑)。

Fさん


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*****                                                 


楽しみにしていたイベントが終わってしまい、切ない気持ちも多いですが、三日間で学んだことや、変わった自分を楽しめる、新たな日が始まったことが嬉しく、新鮮な思いで日々に取り組んでいます。

ゆき先生を含め、三日間、一緒に過ごさせて頂いた方に学ばされたこと、その方々への想い、お寺での時間の貴重さや幸福感が、こんなにも大きなものだったのか、と帰って落ち着いた今、改めて気付かされます。

参加出来たことと、ヨガ合宿を開催してくださった先生、大切な場所をお貸し頂いた住職様方々、お寺、共に参加出来た仲間、天気や美味しいお食事、お米を下さった檀家の方、等々、全てに感謝の気持ちでいっぱいです

Nさん



*****



昨年参加することが出来なかった合宿に今回やっと参加することが出来ました。
一番遠方からの参加ということで皆さんから驚かれましたが、私にとってはそれだけ価値のある合宿でした。

2泊3日の合宿は素敵な方々との出会いや素敵な時間、素敵なエネルギーをシェアすることが出来て…両手でそっと包み込みたくなるようなそんな時間でした。

色々なことを感じ改めて多くのことに気付き、そしてまた導きをいただけました。
それはユキさんをはじめお寺の方々や参加された皆さんがいらっしゃってこそだと思います。
本当にありがとうございました。

私は福岡からの参加なので、皆さんにヨガクラスでお会いするということはなかなか難しいかと思いますが…またいつかお会いしましょうね!

それから帰りスリリングな時間に付き合ってくれたTちゃん、本当にありがとう!あの別れ際は…言葉では表せそうにないです。

また会えるね。

合掌。

Aさん

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ユキ先生


3日間大変お世話になりまして
どうもありがとうございました。
そして,お疲れ様でした。

本当に充実した2泊3日でした。
お寺という特別な(そして,緑豊か!な)場所での生活は全てがとても新鮮でした。

竹を切り倒す事から始めるお箸作り,食べ物を大切にする知恵と作法
薪を割り,それを用いて焚くお風呂,朝のお勤め(お経をあげる事,和尚様のお話を聴く事,皆でお掃除する事),写経etc.
どれをとっても普段できない特別な経験ばかりでした。

そして,日常とは全く異なる環境で行える瞑想やヨガは神聖・厳かな気持ちにさせてくれました。

特に朝靄の中,虫や鳥の声,木々や葉っぱの音が聞こえてくる中での瞑想はとても気持ち良かったです。

お食事がとても美味しい事にも感激!しました。
手間を掛けて作って頂いたお食事は食前食後の言葉の通り、本当に心から感謝して頂きました。

また,とても穏やかな気持ちで,楽しかったと感じるのは
あの合宿に参加しなかったら知り合える事はなかったであろう素敵な皆様と出会え,共に過ごすことができたからだと思いました。

ユキ先生
こんなに素敵な行事を企画・開催して頂きまして
本当にどうもありがとうございました。

ヨガ&瞑想をし,ヨガ的な考え方を学び,
主に心の(考え方,精神面での)成長?スキルアップ?をめざして修行の為に参加させて頂きました。

色々な事を経験させて頂き
それぞれ意味があり,勉強になったと思っています。

和尚様のお話を聞くことができてとても勉強になったな…。
とか

長い廊下を雑巾掛けするなんて
いつ以来だろう…?
とか。

至らない,気が利かない事が多く,お恥ずかしい限りです。
とか。


重い思いをしてメープルシロップetc.の材料を運んで作って頂いた
先生の心のこもったおもてなしのチャイ,とても美味しかったです♪
ごちそう様でした。
とか…。

感想が,つきない私です。

Tさん


******



みなさま、もう、何度言っても足りません!

本当に本当に、ありがとうございました!

最高でした!

ユキ


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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 【合宿】2012山寺ヨーガ合宿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月19日

山寺ヨーガ合宿2012 その14「みんなでランチ」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】



最後の瞑想のあと、

名残惜しむかのように、ご本堂でみなさん、佇んでらっしゃいました。

なかなか、この場所を離れることができません。

愛しそうに、目を閉じて、木々の音や、鳥の声、風の感触を味わってらっしゃいました。

本当に、とっても良い時間を過ごしました。

名残惜しい。

素敵な時間。 

澄んだ空間。

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合宿最後のプログラムは、みんなでランチを作ろう!でした!

今年もインドカレーと、冷蔵庫に残っている食材で、おかずをたくさん作りました。

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みなさん、楽しそうに、わいわいお仕事してくださいます。

もう、皆さんが、3日前には全然知らない人同士だったなんて、信じられません。

とても、楽しそう☆ いいなぁ!

心と心の深いところで、共鳴されているのですね。

ご縁って、ミラクルです。



薪で炊くご飯は、ほんっとに最高でした!!!

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おいしくって、おいしくって!

