2020年04月30日

今の時期にお勧めのドキュメンタリー映画



みなさん

こんにちは。

わたしのお勧めの映画「祈り〜サムシンググレートとの対話」という映画が、期間限定でストリーミングされています。

ネットはおろか、DVDでも存在しない、この映画。

どこかで誰かが自主上映しているときでないと、見ることができないという貴重なこの映画が、いまこの世界危機だからこそ必要!と、5/10までストリーミングしています。

わたいしは過去に2回見まして、ものすごい共感と納得と、この大事なことを、わかりやすく伝えてくれて大感謝でいっぱいでした!!!

ぜひ、レンタルして見てください。



映画「祈り〜サムシンググレートとの対話」のストリーミングレンタルできるリンクはこちらです。
https://vimeo.com/ondemand/inorijp?fbclid=IwAR3jOGvrcTAILdZ_AOFOq9hV9ucfQ09jjqFpHywUobpK5JgJC_VAJ8ZbYIA


私の当時のこの映画に関するブログ記事はこちらです。
2012年
http://yukismyogaism.seesaa.net/article/387534947.html


2014年
http://yukismyogaism.seesaa.net/article/387535349.html



画像は、とあるドイツの湖で、祈りのオブジェ。

祈り2.jpg


と、それを、せっせと作る、祈りのわたし。

祈り.jpg


どんな行動も、意識を向ければそれは祈りになる。
世界に、愛の渦が巻き起こりますように。
合掌
ユキ





posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 20:37| アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

バリ ケチャダンス動画



バリにて。

大好きなケチャダンスの動画をシェアします。

とにかく、エネルギーがすごいんです。

人間って、本当に素晴らしい!

神に捧げる、バイブレーションがものすごい好き!






posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 09:25| アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月29日

映画「その男ゾルバ」



古い映画を、レンタルDVDで借りてきました。

ギリシャのクレタ島を舞台にした物語。

「その男ゾルバ Zorba the Greek」


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ゾルバが、ただのおちゃらけた男ではなくて、よかった。

酸いも甘いも、苦しみも愛しさも、いろんな悲しみも痛みも、全部、経験して味わい尽くした後に、

すべてを「手放した」、潔さ、と、エゴのない愛、そして、自分の無邪気さに忠実。

いろんな欲望も、ネガティブ感情も、すべて楽しんでいる。

弱者に対しての大きな愛があり、とはいえ、社会の理不尽さへの怒りはない。

それは、怒りやジャッジメントを超越しているからだと感じる。

ゾルバが、ただの女好き、酒好きのバカ男ではなくて、よかった。




心の残った言葉や場面から、わたしが感じたこと・・・・。



********


「あんたみたいに、本ばっかり読んでる人には、善いことと悪いことのジャッジはできるかもしれないが、ハートで感じることはできない。 心と体と声で、表現することはできないんだよ。 そんなやつの言う言葉は信用できないね、俺は。」





きちんとこのとおりのセリフだったかどうか細かいところは忘れてしまいましたが、このような内容でした。

まったくその通りだ。

お勉強ばかりして、本を読みあさって、どんどん頭でっかちになっていって、「本来の自分」とのつながりが絶たれてしまう。

大切なことは、自分の感性を自分自身で表現して、そして、そこから感じることで、先に進んでいくことだ。

「生きる」ということは教科書には載っていない。

それは、「自分を生きる」ということ。 

それは、他の誰かがあなたのために、あらかじめ本にして書いているわけがない。

「自分を生きる」ということは、どんな偉人や賢者や聖者の本にも、さまざまある聖典にも載っていない。

それらは全部、昔の誰かの経験談であって、その経験は、その昔の偉い人のために必要な経験ではあったが、あなたのためのテキストにはならない。

なぜなら、昔の偉い人の人生は、「あなたの人生」ではないからだ。

わたしたちは、それらを「参考にする」ことはできる。

「参考にして、自分が感じる道を進む」ことはできると思う。

でも、それらの教えや、誰かの生き様の通りに生きようとすることは、ただのコピーロボットを目指しているだけだ。

だから、大切なのは、「自分というシナリオを生きること」。

それを生きて、表現すること。

誰か昔の偉い人が言ったことや、行ったことの真似じゃなくて。

わたしにとってのヨーガも、そういう存在。

ただの聖典の真似ではない。



*********



村人たちがこぞって、未亡人に攻撃している場面。

なんの罪もないのに、美しいというだけでたくさんの嫉妬をされ、

どの男たちにも甘い顔をしないという理由で、男たちから憎まれてしまう。

村人全員からの憎まれ役になる女性。

なんという理不尽さ!

わたしは、腹が立ち、そして、ものすごく悲しかった。

でも、世界ってこれも現実。

人々は、個人個人では、善いと悪いの分別がつくのに、集団になっちゃうとものすごい残酷なことを平気でやってしまう。

ひとりだったらやらないはずなのに、みんながいると、残虐性が盛り上がっちゃう。

わたし、本当に許せない。

どんなことでも、なんにせよ、「みんながやってるから、私もやる」・・・・行為が、一番、わたしの生きかたと馴染まないこと。 

日本はその風習がものすごい顕著。 日本のここは好きじゃない。

わたしは、わたしのハートに従って生きる。

そして、結局、未亡人はただの「はけ口の無いイジメ」で、殺されてしまう。

ゾルバは、その彼らの極悪な態度を

「やつらは、未亡人のことが好きで、全員、彼女と寝たいのさ。でもそれが叶わないから、愛が憎しみの形に変わってしまっているんだ。」

と、ズバリと真理をつく。

それは、そうかもしれない、でも、なにがそうさせるんだ? 平和ってなんだ?

でも、わたしが怒る場面で、ゾルバは淡々と、その現実社会を分析して、とても冷静に語っている。

すごいな、ゾルバ。

酸いも、甘いも、すべてを経験して、超越した余裕だな。



*****************



「結局、俺らは死ぬんだよ! 人生楽しまなきゃ!」

「なんだよお前は、女にも興味ないし、イルカにも興味ないのか。 本の読みすぎだよ」




人間は、「ワクワク」が失われたらおしまいだよね。

「そんなに深刻にならなくてもいいんだよ! 私たちどうせ死ぬんだよ!」

これは、わたしがしょっちゅう、友人の何人かに言っている言葉。

ゾルバとまったく同じで、笑っちゃった。

ワクワクしていようよ! 

そのワクワクすることが、現実的にできるか、できないかは、別として、ワクワク、常にしていようよ。

仕事も、家族も、いま抱えている問題も、なんとかなるんだよ。

絶対に、なんとかなるんだよ。

ダメだと思えば、全部、ダメになるんだ。

だから、ハートのままに、生きるのだよ!



***********************


ゾルバの胸の中で死んだ女性の葬式ができないことを、「ひどいな!」と言われた時。

「彼女はもう死んだんだ。なにも感じやしないよ」

これも、ただのおちゃらけバカ男の口から出た言葉だと、こんにゃろー!となるかもしれないけれど、

それまで、好きでもない彼女のお世話をして、結婚の約束までしたゾルバの口から出てきたから、

やけに、深いなぁ〜〜〜、と感じた。

そうなんだよ。

肉体は、死ぬんだよ。そして、肉体は、彼女の肉体であったけれど、彼女本来ではない。


**********************


あと、もっと、いろいろ感じたのだけれど、長ーい映画だったので忘れてしまったのと、

覚えているんだけど、過激な意見過ぎてここには書けない(笑)

だから、直接会う人にだけ、そのタイミングがあったらシェアしまーす。







posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 22:37| アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

ミュシャ展@国立新美術館



ミュシャ展 大好きなチェコの画家。



素晴らしかった。圧巻!スラヴ叙事詩!


ミュシャ.jpg



息をのむほどの迫力。 

目が離せなくなる強い引力。

人々がそこに今、生きているように感じ、その人間たちの魂に心奪われる。



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壮絶なまでの悲しみと苦しみと怒りを、とても繊細に、こんなに美しく描けるなんて。

この感性、大好き。


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写真集も買ったけれど、やはり生のがスゴい。

もう一回見に行くつもり!


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 21:54| アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

映画「誰も知らない」



またまた、ドイツで日本映画を観に行ってきました。

期間限定で7日間だけの日本映画イベントでしたので、続けて行っちゃいました。



「誰も知らない」(英語名 Nobody Knows)
http://www.kore-eda.com/daremoshiranai/index.htm



これも、是枝監督の映画だそうです。

日本語で映画が見れると、楽でよいです。

今回のこの映画は、ノンフィクションのストーリー。

とてもせつないです。 

どうしようもないんです。 

この子供たちは、どうすることもできない。

見ていてとても苦しいけれど、

でも、淡々と困難な状況を、ただ受け止めて、ただ受け入れて、ただ淡々と過ごしていく子供たちをみて、なんだか、とても「悟り」を感じました。

あるドイツ人は「ああ、これはある意味、ラブストーリーだね」と言いました。

確かに。

兄弟姉妹、コンビニの店員さん、中学生のお姉さん、静かに愛が交歓されているのが見えます。



母親役のYOUがベストキャラで、ピッタリのはまり役だったので、余計にだらしない母親への嫌悪と、淡々と苦難を過ごしている長男の冷静さへの同情が、比例して起こります。

誰も気づかない社会の大人たちへの憤りや、母親や父親や、簡単に子供を作ってしまう人々、そして、捨ててしまう人々への怒りなど・・・・

そういったものは、当然のこととして起こるわけですので、それは、説明を省くとして、

それ以上にわたしが大切だと感じたのは・・・・・、

子供は神とつながっているということ・・・・・。



よい映画でした。

合掌







posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 02:24| アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

映画「ワンダフルライフ」



なんと、ドイツにいながらにして日本映画の鑑賞をしてきました。

日本名だと「ワンダフルライフ」

英語の名前だと「AFTER LIFE]になっていました。

なぜでしょうね?

http://eiga.com/movie/33208/





是枝監督の映画を観たのは初めてでした。 

有名な監督なのですね〜。 世俗に関わっていないわたしは、無知です〜。



この映画は、人々が亡くなったあとに、7日間だけ滞在する場所で、自分の人生を振り返って、ひとつだけとても幸せだった場面を映画にして残すことができる・・・・という、物語です。