昔の人は、こんなにおいしいご飯だったら、お漬物だけでもいいですよね。

汗だくになって火の当番をしてくださって、ありがとうございました!



いろいろと工夫して、おいしいお料理を作ってくださいました。

みなさんが自然と、それぞれの持ち味を発揮していて、すごいなぁ、と感激しました。

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笑顔が溢れて、おいしいご飯。

ああ、なんて幸せなんだろう。

(つづく)

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2012年10月18日

山寺ヨーガ合宿2012 その13「新月に炎の瞑想」




【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


新月の夜。

また、ゼロからスタートする日。

今までの古い自分を手放し、新しい可能性という希望へと向かう、旅立ちの日。

使い古された考えや思考を終了するとともに、今までの自分自身が崩れ落ちていく。

それは、また、新しく創造されるための、ポジティブな崩壊。

持っているものを手放さなければ、その手では、なにをもつかむことができない。

コップにめいっぱい入っている古いお水を捨てなければ、新鮮な水は、入れることができない。



シヴァ神は、崩壊と再生の神。

一度、崩壊させなければ、再生はありえない。

とてもパワフルで、それでいてポジティブな神様。

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新月に、炎の瞑想をしました。

わたしのすべての古い思考や、経験や、あり方を焼き尽くし、

そしてまた、新しく再生する瞑想。

山の中で、炎を囲み、

森の精霊たちと、この土地の見えない存在たちと、大いなる宇宙のエネルギーが

すべて、わたしたちをサポートしてくれました。

それを、みなさん、おひとりおひとりの、頭の上から、エネルギーをおろしていきました。

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静かな夜。

未来は、わたしたちの、一瞬一瞬の、積み重ねなのです。

他の誰でもない、「わたし」の、一秒一秒の、積み重ね。

ていねいに。

大切に。

合掌


(つづく)


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2012年10月11日

山寺ヨーガ合宿2012 その12「薪割り体験」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


数人をのぞき、ほぼ全員の方がはじめてだった、薪割り体験。

今年は、小さな斧?で、カンカン、しながら割りました。

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男性の参加者が、毎回、汗だくになって、薪作りをしてくださいました。

女性のかたたちも、力仕事、綺麗じゃない仕事だというのに、率先して働いてくださって、

本当に、皆さんのおかげで、この合宿が素晴らしいものになったのだな、と思いだすと改めて感じます。

本当にどうもありがとうございました。



わたし、薪割り大好きです。

空の下で、木とふれあっていること、すごく集中できること、結果がわかりやすいから達成感があること、体を使うから爽快感。

大好きです!

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薪で沸かしたお風呂は、ほんんっと、最高です!

なんでしょう〜、あの気持ちよさは。

言葉では言い表せない、心地よさです!

お湯に入って、はぁ〜〜、ってため息が漏れる・・・だけではなく、

心の底から、わたしのすべてが喜んでいるのです!

木のエネルギーが、お湯の中に自然に入っているのでしょうね。



薪で炊いたご飯も、ほんっと〜〜に、おいしいですよね〜〜〜!!

お釜で炊くのと、ぜーんぜん!違うんです!!

ほんっと、「おいしーい!!」って、思わず叫んじゃいます。

やはり、目に見えないエネルギーというものは、確実に存在するのです!

ありがたいですね。

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こうして、空気を吸っているのも、

この、森や木々たちが、わたしたちに酸素を与えてくれているから

気持ちよく深呼吸ができるのですね。

自然は私たちに、たくさんのものを与えてくれます。

わたしが、自然になにをしてお返しができるだろう。

生かされていることに、感謝が溢れます。



自然は、偉大です。

いつも、いつでも、深く感謝していたい。

しっかりと、ブレずに、毎日そう感じながら生きていきたいな。


(つづく)





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2012年10月10日

山寺ヨーガ合宿2012 その11「規則正しい生活」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


お寺では、ある程度、規則正しく時間が流れていきます。

滞在中はできるだけ守るべき、決まったお約束があります。



ひとつは、朝のお経。

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お寺という場所に滞在させていただくということで、お寺の規律を尊重して、毎朝、お経をあげさせていただきます。