その、シナリオ設定が面白いですね。

それだけではなく、様々なひとたちの人生を振り返る姿勢が、とても興味深いです。

どんなふうに、人は自分の「生」というものと向き合っているのか・・・がよく描写されています。

その人の「人生の向き合い方」そのものが、すべて現れています。

そして、その映画を見ている、こちらがわのひとたちにも、自分は人生とどう向き合っているのか・・・・・を改めて考えさせられる。

深いですね。 

撮影の仕方が、まるで古いホームビデオ(性能が良くない)で撮影したかのような、親近感があって、まるで、その場所に実際にいるかのような感覚にさせてくれます。

そして、

役者さんたちがとてもナチュラルで、もしかしたら、素人さんなの?という感じなナチュラルさ。

そして、台本を読んでいるのではなくて、自分の人生経験や、そのときのそのままの感情で話している感じで、まるで、演じている感じがしない、リアル感が、より人間っぽさを生々しくさせています。




日本映画は、深いですね。

でも、その「深さ」がわかるのは、繊細な日本人だけなんでしょうね。

映画館にいたドイツの人たちは「え?なんでここで?」っていう場面でケラケラ笑っていて、びっくりでした。

しかも、何度も、ありました。

どういう翻訳しているんだろう?と不思議ですが、日本人にしか感じとることができない「わびさび」は、

西洋の方には、到底、理解不能なのでしょうね〜。

周りの声を聴くと、「沈黙が多くて、大きな動きが少なくて、とても長く感じた。意味がわからなかった」と言っていました。

西洋人には確かにそうかもねぇ。

その「沈黙」の中から、微妙な心の動きや、せつなさを感じとれるのは、やはり、感性が豊かな日本人じゃないと難しいのだろうなぁ。




さて、映画の中で印象に残った問いかけです。

「あなたの持つ記憶の中で、人生の中で最も最初のものは?」

わたしは、2〜3歳のころの記憶です。

わたしは保育園にこのくらいの年から預けられていました。

わたしを置いて、母の車が向こうに小さく遠ざかっていくのを、悲しくて、ワンワン大泣きしながら見ている時の映像をまだ、確かに覚えています。

わたしは、誰かの胸に抱かれていたのでしょうが、ものすごい、暴れたのだと思いますが、掴まれて、自由を奪われて、遠ざかる母の車を追いかけたいのに、まったく許されずに動きをすべて制されて、自由を奪われたそれも悲しくて悲しくて・・・・・

そんな記憶が、わたしの一番小さいときの記憶かな。今世では。

あなたは、どうですか?



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:53| アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月07日

金生遺跡・八ヶ岳原始楽団


山梨県北杜市にあります「金生遺跡」という縄文の遺跡で

友人がパフォーマンスショーをしましたので観に行ってまいりました。


八ヶ岳は、いつ来ても本当に素晴らしい波動です。


八ヶ岳.jpg



すっきりと整っている。

気持ちがよいです。



舞踏とコンテンポラリーを融合させた、素晴らしい、唯一無二のフリーダンスと演奏でした。

わたしは、身体が動いて、一緒に踊りたくて仕方ありませんでした。


原始の響き2.jpg



原始の響き1.jpg




この八ヶ岳から、「縄文」の愛と平和の波動を響かせてくれて、

どうもありがとう。

いまのわたしたち日本人に必要なのは、縄文の和や愛、平和と調和のエネルギーをよみがえらせることだと思う。






posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

ライブ「アリシア・ベイ・ローレル」



先週のことですが・・・・

アリシア・ベイ・ローレルさんのミニライブに行ってきました。

山梨県北杜市にあります、古民家を改装して経営さえれています、マクロビカフェにて行われたイベントで、

大盛況で、満員御礼でした。


アリシア・ベイ・ローレル.jpg



アリシアは、わたしの大好きなこの本の作者さん。


アリシア・ベイ・ローレル3.jpg


わたしはこの本が、本当に、とても好きなのです。

ナチュラルに、地球とともに生きていく、バイブルですね。



生の彼女を見るのも、歌を聴くのも初めてでした。



アリシア・ベイ・ローレル2.jpg



うまいとか、へたとか、そういうジャッジメントの概念を飛び越えて、

ただただ、シンプルに「ハートフル」でした。

観客席には、お久しぶりにお会いする友人も何人かいて、

会いたいな、と思っていた人にお会いできて、うれしかったな。

秋の夜長・・・・ゆるやかな・・・・・、素敵な時間を過ごしました・・・・❤


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月23日

映画「ラサへの歩き方〜祈りの2400km」



映画「ラサへの歩き方」

http://moviola.jp/lhasa/


近場ではどこでも上映していなかったので、車で2時間30分かけて見にいってきました。

ティーチングの後で、エネルギーを使い果たして、ヘトヘトでしたが、頑張って行ってよかった。

素敵な映画でした。

黙々と、ただただ、五体投地で祈り歩く過程を撮影した映画でしたが、ぐんぐん引き込まれました。

途中にいろいろなハプニングがあり・・・・怪我、体調不良、体の痛み、事故、出産、死、鳥葬・・・・そのたにに、ただ淡々とそれらに向き合い、受け入れる・・・・。

チベットの信仰の人々の、何が起こっても中庸である精神性は、まさにブッダです。

そして、一年もかけて五体投地をして祈り歩く彼らには、なんのエゴのなく、ひたすらに純粋でまっすぐ。

清らかな祈りに、心を打たれまくりました。

本当に素晴らしかった。




posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月15日

シタールコンサート



甲府市にあります「クリスタルミュージアム」にて、

知り合いのシタール奏者のかたと、タンプーラ奏者のかたのコンサートがありました。

この、クリスタルミュージアムの巨大なクリスタルたちに囲まれた中でのコンサート・・・・・

とても、素晴らしい波動です。

石好きのわたしは、もう、最高です。


クリスタルミュージアム1.jpg



わたしは、インドのサリーを着て、ちゃんと眉間にビンディーもつけて、インド全開で行きました。

いや〜、目立ちましたね〜(笑)

途中に立ち寄ったコンビニでも、目立ちましたねぇ〜(笑)


シタール.jpg



コンサート終了後、シタール奏者の伊藤公朗さんと記念撮影。

ははは、まるで、わたしが演奏したみたいです(笑)



クリスタルミュージアム2.jpg



インド伝統音楽は、わたしのツボにすっぽりとはまります。

神に捧げるサウンド、祈りの音・・・・。

素晴らしい時を過ごすことが出来ました。

素敵な時間と、良き出会いに感謝いたします。




posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

映画鑑賞「LISTEN」




ずっと気になっていた映画を観に行ってきました。

「LISTEN」


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聾者のかたがたが身体で音楽を表現していくドキュメンタリー映画。

映画は、完全なる無音の58分間で、チケットカウンターで渡された耳栓をして、

空調の音や、周りの人の咳払いなどのあれこれさえも、まったく聞こえない世界で、

「無音」を体感しながら入りこんでいく時間でした。

自分の心臓のバイブレーションが感じられ、そして、自分の呼吸のリズムに寄り添い、

生々しく「生きる」という感触に浸りながら、

映画の中で踊る聾のかたがたの「無音の音楽」と、共鳴して胸が震えました。

すごいインスピレーショナル。

音が聞こえないことは、ほかの素晴らしい感性が聞こえることなのだ、と感動しました。

そして、

「生きること」は「表現すること」だと、強く、強く感じました。

posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月11日

映画「永遠のヨギー」


渋谷 ユーロスペースにて

「永遠のヨギー」を観てきました。


ヨガナンダ.jpg



ヨーガを真剣に実践するものはだれでも知っている、パラマハンサ ヨガナンダ師のストーリーを映画にしたものです。

ヨガナンダ師は、インドのスピリチュアルな思想を、物質社会個人主義であるアメリカに広めるという偉業を果たしたかたです。

愛に溢れて、愛に生きた人とも言えます。

結局のところ、ヨーガは「愛」に行きつきます。

本来の源であるところの「愛」に近づくためのひとつの手段として、アーサナなども存在しています。



映画の中では、愛にあふれ、愛に生きた、ヨガナンダ師の姿に、なんだか自分がかぶっていくような感覚があり・・・・・

体の全細胞が震えました・・・・・・・。

激しく納得し、言葉ではない部分で、わかっていることを改めて再確認して、

涙も出てきました・・・・・。

ピンときた方は、どうぞ、観に行ってみてくださいね。











posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月08日

観劇「談ス」



渋谷にて・・・・・、ギリギリ間に合いました。

「談ス」

三人のダンサーさんが、肉体を使って表現する舞台です。

コンテンポラリーで抽象的な、わたしの好きなど真ん中な感じで、ほんっとうに、よかった!

山梨から大急ぎでやってきて、ぎりぎり間に合ったけれど、来てよかった〜。

日本にいると、宇宙からの依頼がわんさか降りてきて、とてもとても忙しい生活なのですけれど、こうやって、ちゃんと息抜きの趣味の時間も与えてくださる、神様に感謝です。



談ス.jpg




わたしは、相当!スピリチュアルな人間ですが・・・・・(笑)

2年位前から、やはり、肉体(三次元)あってのスピリチュアルだな・・・・ということに改めて感動します。

目に見えないものも確実に存在しますが、それだけに偏ってはいけないのです。

だって、目に見えて手で触れる体を持っていますし、そして、人間だけが「楽しむ」という「特権」を持っていますから。

人生、楽しんで、よいのです。

それが、スピリチュアルにつながるのです。

制限は、スピリチュアルから、遠ざかります。

そのことについては、すごく深いから、また後日、きちんと、書こうかな。



そんなわけで、「談ス」、とっても素晴らしかった〜〜!!