僧侶の方も、慣れない私たちに配慮して、いつもよりも短めにしてくださったようです。

正座はつらいですよね〜。

わたしは、足を崩しちゃいました。てへ。

足が悪い人は椅子を使用しても良いようです。



お経は、なんのことやらさっぱり意味はわからないのですが(笑)、でも、こうして、声に出して祈るという行為そのものが大切です。

ヨーガにもマントラがありますが、師匠に「これはどういう意味ですか?」とお聞きしたら、

「意味なんか考えるな。その思考を祈りに捧げよ」と言われてしまいました。

意味を頭で理解することは重要ではないのですね。

大切なのは、その行為に対する想いなのですね。

思考で生きている現代人は(私も含む)、どうしても頭で考えちゃっていかんですね。

不思議と、ヴェーダもマントラもチャンティングも、そして、このお寺でのお経も、読んでいるうちにどんどん気持ちがよくなってくるのです。

本当に不思議。 

意味なんてわからないけれど、なんだかとっても、気分がよいのです。

まさに「言霊の力」ですね。

お経の後にいただく、法話も心に沁み入ります。

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***


それから、そのあとには朝のお掃除があります。

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皆さんに分担してやっていただきました。

以前の記事にも書きました。

お掃除も、集中してやると、ある意味、瞑想ですよね。


***


みんな集まるときにはこの鐘が鳴りまーす。

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写真はちょっと暗くなってしまいましたけど。

本堂に集まるときと、客殿に集まるときと、鐘の合図が違うのです。

ちょこっと、コツが必要で、なかなか、素人には打てません〜

これがなると、あわてて、身支度をして、長ーい廊下をバタバタ速足で本堂に向かいます。

楽しいですよね。


***


これは、お食事の合図です。

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木の板を、木の棒でたたきます。

これも、リズムにコツがあって、まるで時代劇で殿様がご入場〜、ってしてくるときみたいな

そんな、御大層なリズム(笑)

これがなると、「ごはんだよ〜」というサインなのです。



***


きちんと早寝早起きして、

決まった時間にお食事をして、

適度に体を動かして、

適度に家事や掃除もして、

生きていることに感謝の気持ちが現れます。

規則正しい生活、大切ですね。

合宿11.jpg

(つづく)



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2012年10月09日

山寺ヨーガ合宿2012 その10「笑いヨガ」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


参加者の中に、ラフターヨガ(笑いヨガ)を指導する方がいらっしゃいました。

「わぁ〜!やってやって〜!」と、お願いしてしまいました。

嫌な顔せず、引き受けてくださって、どうもありがとうございました!

ラフターヨガは、体を大きく使うヨーガと違って、誰でもできることから、高齢者や障害をお持ちの方に指導されることもあるそうです。

老人などは、顔の表情も硬く、笑う機会もほとんどないかたもいらっしゃるそうなので、この笑いヨガを行うことで、元気を取り戻せるそうです。

いいですね! 笑顔は、世界共通の言語ですよね!

笑うことで、気持ちがどんどん、向上します!



この「ラフターヨガ」、高齢者だけではなく、一般のかたにもすごく効果的ですよ。

なにに効果的かと言うと、「心を開く」のに、効果抜群です。

なんてことないことを、笑い飛ばしちゃうのですが、最初は無理やり笑っていても、なんだかそれがおかしくなってきて、楽しくなってきて、本当にお腹が痛いくらい笑っちゃうのです。

楽しいですよ〜〜〜!!

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子供に戻って、「なんでもありでしょ〜」って、笑っちゃう。


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「こんなの恥ずかしい〜」っていうのを、取り払って笑っちゃう。


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「ばかばかしくない?」なーんて、カチコチな心を柔らかくして、笑っちゃう。


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年齢、性別、経験、肩書き、なーんにも無くなって、笑っちゃう。


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ほんと、楽しかった、最高でした!

これは、屋外でやるのがいいですね!

さらにさらに、開放的になれる!r

もう、顔の筋肉が、筋肉痛になるほど笑っちゃいます!



今度、イベントでやりたいと思います!

青空の下で、ガハガハ、笑っちゃいたい!



皆さんの笑顔がまぶしすぎて、撮影した写真を見直しては、ニヤニヤしてしまいます。

ここでは、全部お見せできなくて残念。

楽しかったなぁ〜〜〜〜〜


(つづく)



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2012年10月08日

山寺ヨーガ合宿2012 その9「朝もやの幻想的瞑想」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


早朝の瞑想。

まだ、山々も眠っている時刻。

日の出前の薄暗がりの中、

昨夜の名残の星座たちが、夜明け前の空にきらめいている。



ひんやりとした空気、そして、少しだけ湿気を帯びたゆるやかな風。

空の下、木々に囲まれ、姿勢を正して目を閉じる。

肌に、髪に、ハートに、一日の始まりの「希望」の気配を感じる。

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頭の中では、様々なことが忙しく駆け巡っている。

その、思考と思考の間に、うまく入り込む。

すると、わたしは、ここにいる。

こうして座って、細胞のすべてで、「いま」を感じている。

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大きな木々が、私をみつめている。

日の出とともに歌い始めた鳥たちも、わたしを見ている。

空気が私を包んでいる。

そよ風が、耳にささやきかける。

そう、わたしはここにいる。

ただ、それだけでいいのだ。



なんて、素晴らしい時間だったのだろう。

空気に、木々に、自然に、

すべて、溶けて、ひとつになった。

なんて、素晴らしい時間。

(つづく)


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2012年10月06日

山寺ヨーガ合宿2012 その8「写経で集中」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


今回初めて、「写経」というプログラムを入れてみました。

評判が良かったです!



わたしはその時間、途中参加の方のお迎えで、駅まで行っていましたので、実は写経の模様を見れませんでした。

お寺に戻ってみると、半分くらいの方が、まだ、がんばってらっしゃって、皆さん、マスクをしていました。

息がかかることの防止・・・・ということらしいですが、説明の時間にいなかったので、きちんと解説できなくて、残念。

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あとから、参加者の方がたに感想をお聞きしましたら・・・・

すごく、早く仕上げた方と、とても時間がかかった方と、ざっくり分けて、2パターンの感想をお聞きでいました。

もちろん、皆さんそれぞれのその人なりの時間の感覚での感想でしょうね。

早く仕上げた方は、いいかげんに書いたわけではなく、とても丁寧に、すごい集中力で、スイスイ書けてしまって驚いた、とおっしゃっていました。

それと、何名かいらっしゃったのですが、

直前に飲んだチャイ(昨日の記事!)を、3杯もおかわりしたので、トイレに行きたくて、行きたくて・・・・・・。

それでもう、一心不乱に書きました〜!

という数名。

ケラケラ、笑っちゃいましたけど、それは、わたしがチャイにどっさり入れた生姜の効果ですね〜。

あと、たくさん作りすぎて、ほぼ強制的に、おかわりさせた、私の貧乏症のせいですね〜(笑)あはは

でもね、途中でお手洗いに立っても、良いのだそうですよ。

あとの祭りですけど〜(笑)あはは〜

いずれにしても、よい思い出になりました。

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日常、お経と触れ合うことも少ないと思いますし、筆を使うことも、ほとんどないと思いますので、

この日本文化とのふれあいは、日本人特有の静かな集中力を目覚めさせてくれたのではないでしょうか。

畳で、お寺で、筆で、写経。

いいですなぁ〜。

写経中は、晴れて太陽が出ているのに、突然、パタパタ、雨が降ってきたりで、

耳に聞こえてくる自然や、光として目に入ってくる自然を、意識しながらの、「自分という自然」と向き合う時間でした。

いいですなぁ〜。 よい時間でした。


(つづく)


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2012年10月05日

山寺ヨーガ合宿2012 その7「チャイであったか」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】



今回も、わたしの自慢のチャイを作って、皆さんにサービスしちゃいました。

鍋でたーくさん作るチャイは、いっぱいずつ作るときと違って、かなりギャンブル的な味付けのところがあるので(笑)

どんな味になるのか、できてからのお楽しみなのです。

だから、当然、失敗する時もあり(笑)

でも、それも個性!・・・・とさせてもらってます!



今回は、メープルシロップで作ってみました。

今年の合宿は、お料理にもお砂糖を使っていないので、私のチャイも、そのポリシーに乗っかってみました。

実は、初めて作ったメープルシロップのチャイ。

いつもよりも、とっても、お上品なお味に仕上がりました。

皆さんには「ヨーロピアン・チャイになりました〜」と言って、お出ししました。

すっきり、甘さ控えめなのに、ジンジャーはしっかり作用する、魔法みたいなチャイでした。

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実際のインドのチャイは、もっともっと、激甘なんです。

お砂糖をドバドバ、入れているのを見ました。

チャイ屋さんによっては、子供が作って売っているところもあって、そういうところは、めちゃくちゃ甘い!

子供テイストになってるんでしょうね。



お茶の時間。

お茶を飲む・・・のではなく、お茶を飲みながらくつろぐ・・・・のですね。

アーサナのクラスでもよくお話しさせていただくこと、

『「ポーズをただやる」のではなくて、「そのポーズをどのように受け止めていて、そこからなにに気づくのか、どのように肉体と共に過ごしているのか」が大事です。』

お茶をいただく時もそうね。

ただ、飲む・・・・のではなく、お茶を飲みながらどのように時間を過ごすか・・・・、が大切ですよね。

温かくて、ほんのり甘くて、生姜でピリリ、としたチャイは、心もリラックスさせてくれて、人間との距離を自然に近づかせてくれます。

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一人で飲むより、誰かといただいたほうが、いいですね。

皆さんの笑顔で、チャイがますます、美味しくなりました。

ほっこり。ほんわか。


(つづく)



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2012年10月04日

山寺ヨーガ合宿2012 その6「お掃除で心を洗う」


【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


早朝のプログラムが終わると、朝食を食べる前のひと仕事。

朝のお掃除です。

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広〜いお寺のあらゆるところを、皆さん分担してお掃除していただきました。

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面倒くさいなぁ、と思うお掃除も、一度始めてみると、どんどん、集中してきます。

集中して何かを行う・・・って、とても楽しくなりますね。

「お掃除は、自分の心を磨く」

これも、カルマヨーガのひとつなのです。

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こちらのお寺は本当に大きくて広いので、お掃除も大変です。

それを、いつもは、留守番を任されている僧侶のかたが、たったおひとりでおこなっているというのだから、

本当に、ご立派なことです。

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わたしのお気に入りのお掃除場所は・・・・

長廊下のぞうきんかけ!!

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タタタッ!!・・・・と走り抜けたい!