森山未來さんはじめ、3人の男性ダンサーさんたち、とても素敵でした。

ネットでチケット予約したのですが、なんと、ラッキーなことに最前列でした。

間近で、熱気を感じられて、うれしかった〜。

終了の時は、「ありがとう〜〜〜!!」と舞台の3人に向かって叫びました!











posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月01日

絵画展「精霊の森へ」









先日、

友人の個展に遊びに行ってまいりました。

山梨県のとある山奥にあるキャンプ場に併設したカフェにて、友人の絵画の個展は開かれていました。

本当に、優しくて、包み込まれるような素敵な絵画です。

すべてに、宇宙のゆっくりとしたエネルギーが溢れていました。

すべてに、愛と抱擁が満ちていました。



彼女が絵を描き始めたのは半年前だそう。

ある本を読んだことがきっかけに、変容が起こったのだそう。

すごく、わかります。

わたしも、その本を何度か読んだことがあります。



ハングドラムの演奏を聴きながら、控えめにゆるやかに舞いました。

なすがままに、響きに導かれるままに、体が自然と動く方向へと・・・・・。

最高の瞬間です。 

写真から、どれだけの光の存在たちがわたしをサポートしているかがわかります。

愛。愛。愛。

ありがとう。ありがとう。


精霊の森.jpg



人間は、自分の知らない未知なる可能性を、まだまだ、まだまだ、秘めています。

いま、そのかたの問題となって起こっている、身体や心の不安定、不具合、痛みや苦しみなどは、

その、秘めたる可能性を開くドアなのだと感じます。

彼女は、ある本を読んだことがきっかけで、気づき、目覚め、覚醒、変容、解放・・・の過程が進んだのだと思いますが、

わたしは、「その本」の役目となりたいと願っています。

そのプロセスをたくさんのかたにお手伝いしていくことを、人生のお仕事と感じています。

ヒーリングや、エネルギーワークや、ヨーガのお教室・・・・だけではなく、

旅をしていてお会いしたかたがた、すべての皆様が、より自分らしく生きていかれますように、

わたしが存在し、私と関わることで、みなさまがたくさんの気づきを得られることができますように、

そんな想いでおります。

それには、わたしが、わたしとして、あるがままで、自分自身を愛し、人生を楽しみ、リラックスして生きていることで、

わたしの魂としての存在から、周りのかたのお手伝いができるのだと、感じています。

あら・・・・、友人の絵画展の記事のはずが、違うことを語ってしまいました(笑)


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月28日

ケルティックキャンドルナイト



昨夜は、

北杜市のわらぴよ食堂さんで行われました、

KURIさんの、ケルティックキャンドルナイトにお邪魔しました。

音楽は、ハートを柔らかく開きますね〜。

サウンド・・・・響き・・・・大好きです。

サウンドの響きは、思考を超え、言葉もいらず、理屈を抜きにして、ダイレクトに源とコネクトします。

はぁ〜〜〜っぁ、素敵だったぁ。

そして、

やはりわたしは、ドラムとディジュリドゥが、たまらなく好き。

体が動きたくてウズウズして、演奏の最中、気持ちよすぎて、トランス入りすぎて、

こっそり、別室の和室でひとりで踊っていました〜(笑) ははは。

見られても恥ずかしくないけれど、でも、迷惑かけちゃいけないですからねー。




素敵な夜だったぁ〜、ので、記事にして、波動をみなさんとシェアさせてください。



ケルティックキャンドルナイト.jpg





posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

「Under the same sky 福島と山梨をつなぐ」根津記念館



山梨県山梨市 根津記念館にて。


根津記念館5.jpg



「Under the same sky 」 という

こぢんまりした展示会がありました。

アーティストの友人が作品参加しているので、ぶらりと立ち寄ってみました。



福島と山梨をつなぐ・・・・というコンセプトの企画だそう。



根津記念館.jpg



企画者のかたの情熱が、ひしひしと感じられて、静かに感動します。


根津記念館2.jpg



宇宙的な観点からの、アート作品が展示されていました。

ほかに観覧するかたがいず、わたしひとりでしたので、

ゆっくり、じっくり、空間とアートを感じさせていただきました。

そのかたがたの感性が、形となって表れているのを見るのは、

本当に、ハートに響きます。



根津記念館3.jpg






根津記念館、初めて行ってみましたが、中庭もあって、のんびりできますね。

とにかく、人がいなくて、静かでよい。

ポカポカお天気の中、ゆるやかな午後を過ごせました。

セルフタイマーで、ひとりポーズ。


根津記念館4.jpg


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2016年04月14日

草場一壽さん個展



東京のお仕事の合間に、銀座まで足を延ばしました。

久々の銀座。


銀座.jpg



みなさん、お行儀がよくて、カッチリしています。

20代のころは、銀座の街を、ハイヒール履いて、カツカツ歩いていたなぁ、わたし・・・・

とちょっと、遠い記憶にほんのり微笑んでみたりして。




今日のお目当ては、草場一壽さんの個展です。

とても、とても、好きなアーティストさんです。

女神さまの絵を描かれることが多く、本当に、繊細でため息が出ます。

大好きです。

大好きです。

今回わたしが、ドキュン!と射貫かれたのは、

コノハナサクヤヒメ

アメノウズメノミコト

黄金の龍

天照大神〜弥生〜バージョン

・・・・・ポストカードはセット販売だったので、それ以外も、自動的にわたしのもとに来ました〜



草場さん.jpg



神々しい・・・・

とても神聖なバイブレーション・・・・。

大好きです。

大好きです。

我が天空の森のギャラリーセレクションに仲間入りします〜








posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月08日

(芸術鑑賞)「世界報道写真展」


「世界報道写真展」

池袋 東京芸術劇場にて



現実の真実を知り、感じることで、

世界は深まる。

世界には光も闇も、真実として存在する。

目をそむけずに、見ることも大切。

私たちの生きる、この地球上の世界で、起こっている真実だから。

わたしたち、一人ひとりの中にも、闇がある。

目をそむけ、光ばかり追いかけていては、変容はありえない。

きちんと、見る。

そして、そこから、しっかり学ぶ。


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2015年06月11日

映画「ダライ・ラマ14世」


映画「ダライ・ラマ14世」


このおかたは本物です。

ぜひ、見に行ってください。すべての日本のかたへ。

みるべきですよ。





本当の意味での豊かさとはなにか。

わたしたちができる平和とは。





わたしは、なじみの深い、チベット、ラダック、ダラムサラの映像を見て、

なぜ、私はこうして、東京の映画館のシートに座って、この映画を見ているのか、とてもおかしな感じがしました。

今すぐ飛んでいって、現地で一緒に祈りたい衝動に駆られましたし、そうすることがとても自然だと感じました。





映画からのメッセージで、日本の皆さんに伝えたいことがたくさんあります。

でも、たくさんありすぎて、伝えられないし、私が伝えると非難がましくなってしまうかもしれないから、書かないことにしました。

ですので、ぜひ、見に行ってください。

スピリチュアルに興味のある方は、本物のスピリチュアリティを見てみてください。





映画で真理に涙を流したあと、映画館を出たら、あの、ノイズとコンクリートと人間が溢れている渋谷の街の中を、激しい違和感を感じながら歩いていました。

世界の平和のために全身全霊で祈っているチベット人たちと、この渋谷の街を歩いている怒りっぽい人々。

平和のために学び、勉強が楽しくて幸せだと言うチベット難民たちと、人生の意義がなんなのかわからずに閉塞感から不満ばかりを言う日本の若者たち。

ものすごいギャップだけれど、

ある意味、世界のバランスは、こうやって、調和しているのかもしれない。





どうして、わたしは日本に生まれたのだろう。

子供のころからの違和感。

ミドルエイジになってしまったこの歳まで日本に馴染めない私は、馴染めないからこそできる、日本でのお仕事がある。



宇宙のお仕事、がんばろう。

神様、存在させてくれてありがとう。



また、来週の東京でのお仕事の合間に、もう一度、ダライラマを見に行こうかな。

http://www.d14.jp/

合掌



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月10日

映画「あん」


素晴らしい映画でした!

映画 「あん」



樹木希林さん、永瀬正敏さん、本当にいい役者です。

中学生役の女の子も、憎たらしい浅田美代子さんも、市原悦子さんも、とても素晴らしい。

きっと、ほとんどアドリブなんだろうと思いました。

素晴らしい役者さんたち。

なにより、人間を身近に感じさせる、カメラワークが最高に盛り上げてくれました。

様々な人生の、様々な人間的苦悩を描きつつ、それでもなお、人と人の支えや温かさ、人を信じること、自分を信じること、、、、、ハートに響くことがたくさんありました。

家出をした中学生の少女は、かつての自分とかぶって、切なくなりました。

いろんなシーンで泣きました。

でも、泣くポイントが人と違ってたから、みんなそれぞれの響きがあるんだな、と思いましたし、 どんなかたにも響かせるように、いろいろな方面から、多岐にわたり、ハートを揺さぶるポイントを作っていることに、感心しました。

それから、日本映画特有の「曖昧さ」というか、「想像させる」というか、「全部言わないけどわかるだろ」というか、そのとても繊細な感性は、日本人にしか作れないし、また、日本人にしか感じ取れないだろうなぁ、としみじみ思いました。

日本人って、すごいです。世界一ですよ。

そして、やはり、女性の監督でないとこういう、繊細で奥深い、向けば向くほど・・・・・的な映画は作れないし、男性だと、こう演出はできないだろうなぁ、と思いました。

いや、本当によかった!

樹木希林さんが演じたように、風のような、空気のような、愛。 

本当に、素敵です。

感性豊かな方は、ぜひ、見てみてください。

甲府では、6/12金曜までだそうです。

ほかの地域はどうかな?

このサイトでチェックしてください。

http://an-movie.com/sp/






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2015年06月03日

映画「美しき緑の星」


見るべき映画。 「美しき緑の星」

本当の意味で地球に住むことを、感じさせてくれます。

私はこの映画を見て、とても懐かしくて、思いだしたことがたくさんあって、この映画を作ってくれたかたにありがとう、と思いました。

この動画は、アップされても、次々と、なにものかに、すぐ、削除されてしまいますので、

できるだけ早めにご覧ください。

再生してみたら、すでに削除されて見れなかった方は、タイトルで検索すると、まだ削除されていない動画が見つかるかもしれません。


http://video.fc2.com/content/20150512gC5r3kSd/&otag=1&tk=



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2014年10月17日

清春芸術村美術館「東山魁夷展」



少し前のことです。

北杜市の 清春芸術村美術館に行ってまいりました。



この、敷地すべてが芸術です。

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広々とした自然の中にたたずむ姿が、すがすがしい。

礼拝堂もありました。

中に入らせていただくと、とても美しいイエス像が、光を浴びていました。

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なぜかとても、胸が熱くなりました。



夕日に映えて、白樺もとても美しかった。

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自然は、素晴らしい。



東山魁夷さんの作品が展示されていました。

彼の作品、とても素敵ですね。

森の神秘に魅了されたのですね。

森の音が聞こえています。

宇宙からのきらめきが降ってくるのがわかります。

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彼の人生のある期間限定で登場してくる白馬も素敵。

彼自身の内なる光が表出して見えたのでしょうか。

心に響く作品たちでした。

ハートが敏感になっている時期でしたから、言葉にならないたくさんの宝物を頂きました。

ありがとうございました。




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2014年09月09日

「TenQ 宇宙ミュージアム」@tokyo dome city



いやぁ、これは楽しかった。

「TenQ 宇宙ミュージアム」tokyo dome city 

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宇宙とのご縁が深いわたし。

ほんっとに、ワクワクでした。


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入ってすぐの始まりの部屋、その次の空の部屋が、大好き。

わくわく、が止まらない。




その奥に進んだ、宇宙観測機のお部屋も、楽しかった〜。

知らない星もいっぱいあって、すごい楽しかったし、

とってもわかりやすくて、ためになったー。


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火星の映像なんて、ずーーーーっと、見入っちゃった。

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おもしろすぎる、宇宙。



そこから奥に入った、ゲームのお部屋は、わたし的にはイマイチで、

なんだか急に世俗的で、がっかりだったけど、

あれはあれで、まあ、よしとして。



最後の出口付近の宇宙も、好きだなぁ〜。

ここも、なかなか、離れられなかった〜。

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また、行こう!