・・・・・のですが、なかなかうまくいかなくて、結構体力が消耗するのです。

お掃除係りの方たち、長廊下をぞうきんがけしながら、とってもとても楽しそうで、笑い声が大きくこだましていました。



あと、お気に入りは・・・・

境内の竹ほうき!!

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掃いても掃いても、あとからあとから、木の葉が舞ってくるので、実際、きりがないのです。

でも、それをきれいにしてく達成感が、とても好きです。

風を感じ、木々を感じ、空を感じ、そのなかで、「地球をきれいにしている」というお仕事は、

地球に恋している私にとって、とても素敵な時間です。

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お掃除していた方がも、爽やかなお顔をされていました。



皆さん、本当によく動いて、働いてくださいました。

自分のお掃除場所が終わると、他の方のところを手伝ってくださっていたり、

お願いしていないところまで、よく気がついて、丁寧にお仕事してくださっていました。

皆さんのそのお姿を拝見して、わたしはひとの行いの美しさに、胸が熱くなりました。

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いつもの、自宅のお掃除は、限られた時間の中で、急いでバタバタ片づけたりするので、なんだか、疲れてしまうのですが、

心の持ちようで、お掃除も楽しく感じられるのですね。

日常だと埋もれてしまうのだけれど、この環境だからこそ、はっ、と気付くことができる。

必要ですよね。 少し、日常から離れる時間も。

ほんと、そう思います。

ありがたい時間でした。


(つづく)


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2012年10月01日

山寺ヨーガ合宿2012 その5「晴れに手放し、雨で洗い流す」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


早朝に、大好きなサイレントウォーキングも行いました。

これは、わたしがインドのあるアシュラムで、週に二回、夜明け前から行っていた修行のひとつです。

口を閉じて、声を出さず、ただただ、静かに自分の呼吸と、足踏みに意識を集中する瞑想法。

ただ、歩くだけなのに、とても静かになります。

そしてこれは、夜明け前に行うことが重要なんです!

夜が開けていくグラデーションを、全身で、肌で、感性で感じ取っていく、そこに良さがあると思うのです。

だから、時間的に可能であれば、絶対に絶対に、夜明け前から歩きだしたい!

東京では、電車の始発の時間があったりするので、なかなかできないのですが、車社会の山梨は何度か行っています。

そして、夏は夜明けが早いので、冬の時期、寒〜い中を歩いて行って、夜明けが近付くとともに、自分の体温も上がっていくのが、よいのです!!

今年また、冬に山梨で、やろうかしら。



話がそれました(笑)

さて、今年の合宿は、お天気がとてもきまぐれでした。

ですので、あらかじめ決めていたスケジュールは、バタバタと崩れ落ちて、その都度、臨機応変、変更しながら進んで行きました。

それも、私にはとても意味があることのように思えました。

雨が降れば嘆き、太陽が照りすぎれば文句を言い、暑くても天を呪い、寒くても迷惑に感じて、なんだか、まるで地球を支配しようとしているのか、と私は感じてしまうのです。

地球を、上から目線で見てしまっているのではないか。

それは、なんだか違う、と感じていまうのです。

私たちよりも、ずっとずっと、はるか昔から地球はあって、人間はそこに最近現れて、地球にも誰にも許可をとらず住み始めたのではないかしら。

この地球というものは、人間のものではなく、誰のものでもないのだから、暑くても、寒くても、そういうものだ、と従うものなのではないかしら。

だって、それが自然なのだから。 

わたしたち、人間が不自然なのだと思う。

「わたしの家だ」、「俺の土地だ」と言って、勘違いして地球にテリトリーをはっているけれど、ここは、わたしの土地ではなくて、地球なのであって、その地球の自然な営みを、変えようとすることは不自然なのではないか。

そこで、雨が降ろうと、風吹こうと、文句を言う筋合いではないのではないか。

なーんて、思っているわけです。 こんなこと言うと、またいろいろ、言われちゃいそうだけど。

震災のことは、抜きにして考えてくださいませ。

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またまた、話がそれました。

今回の合宿は、雨と晴れが交互にやってきました。

だから、予測不可能。

最善を尽くしたら、すべてを天にお任せして、あとは、身をゆだねて楽しむだけ。

地球とともに、寄り添って過ごした合宿だったように感じます。

「おっし!晴れたっ!」

と、外に飛び出して、屋外プログラム。

「わぁ〜、降ってきた!逃げろー」

と、屋内プログラム。

私には、地球のオチャメさが感じられ、実は、とってもとっても、楽しかったんだな。

晴れ間も楽しい、そして、雨の音を聞いているのも、とても素敵。

その両方の空間を提供してくれた、地球に感謝です。

それは、私たちが「求めているもの」ではなく、地球が思う「私たちに必要なもの」を、最適なタイミングで、与えてくれたんだな、と感じました。

その証拠に、参加者の皆さんの団結力と、結束がとても強くなりました。

ほんと、たった3日間だけのおつきあいとは、到底思えないほどの、とても温かい雰囲気でしたよ。

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早朝の、サイレントウィーキングは、30分くらいかけて、近くのダムまで行きました。

朝の新鮮な空気が、わたしには、たまらなくごちそうに感じられました。

霧のダム湖も、とーーーっても、幻想的で素敵です!!