何度行っても、好きだと思う〜。

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2014年08月29日

おススメ映画


「目覚めよ!パラマハンサ・ヨガナンダ」

これ、絶対に、見る。

いつから見れるのだろう。


https://www.youtube.com/watch?v=TWECx4V9IOw&feature=youtu.be



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2014年08月26日

ピアノリサイタル


8/20の夜。

大好きな作曲家のかたのピアノリサイタルに行ってまいりました。

彼の生ライブを聴いたのは、昨年。

ある方の自宅にて行われたある個人製作映画の試写会に、

作曲家の彼がプライベートで来ていたところに、

わたしも、ひょんなことから、当日飛び入り参加させていただきました。

ちょうど、満月、間際の夜でした。

自由に、好きなように弾いてくださる彼の演奏と、

ピアノが好き!という、彼の情熱に感動しました。

それからずっと、私も彼のピアノが好きです。



先日の彼の初のピアノリサイタル。

素晴らしい夜でした!

なんてなんて、温かい、心がこもっているのでしょう。

とっても、あったかい、彼の人柄がよく伝わってきました。

ズキュン、とハートに響くポイントがあり、途中、涙が止まらなかったりして。

あー、なんて素敵だったんだろう!

6日たった今でも、まだ、余韻が残っています。

素晴らしい時間でした。

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2014年08月08日

清里 フィールドバレエ 白鳥の湖



昨夜、

清里の萌木の村で行われています「フィールドバレエ 白鳥の湖」を観覧してきました。

知り合いの御家族がダンサーとして出演していまして、そのご縁で、前列の席をとってくださいました。

初めてのバレエ観覧で、前から7列目!という、すごい臨場感のある席で、なんて幸せなんでしょう。



いや〜〜〜、本当に、すごかった。

素晴らしかったですよ!!

感動で興奮です。

一晩経って今朝も、まだ、余韻が残っています。


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人間って、あんなに美しく体を使うことができるんだ〜、とか

どうやったら、あんな動きができるんだろう〜、とか、

本当に、すごいすごい、練習して、訓練して、努力して、この美しさが出せるんだろうな、とか

ダンサーさんは、何度も泣いて、苦しんで、挫けそうになって、そして、今があるんだろうな、とか、

いろいろ、感じたら、涙が溢れてきました。

くるくる、連続でターンするソロダンスのときなんかは、

「がんばれ、がんばれ、バランス!がんばれ!」って、ダンサーさんを応援していました。

「みんな、転ばないで、気をつけて、後悔しないように踊りきって」と、

ショーのあいだ中、祈っていました。

おひとりおひとりの、努力が、ピカピカに光っていて、ほんとう〜〜〜〜〜〜〜に、素晴らしかったです。


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そして、あのシチュエーション!

屋外でのバレエは、自然と一体となって素敵!

月が雲に隠れたり、現れたり、

風が吹いて木々が揺れたり、

だんだん、空気が寒くなっていくのを肌で感じたり、

素敵すぎます。



ああ〜〜〜〜、本当に、良い時間だったー。

また、何度も見たいです。

皆さんも、絶対に、観たほうがいいです!

今年は、8/10までやっているそうです。

絶対、行ったほうがいいです!!





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2014年08月07日

DVD「ゲド戦記」



夏の夜。

久々に、レンタルDVDを借りちゃいました。

本当は、違うものを探していたのだけれど、強烈に惹かれたのが

「ゲド戦記」

もう、7年くらい前のジブリ映画ですね。

当時、すっごい話題でしたけど、なぜか、いままで見ていませんでした。



感想。

なんて、深いんだろう。

見えない世界のお仕事をしている、ヒーラーのわたしには、

頷きすぎるほど、よくわかる。

夢中になって、あっという間に見終わりました。



そして、

アニメだけれど、背景が懐かしすぎました。

わたしが昔、山奥でシャーマンをやっていた過去世や、

魔術を使う存在だった過去世のころのことが、懐かしく思い出されました。

荒涼とした山々もとても懐かしく、実は、先日、滞在していたインドのラダックにそっくりで、

懐かしいと感じるものは、すべて繋がっていると、納得しました。

龍が出てきたときには、我が家にも、龍が一緒になって現れました。

ふふ、おもしろい。

とってもよい映画でした。

ジブリ映画は、スピリチュアルなものが多くて、いいですね。

下記、心に残った台詞を書き留めておきます。




***********************:




いいか、アレン。

この世界の森羅万象は、すべて均衡の上に成り立っている。

風や海も、

大地や光の力も、

獣や緑の草木も、

すべては均衡を崩さぬ範囲で正しく動いている。

しかし、

人間にはに、人間ですら支配する力がある。

だからこそ、わしらは、どうしたら均衡が保たれるか

よくよく学ばなければならない。

「ハイタカの言葉」




********




聞きなさい、アレン。

この世に永遠に生き続けるものなど、ありはしないのだ。

自分がいつか死ぬことを知っているということは、

我々が、天から授かった素晴らしい贈り物なのだよ。

わしらが持っているものは、いずれ、失わなければならないものばかりだ。

苦しみの為でもあり、

宝物でもあり、

天からの慈悲でもある。

わしらの命も。

「ハイタカの言葉」



********



■「テルー、大切なものってなんだろう」

◎「大切なのは命に決まってる。」

■「人はいつか死んでしまうのに、命を大切にできるのかな。

  終わりが来ることが分かっているのに、それでも、

  生きていくことができるのかな」

◎「違う。死ぬことが分かっているから、命は大切なんだ。

  アレンが怖がっているのは、死ぬことじゃないわ。
  
  生きることを怖がっているのよ。

  永遠に死にたくないとか、そんなのどっちでも同じだわ。

  ひとつしかない命を生きるのが、怖いだけよ。

■「テルー・・・・」

◎「命は自分の為だけのもの?」

◎「私はテナーに生かされた。だから生きなきゃいけない。

  生きて次の誰かに命を引き継ぐんだわ。

  そうして、命はずっと続いていくんだよ。」



***************************



闇とともにあるべきもの、

それは、光。

その光が体を求めてさまよう、「影」になってしまった。

「影」

今、君が見ているのは、ただ体を追いかけるしかない、「影」










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2014年07月17日

映画「大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院」



「大いなる沈黙へ グランドシャルトルーズ修道院」
 
BGMもナレーションもなく、照明を使わず自然光で撮影されたドキュメンタリー。

限りなく美しく、限りなく善。

「主よ あなたはわたしを誘惑した。わたしは身を委ねた」

東京 神保町 岩波ホールにて8/22までロードショー。


下記、フライヤーより転載。

「大いなる沈黙へ」は構想から21年の歳月を費やして制作され、長らく日本公開が待たれていた異色のドキュメンタリーである。フランスアルプス山脈に建つグランド・シャルトルーズ修道院は、カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるカルトジオ会の男子修道院である。修道士たちは、毎日を祈りに捧げ、一生を清貧のうちに生きる。自給自足、藁のベッドとストーブのある小さな房で過ごし、小さなブリキの箱が唯一の持ち物だ。会話は日曜の昼食後、散歩の時間にだけ許され、俗世間から完全に隔絶された孤独の中、何世紀にもわたって変わらない決められた生活を送る−−−−−−これまで内部が明かされたことはなかった。
ドイツ人監督、フィリップ・グレーニングは1984年に撮影を申し込み、ひたすら返答を待つ。そして、16年後のある日、突然、扉が開かれた。彼は修道会との約束に従い、礼拝の聖歌のほかに音楽をつけず、ナレーションもつけず、照明も使わず、ただ一人カメラを携えて6ヶ月間を修道士とともに暮らした。なにも加えることなく、あるがままを移すことにより、自然光だけで撮影された美しい映像がより深く心に沁み入り、道なる時間、清澄な空気が心も体も包み込む。


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2014年07月16日

北杜市 shikandai ギャラリー



ドアを開けた瞬間、わたしはふんわりと微笑んだ。

「待ってたよ」と、天使がお出迎えしてくれたようだ。

北杜市 shikandai ギャラリー

紫紺大先生が描き出す世界は、まさに、宇宙の息吹。

素晴らしいのひとことにつきる。


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天使の作品。

太陽の作品。

龍の作品。

わたしとバッチリ繋がった。



はっ、、、、と、引き留められた気がした作品の前で、釘付けになった。

それは、まっすぐに、天に向かって上昇する、昇り龍だった。

「これは、ちょうど昨日、先生が描き終えた作品なんです」

と、案内人のかたが教えてくださった。

なるほど。 わたしがこの日に、ここに引き寄せられて訪れた、意味がわかった。

しばし、向い合わせで、昇り龍と会話を交わした。



作品の写真はマナーとしてアップできませんが、パワフルで素晴らしい品々です。

ぜひ、行ってみてください。

検索すれば出てくると思います。



よい波動。

心地よいときを、ありがとうございました。


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月26日

写真展「佐藤時啓 光ー呼吸 そこにいる、そこにいない」東京都写真美術館


東京都写真美術館
「佐藤時啓 光ー呼吸 そこにいる、そこにいない」

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とても、素敵な写真展。

目に見えない世界を表現している。

ニヤニヤ、ワクワク、しながら楽しみました。


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この感覚、とてもよくわかる。

「目に見えない世界」を、視界として表現すると、こうなるね。

うん、うん。

すごく、わかるし、こんなふうにわたしも感じてるよ。

スピリチュアルなかたや、そちらに興味あるかたは、どうぞ鑑賞に行ってみて、確認してみてください。

ワクワク、ニヤニヤ、しちゃいます。


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2014年06月24日

映画「チョコレートドーナツ」

映画「チョコレートドーナツ」見に行ってきました。

題名と違い、かなりシリアスな映画です。



感想・・・・・・・。
この映画は、実話だそうです。
本当に、素晴らしかった。
偏見や、もろもろのボーダーを、取り去った「愛」についてがテーマです。
その「愛」に、「偏見」という毒に侵された人間たちが、真実の愛を粉々にぶち壊していく。
とても切なくて、とてもつらいけれど、深い、深い、とても重要なメッセージ性があり、それが、観終わってもいつまでも尾を引きます。

国境や、宗教の境界線を越える・・・・というワンネスの話はよく聞くけれど、
ゲイ、知的障害者、職種、など・・・・そういったことに対しての根強い偏見と嫌悪を超越した、強さ。
目をそむけずに、きちんと、感じてほしいことです。
人間は、ランクなんてなく、命は平等である。
頭ではわかっているつもりでも、それとは違う現実がある。

「正義なんて、ないんだな・・・・・」と、つらそうにつぶやく登場人物のひとことが、とても切なかった。
ハッピーエンドの物語を、いつもせがむ知的障害児のマルコ。つかみかけた幸福感を、頭のよい、地位の高い大人たちに打ち砕かれ、さみしくて、さみしくて、消えていく。
どうしようもないけれど、どうにかしたい、という切なさがこみあげる。

関わる全ての人物が、いわゆるハッピーエンドにはならないけれど、傷つき、学び、気付いたのだと思う。
ドロドロの、人間のエゴや偏見やマーヤ、幻影に封じ込まれていく真実の愛の輝き。
そんな、せつなくて、苦しい物語だけれど、その、ドロドロの中にも、キラリと、小さく光る、盲目になっている人間たちの源の光も感じられた。
ゲイの登場人物に対する、激しい嫌悪を隠さず、公平なジャッジをしていなかった、厳しく冷たい女性裁判官が、切々と訴える二人の姿に真実の愛を見て、顔の表情と、目の色が変わっていくところとか。
ドラッグ中毒で、どうしようもない、最低な母親が、知的障害児のマルコの前では男友達と交わるのを拒むところ、とか。
人間はみな、源は同じように輝き、愛に溢れている。
それが、どんなに世間で最低で、最悪な人間であろうと、
それが、どんなに、頭でっかちで、冷酷で、非情な人であろうと、
忘れていたとしても、見えなくなっていたとしても、でも、誰しも「愛」はあるんだ。
というポジティブな小さな隠れたメッセージも、見て取れた。
それは、わたしの信じている事でもある。

ハッピーエンドではなかったけれど、わたしの心には、確かに、「愛」が響いたし、
悲しかったけれども、怒りではなく、諦めでもなく、
これからの変わりつつあるこの世界に、期待が生まれ、そして、信じる力となった。

皆さん、ぜひ、見てください。いい映画です。
とてもよい役者さん達です。

http://bitters.co.jp/choco/

山梨では、6/27までだそうですよ。急いで!


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2014年04月03日

芸術鑑賞「ルドルフ・シュタイナー展」


「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」 ワタリウム美術館 (東京都 外苑前駅)

好きです。すごく。

とーても、惹きつけられました。

わたしの、クリエイティビティの花が、みるみる咲き乱れました。

むくむくと、未知なる可能性の才能の木が育ち、広がりました。

好きです、こういうの。とっても。

宇宙であり、人間の深層にある、幾何学模様がたくさん、目の前に現れ出てきました。

一度チケットを買うと、会期中、何度でも行ってもいいそうです。

そりゃ、また、行かせていただきますとも。


下記、メモった語録です。


***********


「心臓 宇宙の模造」

思春期からすべての人体活動は、アストラル体を迂回して、エーテル体の心臓にまで働きを及ぼします。

このエーテル体の心臓は星ぼしの模造から、あるいは宇宙の模造から生じたのです。
1922.5.26



「空気は勇気」

自然も中で空気もしくは風がたつとき、人間は自分の魂の中に勇気を感じとります。

人間が近くする空気は勇気なのです。

一方、水は人間の感性の外的な現れです。感性が働くとき、

外で水が生じるときと同じことが、内的に生じているのです。
1924,1,6



「気づくことが大事なのです」

頭の中で演じられているものは、いつでも全宇宙の模造なのです。

一生の間、いつでもです。

頭脳を持っている人は、自分の中に全宇宙の模造を持っているのです。

それに気づくのは、とてもたいせつなことです。
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2014年03月24日

自主上映「かみさまとのやくそく」


自主上映「かみさまとのやくそく」

体内記憶を語る子供たちについての映画。 前世や、インナーチャイルドについてもでてきました。

観覧しながら、メモった語録を、記録として載せておきます。


****************************************



「お母さんのおなかの中の前はどこにいたの?」

「宇宙!」

「お母さんは誰かが決めたの、自分で決めたの?」

「自分で決めた。この人がいい、って決めて、滑り台でしゅーん、っておりてきたの」


******

「なんのために地球に生まれてきたの?」

「あのね、ひとの役に立つために。そのお仕事するために」

*******

子供は、人の役に立つために生まれてくる。

そのまず一番最初として、お母さんを助けるためにがんばる。


*******

お母さんのストレスは、出産時のトラブルを引き起こす。

ストレスを受けたお母さんから生れた子供は、泣く子になる。

穏やかな妊娠期間が大事。

お腹の中の胎児は、いつでもお母さんの声を聞いている。それを意識して、穏やかなものを聞かせるように生活する。


******

胎児は、お腹の中から外が見える。

実際の目ではなく、心の目で見える。

へそのあたりから、曇りガラスのように、見える。


*******

3歳児たちの会話。

「お母さんとお父さんがさ、喧嘩しているときにさ、お腹を蹴るとやめるよ」

「そうそう、蹴るとやめるよね!」

お腹の中の胎児の時から、両親のトラブルを助けようとしている、意思がある。

********


子供は目的を持って生まれてくる。

人の役に立つために。

お母さんの幸せのために、がんばる。

お母さんは犠牲的な幸せではなく・・・・・・この子のため生活のために、苦しみながら仕事する・・・・など、ではなく、

お母さんが本当に、心から幸せなことを、子供は願っている。

お母さんが幸せなら、子供も幸せ。

だから、「この子の幸せのために苦労する・・・」というような、犠牲的な人生を送っても、子供は幸せにならない。

とにかく、お母さんが、幸せだったら、子供は幸せに生きる。・

子供が幸せになってもらいたいなら、まずは、母が幸せになることが大事。

********

子供にお腹の中の絵をかかせると、必ず決まって、ぼこぼこの絵を描く。


*********

(お腹にやってくるまえの宇宙で)

「神様と約束したことはね、お母さんとお父さんを、幸せにして!、と言われたの」


********


親が「この子は問題があるんです」といって、カウンセリングに連れてくる。

でも、「子供に問題がある」と思うことに問題がある。

子供がなにをしても、うまくいかなくても、そのまま、認めてあげること。

子供は、そのままで、尊重してあげること。

*********


子供は、なにもわからない、わけではない。

それぞれが、それぞれ、能力を持って生まれてくる。

それを、つぶさないように。

たいていの親は、子供の能力を、全部潰している。


*********

育った過程で傷ついた傷を、どういうふうに愛に変えていくか。

インナーチャイルド。


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2014年03月23日

「下岡蓮杖」@東京都写真美術館


久々の芸術鑑賞。大好きです。

東京から引っ越してしまったことで、なかなか、美術館などに行く時間も限られてしまいました。

インドビザの申請に行ったあと、明治神宮に参拝に行き、そのあと、まだ少し時間があったので恵比寿に行きました。

大好きな東京都写真美術館。

「下岡蓮杖」さんの写真展が行われていました。

彼は、日本の写真を開拓したかた。日本で最初の写真家、ってことなのかな?

苦労して、思考錯誤して、映像を焼き付ける写真というものを研究したそうです。

とても、素敵な展覧会でした。

ある意味、タイムトリップです。

明治9年のころの写真。 とても、わくわくします。

写真の中にいる人物たちが、生き生きと、まるでその、枠の中で生きているかのよう。

すごいなぁ、そんな時代の方たちの、生きざまを、写真として見られるなんて。

すごい、技術だなぁ、写真って。 と改めて、思う。

江戸時代から明治変わって、間もなくの日本人たち。

とても、興味深い。 ワクワクがとまらない。

くいいるように、みつめました。

写真の中、笑っているひとがほとんどいないのは、緊張しているからか、

「ちゃんとしなきゃ」という日本独特な感覚からか。

そういえば、何年か前、外国暮らしから戻って、東京の山手線に乗った時、あんなにたくさんの人間がいるのにみんな無表情なのが、とてもショックだったな。

昨日、明治神宮で偶然、婚礼の儀式が始まって、新郎新婦が歩いてきて、あとからぞろぞろ、親族友人たちが列をなして歩いているのに、みんな、とても、強張った顔をしていた。

それをみた外国人が「なんで、みんなこんなに静かなの?祝いの席なのに、悲しそう。これはお葬式?ウェディングじゃないの?」と、隣で小声でつぶやいていた。

これも、日本の文化なのだろう。


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2014年02月05日

映画「祈り」



以前、東京で見たことがありました映画「祈り」。

その時のブログ記事はこちら。 → http://blogs.dion.ne.jp/yukism/archives/10979411.html

昨日、山梨で自主上映されるということで、見に行ってまいりました。

二回目ですが、感動しました。

こんなに「祈る」ことの重要性を、しっかり、きっちり、わかりやすく、説いてくださるなんて、なんて嬉しいのだろう、と嬉し涙さえ出てきました。

わたしが願うこと、人々に対して祈ることを、きちんと説明して下さっていて、本当に、涙が出ましたよ。



日本人の皆様、全員に見ていただきたいドキュメンタリー映画です。

東京でも、ロングラン上映中です。

ぜったい、見てください。



下記、映画の中の情報をメモったものです。

見たことない方、見に行きたかったけれど、行けれなかった方、

メモれるだけメモりましたので、シェアしましょう。


*********


・笑顔は、幸福にさせるということだけではなく、顔の筋肉を動かすことで、幸せを感じることも事実。
ですから、顔を笑顔に作ることだけで、脳の中には幸せに感じる物質が出てくる。


・感情というのはいわば、波のような波動、電子信号のようなもの。
「愛」の波は、とてもゆるやかであり、「恐怖」の波は、ギザギザしている。
音楽は、目には見えないけれど、存在している。それと同じように、その感情の波は、目には見えないけれど存在し、空気に波となって広がっていく。


・ストレス、ストレスというが、悪いストレスだけではなく、ポジティブなストレスもある。ポジティブなストレスとは、幸福感を感じるストレスのこと。


・人は、防御することで、成長を止めることになる。
成長と、防御は、同時には行えない。
大きく腕を広げて、自分を開きながら、それと同時に、自分を守ろうと、身をかがめることはできない。