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軽くウォーキングをしたあとの、爽快感も手伝って、「開放的!って、こういうことを言うのね〜」、という気がしました。

しばらく清々しい時を過ごし、そして、帰り道。

徐々に、降り始めた雨は、本降りになりました。

まだ、小雨だった時は、「どうしよう。皆さんに迷惑かけちゃった。どこかで雨宿りするべきか・・・止んでくれないかな」と、ホストのわたしの心は抵抗をしていたのですが、

もう、やむ気配はなし!、と認めてからは、かなり強気でした。

「雨にぬれることを経験させてもらってるんだ」と、ずぶぬれを楽しんで、グングン歩いて行きました。

最近、ずぶぬれ、って、経験あります?

大人になると、滅多にないですよね。

実はこれが、とても「断ち切れる」感じがしてよかったのです。わたし。



そうくるか!では、いさぎよく、身を任せようじゃないか。

焼くなり煮るなり、好きにしてくれ!



・・・と、腹をくくった時のあのサッパリと、キッパリとした感じ。

ほんと。よかったです。 雨が降ってくれて。

ずぶぬれ、わたし、楽しかったんです。

なにもかも、洗い流してくれた気がします。

そして、それを、抵抗しないで受け止めて、楽しんでる自分。

まさに、浄化でした。 ほんと、良い体験でした。



帰路の途中まできたら、車なんか通るはずのない田舎の山道に、まるで刑事ドラマみたいに、ブブーン!と車が4台もやってきて(「太陽にほえろ」がわたしの頭で浮かんだ←若い人は知らない。世代がばれますね(笑))

列を作って歩いている私たちの横に、キキーーーー!と、止まりました。

バタン、とドアを開けて出てきたのは、合宿のお揃いの青いTシャツを着た、お寺のご住職。

「みんな!乗って!乗って!」

と、私たちを集めます。 かっこいいー。

ああ〜〜、なんて親切なんだろう、なんて、心があったかいんだろう。

私たちのために、4台も車を使って迎えに来てくれたなんて!!!!

愛されてるなぁ、人間って、素晴らしいなぁ〜。

わたしは感動でありがたくて、胸が心がいっぱいでした。

こんな、素晴らしい「人の温かさ」というものが感じられて、やっぱり、この雨のおかげだよな。

ご住職と、お手伝いに来てくださっていたお坊さんお二人、そして、車で途中参加してくださった参加者のAさんが、キラキラ輝く白馬の王子様に見えました。(←これも古いですか?)(笑))

すべて、あるべくして起こる、全部、必然なんですね〜。

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なんだか、話がそれて、長くなりました。

書いているうちに、楽しくなってきてしまい、いつもよりもカジュアルな文章になっちゃいました。

これはこれで、ありのまま、残しておこう。

ああ〜、合宿、楽しかったなぁ〜


(つづく)






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2012年09月27日

山寺ヨーガ合宿2012 その4「健康食できれいになる」


【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】



楽しみの一つである、お食事!

今年も、僧侶の方がボランティアで、体に優しい健康食を作ってくださいました。

なんて、ありがたいのでしょう。

このお寺の宗派は、精進料理を作る宗派ではないらしいのです。

ですので、本来ならば、お坊さんの修行の中にはお料理は含まれていないそうなので、この宗のお坊さんは、普通は、お料理は作らないそうなのですが、厨房を担当してくださった僧侶のかたは、ご自身でアーユルヴェーダのお勉強をされている方で、そのかたのご厚意で、今回、お食事を担当してくださいました。

インドの医学、アーユルヴェーダを基礎として、日本食にアレンジをしたお野菜料理でした。

とくに今年は、お砂糖も一切使わないというこだわりよう。

ボランティアだというのに、すごい頑張ってくださって、申し訳ないくらい。

本当に、恐縮です。

この場を借りて、厚くお礼申しあげます。 合掌



さて、

メニューも去年と変えてくださって、昨年から引き続きご参加の方も楽しんでいただけたと思います!

お料理が出来上がると、配膳係りのかたたちが、お台所からお料理を運んでくださいます。

朝は玄米がゆ、昼と夜は、お野菜の精進料理です。

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今年は、規則を自由にして、足を崩しても、おしゃべりしても良い、ということにしましたので、皆さんでわいわい、楽しくお食事させていただきました。

合宿が進むにつれて、みなさんの「打ち解け度」が進んでいくのがお食事の時によくわかりました。

一回目のお食事の時は、シーーーン・・・・としていて、ちょっと緊張気味だったのですが、

最後のお食事は、もう、楽しくて楽しくて!