・病気の原因の1つは、細胞の成長を止めてしまうこと。
細胞は、毎日、成長しなければいけないというのに、それを止めてしまえば病気になる。
もうひとつの原因は、免疫の働きをとめてしまうこと。
恐怖、恐れ、不安を、継続的に持ち続けると、免疫の働きをとめてしまう。
そして、病気が起こる。


・ワンネスという思いは、自分自身をも癒すことにつながる。


・プラシーボ効果。
小麦粉を薬だと言って飲ませても、病気が治ってしまうことがある。
ポジティブな気持ち、信じる気持ちは、病気を癒す効果があるという実証。
逆に、ネガティブな気持ちは、自分自身を殺す。


・ニセ薬で、3割・・・いや、5割は病気が治ってしまう。
だから、いかに、こころの持ちようと病気が関係しているかがよくわかる。


・祈りは、高血圧、ガン、不妊症、心臓病に効果がある。


・祈りの実験。
アメリカ西海岸にいる患者に対して、東海岸にいる人々が、祈る。
すると、患者が、どんどん、よくなっていく。
患者にはもちろん知らせていないし、ドクターにさえ、知らせていないというのに、良くなる事実。
祈りは、空間を超える。


・ヒーリングとは、科学の一種だと考えます。
人間は、考えた通りの方向にエネルギーが向きますので、ポジティブに考えれば、そちらに、
ネガティブに考えれば、そちらに、結果が方向づけられます。


・祈るのには、2通りある。
たとえば、ひとつは、健康を願って、祈る方法。(ポジティブ)
そして、もうひとつは、不健康を心配して、祈る方法。(ネガティブ)
ポジティブな祈りが、必要。


・人間は、脳からくる波動で、知らずにコミュニケーションをとっている。
波動は波となって、周囲の人々に影響を及ぼす。
ポジティブな波動を持つ人は、周囲をポジティブにし、ネガティブな波動を持つ人は、周囲にネガティブを広げてしまう。


・たくさんの人々が、ひとつのことに集中して祈りをささげると、そこに集まったエネルギーが、出来事、物事に変化を起こす。


・祈り、意思の力は、時空を超える。


・たくさんの人々が、ひとつの感情を持つことによって、宇宙や、地球が反応して、変化が起こる。
たとえば、ダイアナ妃が亡くなった時は、世界中の方が悲しみ、その影響で波動が変わった。


・意識は、他者の意識にコネクトする。


・瞑想をすることで、遺伝子のスイッチがオン。


・脳は、音叉のよう。バイブレーション。
細胞はそのバイブレーションに影響する。
子供も、親のバイブレーションに影響する。
周波数を減らすと、健康になり、細胞も、子供への影響も良くなる。


・ヨーガ、メディテーション、祈り・・・・・というのは、どのように世界を受け入れるか、ということ。


・世界の人口のたった1%の人々が瞑想を実践することで、世界は平和の波動に変わる。


・祈られる人だけではなく、祈る人も健康になるという証拠がある。
そして、祈りは、団結させる力がある。
宗教の違いの、溝を埋める。
ワンネス、ワンラブ。


・祈りとは、小次元の存在との対話でもある。
深い鎮静状態に入ると、全ての感情はなくなり、深い愛に包まれる。


・祈りと、願いの違い。
自分のためだけではないことを願うことを、祈りという。
祈りは本質を気付かせる。自然は、神聖。神。


・「存在」というものは、未完成であり、制約が多く、実存そのものが自己完結しない。
祈りは、独尊位の確認。


・遺伝子には、すべて書かれている。それは驚くべき発見だ。
しかし、もっと、驚くべきことは、それが書かれていることは、書いた人がいるということ。
そして、その書いた人というのは、人間ではありえないということ。
神、サムシンググレート。


・たくさんの人々がひとつの場所に意識を向ける必要があるとき・・・・たとえば、災害があった場所に大統領が訪問するなどすると、国中の人々の意識が向く。エネルギーを送ることになる。
そうすると、ひとびとの意識は、そこを変えることができる。


・地球というのは、自己修正能力がある。天災を繰り返しているというのは、そういうこと。
人間も実はそう。同じ間違いを繰り返し、自己修正をしている。



・空気には国境がなない。 どこかで動いた誰かのまわりの空気が、波動が、ハリケーンを作る原因となっているともいえる。


・私たちは、変わらなければいけない。
優しさ、想いやり、相互理解、善行、神聖な思い、にシフトチェンジするべき時。
自然の災害は、私たち人間の個人主義の心が作り上げたものである。


・相手と同じしぐさをしたり、共感することで、同じニューロンが働く。
わたしたち人間は、すべては影響しあい、繋がっている。
そして、それは、宇宙のリズム、エネルギー。


・人間の体は、無数の細胞からできている。一個一個の細胞の集まる集合体が、一人の体となる。
一人の人間も、人類というひとくくりのなかの、一個の細胞ともいえる。


・細胞同士は、支えあって生きている。細胞の一つ一つは、ほかの細胞がよくなるためを思って、働いている。
人間も、そのように生きるべき。そうすれば、世界中の人間が健康になる。


・日本は西洋化してきているが、日本伝統の文化をうけついでいくべき。
もったいない、おかげさま、いただきます、ありがとう、という言葉は、大自然に感謝していることば。
きちんと、英語には翻訳できない、日本独特の文化的な言葉。
「ありがたい」というのは、「有り、難い」のである。






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2013年11月15日

ねむの木学園 ドキュメンタリー映画



数日前、ポレポレ東中野にて、

「ねむの木学園」のドキュメンタリー映画を観てきました。

障害児をあずかる、孤児院?のドキュメンタリー映画です。

昔、昔、女優さんだった、宮城まり子さんが創始者。

わたしも、いつか、ねむの木学園のような施設を作れたら・・・・・・。

子供たちも、大人たちも、愛がたっぷりと与えられる施設。  

わたしの夢です。

いつか、もっと、お金持ちになったなら。



映画の中での、心に残る言葉。



「子供たちは

信じられてると感じるとき、

愛されていると感じるとき、

必要とされていると感じるとき、

絵を描きます。

美しい、絵を描きます。」


宮城まり子



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この絵は、姪っ子が、わたしの母に書いた絵。






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2013年09月28日

「花展**花が奏でるメロディー」



甲府の山交デパートの5階で行われている

「花展**花が奏でるメロディー」

に行ってまいりました。

ちょうど、植物がお部屋に欲しいなぁ〜、時間ができたらガーデニングがしたいなぁ〜、

と、夢見ていたので、ベストタイミングでした。



専門家の皆様が、親切に、ハーブの育て方など教えてくださって、

皆さん、まるで自分の娘のように、わたしにお世話を焼いてくださるのが、

なんだか、とても嬉しかったです。

田舎ならではの、「みんな家族」感です。

山梨、大好きです。



昨日から、

ホワイトセージ くんと

レモンバーベナ さんが

天空の森の家族の一員になりました。

ふふ、かわいい。

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ん〜〜〜〜〜んん、二人とも、それぞれいい香り!

よろしくね。

幸せ〜〜〜〜




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2013年09月20日

「森ヲ思フ」清里フォトアートミュージアム


久々に髪を切ろうと、清里の美容室へ。

その帰り道に寄りました。

清里フォトアートミュージアム「森ヲ思フ」



森が好きで、写真が好きな私には、ジャストミートです。



初めて行ったミュージアム。

人がいなくて、ガラガラで、わたしの貸し切りでした。

なんて、静かで贅沢な時間。



ウィン・バロックさん
志鎌猛さん
宮崎学さん

の作品が展示してありました。

みな、「森」を題材としているのに、本当に個性豊かです。



ウィン・バロックさんの部「光ヲ思フ」

女性のヌードと生い茂る森とのハーモニーが、本当にとても美しく、

なにも持たない、なにも所属しない、全てを脱ぎ去った姿というのは、

なんと、大自然とマッチするのだろう、と感動しました。

わたしも、アシュラムの裏山を、裸で歩いてみようかと、考えました。

すごいだろうな、ワンネスが。



志鎌さんの部「水ヲ思フ」

彼の作品は、日本の山々の中の聖なる部分を切り抜いたよう。

静かでいて、力強く、ときに、恐ろしいほどのミステリアスを秘めた森を、

セピアカラーで、とても、表現豊かに撮影されています。

見る者の、想像力をかきたてる素晴らしい作品です。



宮崎学さんの部「命ヲ思フ」

彼の作品も、夢中になりました。

森で死んだ一頭のシカを、長い年月をかけて撮影したもの。

さまざまな動物に肉を食われていき、

骨になり、土にかえるまでの、森の移り変わりとともに、変化していく朽ちた体を、

春夏秋冬を通して、根気強く撮影したものでした。



下記、パンフレットより。

「日本では古来、木を神として崇め、また心の拠りどころとして暮らしてきました。森は大地そのものであり、大地は地球そのもの・・・・この地球を人類にとっての地母神(ガイア)としてとらえれば、人間、植物、】動物、すべての生命が織りなす関係性を考え、森羅万象の成立を訪ねることは、今私たちが直面している課題の一つと言えるでしょう。



2013.12.23まで開催されています。

皆さん、よかったらどうぞ。


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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月19日

映画「ライフオブパイ 虎と漂流した227日」



なんて、素敵な映画だったのだろう。

その、映像の美しさは、まさに神々しいほど。

すべてを天に預ける「サレンダー」は、完全にスピリチュアル。

ヒンズー教と、キリスト教徒、イスラム教を信仰する主人公の少年は、

ヨガとおなじ思想とも言えるでしょう。



「希望を捨てないこと」

それこそが、神を信じること。

いつでも、絶妙なタイミングですべては与えられる。

なんて、素敵な映画だったのだろう。



主人公の彼が住むpondicherryは、つい先月、わたしが訪れた町だった。

懐かしさがこみあげて、胸がいっぱいになった。

ガンジス川でのプージャと、火を川に流していく儀式の映像は、

わたしを涙ぐませるほど、インドを恋しくさせた。

ああ、インドがどうしようもなく好きだ。



なんて素晴らしい映画だったのだろう。

うまく言葉にできないし、ジャッジしたり、評論したり、分析したり、

そういうことができないほど、ストレートに思考ではない部分に響いてきた。

本当に、よい映画だった。

最後のエンドロールのときの、ヒンディーで歌われている歌も、とても胸に響いた。

上手に、言葉にならないけれど、

とってもとっても、素晴らしかった!

もう一回、観に行ってみよう。

そして、原作も、読んでみたい!



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:33| Comment(2) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月23日

映画 「天のしずく 辰巳芳子”いのちのスープ”」



またまた、よいドキュメンタリー映画をみつけました。

「天のしずく 辰巳芳子”いのちのスープ”」

恵比寿の東京都写真美術館で観てきました。



本当に、心の奥から、湧き上がってくるものを感じました。

人間って、こうやって、目に見えない「愛」で生きているな、と深く感じました。

地球の愛に守られて、生かされて、そして、人間同士の愛にも支えられて。

とても感動しました。



被災地の子供たちへのスープのこと、

結婚して3週間後に戦争に行き、戦死した夫をずっと想い続けていること、

日本各地で「大豆100粒運動」を行い、幼児たちが大豆を育てて収穫していること、

日本各地の田舎の農家の素朴なおじいさんたちが、丹精込めて作ったお米や野菜のこと、

日本全国の土を集めて、それをアートにしている芸術家のこと、

末期患者に、最後の一口だけでも素晴らしいスープを食べさせてあげようという病院の医師と看護婦さんのこと、

ハンセン病の老女が、同じ病気の老女が亡くなる前に、一日でも長く生きてほしいと、指が全部ない手でスープを裏ごしして作っていたこと、

涙が出ました。 泣けました。

人間って、素晴らしいです。

「愛」って素晴らしいです。

なにをするにしても、丁寧に、心をこめて、行うことの大切さを学びました。

流されていてはいけない。

すべての行いには、そのかたの「愛」と「想い」がこもるのだ。

しっかりと、毎日を、大切に生きよう、愛を持って人に接しよう・・・・

そう、強く想いました。

よい映画でした。

みなさん、観てみてください。



以下、チラシからの転載。



映画で描かれる辰巳芳子さんのスープにも、長い物語があります。森、海、田畑など日本の風土が生み出す生産の現場。ていねいに、素材をいじめないよう、素材が喜ぶように作り出されたスープ。家庭や病院などで、それを口にした人々のほっと息づく表情。スープが結ぶ絆が見えてきます。脳梗塞で倒れ、嚥下障害により食べる楽しみを奪われた父。その最後の日々を、母と娘が工夫した折々の季節のスープが支え、それが「いのちのスープ」と原点となりました。
映画「天のしずく」は天から地、そして、人へと命の響きを奏でて行きます。この映画で描かれるスープの物語は、辰巳芳子が唱える、食を通して見える「いのちと愛」の道筋を描こうとするものです。

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2012年11月10日

映画「祈り サムシンググレートとの対話」



ずっと、観たかった

小さな、小さな、まるで学校の教室のような映画館、渋谷のアップリンクに、

「祈り サムシンググレートとの対話」を観に行きました。
http://www.inori-2012.sakura.ne.jp/


以下、HPより、ストーリーを転載。

筑波大学名誉教授、村上和雄博士は、「心と遺伝子研究会」を立ち上げ、心の働きが遺伝子に影響を与える事を確かめている。中でも「笑い」が眠っている遺伝子をオンに変える事が証明された。
その他にも、「愛」や「感動」などのポジティブな心の働きが眠っている遺伝子をオンに変え、「祈り」が遺伝子に影響を与える事を研究している。
村上和雄氏と共に、ホリスティック医学の権威ディーパック・チョプラ博士、細胞生物学者ブルース・リプトン教授、祈りを含めた意識研究を科学雑誌に発表し続けているジャーナリスト、リン・マクタガート女史などが登場し、「祈り」を含めた意識研究の最先端を明らかにしていく。



ずっと、見たくて、やっと、見れた、感想。

とっても、素晴らしかったです。

90分くらいの映画だったかな?その、70分くらいは、ずーーーーっと、ウンウン、うなづいていました。

激しく同意、賛成、納得します。

大好きな作家ディーパックチョプラさんも出演されていて、ヨーガの重要性も、ひとこと言ってくださいました。

現代人に対しての、瞑想の必要性も、語ってくださいました。

専門家の方が、ポジティブシンキング・・・・常に前向きな思考の大切さも、しっかりと理論的に説明されていました。

祈りの重要性、祈りで人が救われる、祈りで病気が治る、祈りで地球の波動が変わる。

とても、興味深く、おもしろく、何度でも見たい。

ずーーーっと、うなづいていたので、わたしの後ろに座っていた方は、さぞ、目ざわりだっただろうなぁ(笑)



結論。

日本中の、すべてのかたが、観たほうがいいと思います。

わたしのような、なんにも肩書も世間からの信頼のないものが、瞑想や祈りの重要性を、いくら熱く語ったとしても、たくさんの人の心を動かすことはできないのですね。

悲しいですけれども。

でも、こうして、きちんと研究をされて、左脳をフル活用されて長い間情熱を注いでくださり、世間的にも信頼のおける方が、スピリチュアルな面の必要性を、しっかりと理論づけて説明してくださると、きっと、日本のたくさんのかたが理解してくださるのでしょうね。

本当に、嬉しい映画です。

いまの日本に、とても必要な映画です。

ぜひ!みなさんご覧になってください!

そして、みんなで日本を愛しましょう。

よい波動を広げましょう!



東京では渋谷で、山梨では今月、河口湖のほうで行われると聞きました。

いつかDVDが出たならば、一緒に見る会も開きたいです!

わたしは、もう一回観に行こうと思っています。


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:40| Comment(2) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月31日

「大英博物館 古代エジプト展」



昨日、

六本木ヒルズ隣の森アーツギャラリ−で

「大英博物館 古代エジプト展」を観に行ってきました。

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さすが森美術館。

美術館自体が非常にモダンで洗練されていて、東京っぽい。

一瞬で52階まで、ヒューーーン!と昇るエレベータで行きます。

展望デッキからみる、都会の眺めは素晴らしいです。

人類は、この地球の上に、

無理やりいろんなものをたくさん作ったなぁ、と考えさせられます。



さて、古代エジプト展。

今回のメインテーマは「死者の書」についてでした。

「死者の書」は、人が亡くなって、冥界に行くまでの道順と、再び蘇えって再生するときに必要な呪文などが書かれている書。

ミイラの棺桶に一緒に入れるのだそう。

以下、美術展一番最初に書いてありましたご案内です。



「古代エジプト人は、人間の生死について、太陽や星の動き、ナイルの反乱、植物の成長といった自然の営みの繰り返しと同じように受け止めていた。
死は一つの通過点に過ぎず、自然のサイクルと同様に人間の存在もまた来世で再生復活すると信じていた。」



なるほど〜。

興味深かったのは「オリシスの審判」。

地獄に行くか、復活できるかのジャッジメントです。

生前の自分の行いがきちんとしていれば、また再生できるのだそう。

ジャッジの項目は42項目。

盗みをしなかったこと
嘘をつかなかったこと
誰の中傷もしなかったこと
汚い言葉で罵らなかったこと
悪口を言わなかったこと
暴力を振るわなかったこと
会話中の言葉を増やさなかったこと
真実の言葉に耳を傾けないことはなかったこと
誰も攻撃しなかったこと
自らを汚さなかったこと
真実を言う場で嘘をつかなかったこと

などなど・・・・・42項目があります。

これを神の前で告白し、パスしなければ心臓を怪物に食べられてしまいます。



本物のミイラもおかれていました。

すごいです。

紀元前600年の人間です。



エジプトでも蓮の花は神の花のようで、

死者の書にも、棺桶にも、たくさん描かれていました。



古代から今もなお、人間はやはり、「死と再生」なのですね。

古代エジプト人がどのように「人と世界と神」をとらえていたのか、とても興味深かったです。

たっぷり楽しめた展覧会でした。



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 06:34| Comment(2) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月13日

「隣る人」 川崎市アートセンター


昨日、「隣る人」を観に行きました。

児童養護施設のドキュメンタリー映画です。

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ナレーションなどという演出は一切なく、そこでの実際の生活をありのまま撮影された映画。

本当に、本当に、本当に、本当に、

とっても、とっても、よかったです。

ほんとに、ほんとに、子供には母親が必要なのです。

子供には、なんの罪もないのです。

大人の勝手で、子供は、ただただ、混乱してしまう。

大人の勝手で混乱させられた子供に対して、「この子は私の手に負えない」と言って、施設に預けてしまう母親。

母親からの抱擁が必要だというのに、それが得られずに、さらに混乱していく子供。

でも、親も人間なので、完全ではないから、親になりきれず、心を病んで混乱していく。



人間って、せつないなぁ。

でも、そのせつなさを共有して、悩んだり、傷ついたり、傷つけられたり、追いかけたり、逃げたりして、

怒ったり、泣いたり、抱きしめたり、笑ったり、嫌いになったり、大好きになったりしながら、

一緒にご飯食べて、寝て、生活していきながら、親と子、ともに成長していく思うのです。



昨日は、上映の後に、監督の刀川さんと、舞台になった養護施設の館長さんが、舞台あいさつに来てくださっていました。

とっても素敵なお二人で、心の温かさが、にじみ出ているおかたでした。

監督がおっしゃっていた言葉。

「撮影した8年間で感じたこと。なんでもない、あたりまえの生活の中に、大切なことがすべて詰まっている、ということに気付きました。」

まったく、その通りだな、と思いました。

館長さんがこの映画のメインキャラクターとなった人々について説明するときに、グッ、と言葉を詰まらせて、涙をこらえていらっしゃいました。

本当に、利益とか、売り上げとか、そういったところを超えた、人間の奥深くにある柔らかいところからあふれ出るもので、お仕事されているのだな、と強く感じました。

わたしも、胸がいっぱいになりました。

その館長さんが、映画の中で、10歳の誕生日を迎えた少女に言います。

「むっちゃん、つらいことや、苦しいことは、なんであるのか、わかる? なんで、悲しいことがあるんだろう? それはね、これから大人になって、他の人のつらいことや、悲しいことや、苦しいことが、わかる人間になるためなんだよ。 今はつらいけれど、がんばるんだよ」

10歳の少女は、泣きそうになるのを必死でこらえて、無理やり笑顔を作っていました。

何度も言いますが、本当に、良い映画だった。 まだ、かみしています。

今これを書いていて、また、涙が出てきました。

チャンスがあれば、もう一回観たいです。



川崎市アートセンターでは8/17までの上映だそうですから、東京近郊の方は新百合ヶ丘のこのシアターにぜひ行ってみてください。

そのご、中野のほうでも上映されるそうですので、調べて、ぜひ行ってみてください。

山梨の皆さんにも、ぜひ見てもらいたいな、と思って、帰りがけに、自主上映会ができないかお聞きしましたら、

どこでも行きます、とお答えしてくださいました。

山梨にお呼びしようかしら?とちらり、と考えてみたりしてます。

私に、そんな大それたことができるかしら?