みなさん、一つに固まらず、毎回のお食事の時の座る場所も、まんべんなくいろんなかたの隣になって、たくさんのかたとコミュニケーションをとってらっしゃいました。



お寺ですので当然、レストランと違って、お皿や、飾り付けなど、全然そっけないものだったのですが、

それでも、あんなに美味しく感じたということは、本当に、真心がこもっていたからでしょうね。

みなさん、女性も、おかわりしていました!

ありがたく、おいしく、いただきました。

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お寺での食事のルールも教えていただきまして、食前の言葉、食後の言葉、正座、沈黙・・・・などありましたが、

お箸を置くときは、斜めにする・・・・というルールも新鮮です。

こうすると、机を汚さずに済むのですね。

この、きちんとしたかたちが、心を正してくれます。

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「沈黙の食事、というのも、やってみたいです!」

とご要望をいただき、最終日の朝ごはんのときだけ、サイレントイーティングにしてみました。

目を閉じて食べてらっしゃる方、正座をして姿勢を正してらっしゃる方、ゆっくりと咀嚼して味わってらっしゃる方

みなさん、思い思いのスタイルで、「お食事のありがたさ」をかみしめていらっしゃいました。

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お食事が全部終わった後、全員一緒に、たくあんとお茶で、すべての食器をきれいにして、そして、食器についた食物の残りも、「いのち」としてありがたく最後までいただきました。

こうして、地球の恵みに感謝することも、日常に戻ったら薄れていってしまうのかもしれません。

合宿で毎回行った、食前の祈り、食後の祈り・・・・・というわけにはいかなくても

せめて、合掌して「いただきます」と「ごちそうさまでした」という習慣は、忘れずにいたいものです。

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たくさんのみなさんとともにするお食事は、とても新鮮で、みんなと繋がっている・・・・と強く感じました。

お食事自体もおいしかったのですが、それを、他人と共有しているということで、さらに美味しく感じるのでしょうね。

幸せ、いっぱい、の気分でした。



(つづく)


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2012年09月26日

山寺ヨーガ合宿2012 その3「アーサナで繋がる」



【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】




お寺で行うアーサナは、どうしてこんなに気持ちがいいんだろう。

普通にスタジオで行うヨーガと、全然違うのです。

神聖な場所だからでしょうか。

きっと、教会や神社で行っても、気持ちがいいんだろうなぁ。



本堂で行うヨガは、わたしの言葉とぴったりマッチする、バッチリのタイミングで、爽やかな風が吹き抜けます。

まるで、風が、わたしの紡ぐ言葉を聞いていて、それをサポートするかのよう。

すごいなぁ。 

外から聞こえる鳥の声、

風が木々を揺らす音、

耳には聞こえず、ハートに直接聞こえてくる山々の声。

こちらを見下ろす空と雲。

すべてがすべて、わたしたちを祝福しているように感じました。

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私自身も、いつもと違っていました。

いつもは、スタジオなので、自分自身に制限をして、

「これ以上スピリチュアルなことを言ったら、気持ち悪がられるからやめよう」

とか、

「ここには、ただ体だけを動かしたい人もいるはずだから、あまり、核心を言わないほうがいいかな」

とか、

いつも自分のエネルギーを抑制しています。

スポーツジムなどのクラスでは、とくに。

この合宿では、そのリミッターをはずして、大いなる力としっかりとコネクトして繋がったまま、

感じるがまま、受け取るがまま、口からでるがままに合わせて、誘導させていただきました。

皆さん、すごく気持ちがよさそうにアーサナしてらっしゃいましたし、わたしも、とても心地よい時間でした。

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わたしの理想は・・・・

たっぷり2時間くらいのアーサナをしたいです。

そして、抑制することなく、わたしのエネルギーをめいっぱい放出して、

みなさんを、深いところからふんわりと包んで差し上げたい。

その理想は、来月オープンする山梨アシュラムで実現しようと考えています。

私ごとになってしまいますが、この合宿で、私は自分がやりたいことのビジョンがはっきりとしたような気がします。

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本堂でヨーガをさせていただくこと、

こんなにたくさん、集まって参加してくださった皆さんのそのお気持ち、

肌をかすめる信じられないくらい清涼な風、

人生を楽しむかのように、歌い踊る鳥たち、

雲間からのぞく、太陽と、その光とぬくもり、

何百年も前からじっと人間を見つめている、大きな杉の木、

数え切れない人間たちが、昔々からこの本堂に座り、祈っていたこの空間、

お寺を包み込むように構えている、大きくて温かな森、

時折、きしむ、呼吸しているかのようなご本堂、

私たちに誘われてやってきて、天井でブンブンとアーサナを見守っている、蜂、

もう、数え上げきれないほど、

たくさんのものに、たくさんのひとに、出来事に、たくさんのエネルギーに、

感謝がいっぱいで、溢れすぎて、わたしは溶けて消えてしまいそうなほど。

本当に、本当に

ありがとう。 ありがとう。

素晴らしい時間でした。



(つづく)



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 05:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 【合宿】2012山寺ヨーガ合宿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

山寺ヨーガ合宿2012 その2「竹箸つくり」


【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


今年も、到着して、まず最初のお仕事は「竹でお箸をつくること」

自分で作ったお箸で、この3日間の合宿のお食事をいただきます。

もし失敗して、不格好になっても、そのまま、ずっと使わなければいけないのですね(笑)

でも、実はね、

失敗作も味があって、情が移って、かわいく見えてきて、これはこれでいいんだな。



さあ、さあ、まずは、なんと!

山から竹を切ってくるところから始まります。

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すごーい! ですよね、ワイルドすぎます!

なんだか、竹がかわいそうになってしまう。

こーんな、立派な竹をギコギコ、切り倒します。 竹さん、ごめんなさい。

倒れるとき・・・・・・、ドドーーン!と、かなりスリリングでした!

みんなで、「逃げろ〜〜〜〜!!!」って(笑)

間一髪で、かすめて、すり抜けた方もいて! 

こわかったー! 何事もなくてよかった。 いや〜、エキサイティングだった〜!

楽しーい!!

わたしはあわてて逃げたので、大きくて密な、がっつりしたクモの巣に、頭からつっこんで、ネトネトになりました(笑)

あはは〜。 クモさん、sorry!



さあ、お箸サイズの長さに竹をギコギコ切って・・・・

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男性の参加者に、すべてお任せしちゃいまして、ありがとうございます★



そして、お箸の厚みに縦に、パカッ、と割っていきます。

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これは、女性もみんな、パカッ! を体験しました。

コツがあるのですが、それをつかんでしまえば、とても簡単。そして、楽しい★



小さな小刀を使って、シュッシュッ・・・・竹を削って・・・・

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ひたすら、削って削って、きれいになめらかにして、自分好みのお箸に仕上げていきます。

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こだわりが出てきちゃったりして、なかなか、終了できません(笑)

みなさん、それぞれ、個性豊かに作ってくださいます!



この竹箸つくり、やってみると、想像以上に断然楽しいんです。

こんなに集中力ってあるのかー! というくらい集中できます。

できあがっていくお箸も、かわいくなってきます。

ある種、これは、「瞑想」ですね。 素敵です。



「去年作ったお箸を、家でも使ってますよ〜」

と嬉しいことを行ってくださったかたも。

今年は、菜箸用の長いお箸を作ってらっしゃいました。

お土産用に何本も作ってる方もいたり、一膳を時間をかけて、じっくりとみっちりと整えている方もいたり、

みな、それぞれ、お箸にも、取り組み方にも個性がでますよね。

みんな、それぞれで、いいんですね。 比べる必要のない「自分らしさ」です。

集中してなにかを作るって、とっても楽しい★

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(つづく)





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2012年09月24日

山寺ヨーガ合宿2012 その1「自己紹介」


【 9/15〜17 に行いました山寺ヨーガ合宿2012 のリポートです】


さあ、さあ!!

待ちに待った今年の山寺ヨーガ合宿!

一年間、本当に、本当に、待ちました!!

昨年、私の中で大成功!だったので、今年もぜひ楽しい時間を過ごしたい!と思っていました。

私はホストですけど、私もめいっぱい楽しむつもり★



今年もバスの運転手さんがとても良い方で、にこやかにお話をしてくださいます。

海ほたるでの休憩を経て、あっというまに山寺に到着しました。

新宿からたった2時間半だというのに、この異次元空間!

まるで、時代を間違えてタイムワープしちゃったかのようです。

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古い歴史のある階段を一段一段のぼると、ひとつひとつ、日常のしがらみを脱ぎ捨てているような気がしました。

ここで、身も心も浄める、神聖な時間。

素敵な3日間になりそうで、ワクワクします。



お寺なので少しだけルールがあり、まずは仏様にご挨拶をします。

現代の日本人はあまり宗教心が薄いのかな、と感じられますが、こうやって抵抗なくお経を唱えられるということは、

先祖代々から伝わってきている日本の宗教心の血が、知らずに引き継がれているのでしょうね。

わたしも無宗教ですが、お経も、讃美歌も、マントラも、ラマダンも、なんの抵抗もないですし、むしろ心地よい。

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参加者と、お寺の関係者のかがたと自己紹介をします。

皆さん、最初だからまだちょっとだけ緊張気味。

目がキラキラしていたり、恥ずかしそうにはにかんでいたり、ポーカーフェイスを装っていたり、

それぞれが、「いつもの自分」を脱ぎ捨てて、「ただのわたし」になる準備をしています。

この時はちょこっと緊張気味だけど、このあとの滞在中、大きな笑い声に溢れた仲間たちになるのです。

それぞれの個性豊かな自己紹介を、みなさんで円になって行いました。

皆さんの期待とワクワクが、円の中心にふんわり渦になって、そこでわたしたちを見守っていたように感じました。

この仲間たちと何が起こるのか、自分はどう変わるのか。

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集まってくださったみなさま、ありがとうございました。

本当に、ありがたいです。

今年も、山寺ヨーガ合宿、はじまりました。


(つづく)



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