みなさんのご要望があるのかしら?



以下に、フライヤーに載っていた、著名人のお勧め文を載せますね。



「どんなムッチャンも好き。」保育士のマリコさんの言葉です。そう思ってくれる人が隣にいること。子供には、それだけでいい。けれど、「それだけ」が非常に困難になっているのは、今の日本、児童養護施設に限ったことではないように思います。
愛情とは、何か特別なことをしてやったり、まして期待したりすることではない。
なんでもない時間を共有し、ひたすら存在を受け止めること。子供とは、こんなにも愛情を必要としている生き物なんだと、せつなく、たじろぐほどでした。」  俵万智(歌人)



「ささやかだけれど情感豊かなこの映画は、
日常に暮らしの底で光を放つ『生命の真実』を、うるわしく切なく映し出している。
人が心の底から希求している本物の願い、祈り、夢。そして人を新に悲しませるものの姿。さらに、人がどんなつらさにも耐えて、なお生きゆくことがなぜ可能なのか。胸迫るその答えもここにある。愛おしい子供たち。愛おしい人々。
観ながら涙し、観終えて込み上げ、二度観てこれを書いている今も心が揺さぶられている。」 天童荒太(小説家)


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2012年08月11日

かわさき 宙と緑の科学館



ずっと行きたかった

「かわさき 宙と緑の科学館」

に、先日、行ってまいりました。

プラネタリウムが、4月にリニューアルオープンしたそうです。

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駅からたった10分ほど歩いたところだというのに、まるで、軽井沢に遊びに来たかのような

日常を離れた解放感があります。

緑あふれる生田緑地に向かって歩いていると、近づくにつれて、どんどん空気が、純粋な波動に変わっていきます。

その土地のまっすぐな気持ち、植物たちの健気さが、ひしひしと伝わってきます。

人間も自然とそれにつられて純粋になっていき、微笑みます。



プラネタリウムは4月に古い機械から新しい機械に交換したようです。

新たに搭載したのは「MEGASTAR-V FUSION」という機械。

なんと、世界で一台しかないという、最高質の最新機種だそうです!

すごーい!! そんなすごいのが、この川崎に!



本当に、とてもリアルで、本物の夜空を見ているようでした。

とってもとっても素敵でした。

富士山の頂上から見た星空を映してくれてましたよ。

まさに、「星屑」と呼ぶにふさわしい、素晴らしい星空でした。

自分自身のちっぽけさを感じ、そして、宇宙の壮大さを認識しました。

こうして、地球に人間として生まれて、生きていること、生かされていることに、改めて感謝です。



説明してくださる職員の方の話し方がとても穏やかで、本当に、ゆったりと星空を楽しめました。

子供から大人までたくさんの方がいらっしゃるのを考慮して、さまざまな情報を教えてくれました。

子供も大人も、大満足だったと思います。

本当に、素敵でした。



そうだ!

今度の14日の朝2:45くらいには、月が明けの明星を隠す「金星食」が見られるそうですよ!

14日の2:35分くらいから夜空を見てください。

金星が、月の光っている側に隠されるそうです。

そして、3:30頃に、今度は月に光っていない側から出来るそうです。

肉眼でも見えるそうですよ!

双眼鏡や望遠鏡を使うと、金星が少しずつ隠れていったり、じわじわと出現したりする様子が見れるそうです。



プラネタリウムと同じ建物には、山名の中に棲む、動物や昆虫、植物の博物館もありました。

明るくて、すっきりとしていて、モダンな博物館は、小さな配慮がたくさん感じられて、携わる方々の「想い」が感じられます。

大人のわたしでも、ワクワク、楽しくって仕方ありませんでした。

東京近郊の方、とにかく行ってみてください。

本当に、楽しかったです。

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館の外に出ると、緑が広々としていて、空気も清らかです。

100点満点をあげちゃいたい、お勧めのスポットです!

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2012年07月01日

東京 第4期ヨーガ指導基礎講座 修了式



3月から東京近郊で行われていました、

「第4期 ヨーガ指導基礎講座」が昨日、修了式を迎えました。

約3ヵ月間、みなさん、ほんとーーーーーーーに、よくがんばっていらっしゃいました。

育成する御役目をいただく機会に恵まれまして、毎回思うことは、私自身がみなさんから学ばせていただいているな、ということ。

わたしは、ヨーガの知識を伝授させていただいていますが、私自身はみなさんを通して、たくさんのことを教えていただいているのです。

まさに「教えることは学ぶこと」という言葉を深く理解します。



フルタイムのお仕事があり、家庭があり、それぞれの生活があり、みなさん、お忙しい中なんとか時間を作って、よく学ばれていました。

とてもたくさんのことを、多岐にわたって学んでいただくので、本当に大変だったと思います。

私自身が進化していますので、第4期となりました養成講座ですが、毎回、期を追うごとに内容が濃くなってきています。

それについてきてくださる皆さんは、本当に大変だろうなぁ、と思います。



「学ぶこと」というのは、人間の生きるエネルギーを大きくするものなのかな、と感じます。

なーんにも変化のない毎日が、ただ、ぬらりくらり、と過ぎていくのは、実に無気力になります。

毎日が、同じようであって、まったく同じ日は一日もなく、そして、わたしたちは生活の中からさまざまなことを学んでいきます。

毎日、一時間、一分ごとに人間は成長・発達していって、去年の自分よりも、確実に今年の自分のほうが経験値が増えているわけです。

昨日の私よりも、今日の私のほうが、体験していることが多いのは事実です。

日々を過ごすことも「学ぶこと」に繋がっていくのだと思います。

今回、学んでいただきましたディープなヨーガの智慧を、ぜひ生活で活用していただいて、

目の前に伸びている、この先の道の上を、誠実に、しっかりと、歩まれていただきたいです。

人間との出会いは奇跡としかいいようがありません。

こうして出会えたことのみならず、、本音を語り、心の中を見せ合い、ともに同じものを志し、わたしたちの魂の声を交換しあえる人間というのは、そうそう、たくさんはいません。

こんなに恐ろしいほど人間がいるこの東京近郊で、ここに集結したわたしたちは、本当に「奇跡」と呼べるでしょう。

「みえない力」の素晴らしさを大きく感じます。

これからも、手を取り合って、一緒にがんばりましょう。

皆さんのことが、本当に愛しくて、わたしのハートのチャクラから愛が溢れます。

本当に、お会いできたこと、一緒に時間を過ごしてくださったこと、わたしのような若輩者を信じてついてきてくださったことに、

心から心から感謝をしています。

どうもありがとうございました。 そして、本当にお疲れさまでした。

そして、頑張る姿を見せてくださって、もう一度、ありがとうございました。

合掌

「ヨーガ指導基礎講座」も「レイキヒーリング講座」も、いつもご要望がありましたときに開講しておりますので、ご希望の方は直接お知らせいただければ開講を検討させていただきます。

講座の開講も、わたしもカルマヨーガとして、誠意をもってやらせていただいております。

Om sahanaavavatu, saha nau bhunaktu, saha-veeryam karavaavahai, Tejaswinaavadheetamastu maa vidvishaavahai

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2012年06月30日

「クライドルフの世界」Bunkamuraザ・ミュージアム



仕事の合間、渋谷で一時間だけ時間が余りました。

東京は、時間を潰すのが簡単にできますね。

「スイスの絵本画家 クライドルフの世界」

をBunkamuraに見にいきました。

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bunkamuraはオシャレです。 まるでヨーロッパのよう。




絵本は子供が見るもの・・・・なんて思われていがちですが、いやいやいや・・・・・大人の目と感性で見るからこそ、その「深み」が理解できるのです。

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本当に素敵な作品ばかりでした。

心がほんわか、ふんわり、柔らか〜くなりました。

微笑みが止まらなくて、とても満ち足りた気持ちで鑑賞させてもらいました。



「小さな生き物の世界は私にとって、大きな世界と同じくらい美しく大切だった。」

これは、アーティスト クライドルフの言葉です。

彼は幼年時代から自然の中で花や草木、昆虫をスケッチするのが大好きで、画家を志したそうです。

絵本だけではなく、油絵の風景画も描いていて、とても繊細で、自然の美しさを輝かせて見える素晴らしい作品です。

彼のすべての作品には「愛」が感じられます。

地球への、自然への、小さな生き物たちへの、愛。

それが、鑑賞する人々を微笑ませるのですね。

自画像が描かれたキャンバスには、自分の前に虫たちが列になって歩いているのが描かれています。

虫たちは、先頭は植物の苗を持ち、次の虫は花を抱え、次の虫は実を掲げ、最後の虫はシャベルを肩に担いでいます。

誕生から開花、死までの、生き物の一生を表現しいているのですね。

最後のシャベルは、お墓に埋めるためのものでしょう。

「生き物は自然からの贈り物として受け取り、物語やメルヘンに包み込んだ」

と解説文がありました。

素敵です。

また、会期中にチャンスがあったら、もう一度行きたいな。



いくつか、心に残った解説文をここに書き留めます。





「バッタさんのきせつ」の「夜の音楽」から

秋の 野原に ひびくのは
しずかな 音色の バイオリン
月明かりの夜は そのメロディーで
時間が うっとり すぎていく





「花を棲みかに(春の使い)」

命あるものはやがて去り行くが、しかしまた、新たな生命の誕生を告げる
春が巡り来るという、自然の中の死と再生のサイクルが描き出されている。





「運命の夢と幻想シリーズ」の「運命」

悲しみや心痛にも関わらず、そしてどんな遠くとも、自分が辿らなければならない辛い道のりが描き出されている。

小道は、何百とあるかもしれないが、ゴールまで導いてくれるのはたったの一本の道である。

それは、光輝く魅惑的な道ではなく、むしろ、小さな細道であり、脇には一輪の花を手にした小さな妖精が、不安定な歩道橋の上に腰かけているのである。



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2012年06月08日

ぶらり中目黒 その1 北川陽稔展「annoski」POETIC SCAPE


半日、空きました。

ぶらりと中目黒、祐天寺で途中下車。

このあたりは、人混みがなくて、落ち着いて歩けます。

お洒落なお店が多くて、飽きずにのんびり散歩できます。



半年ほど前にオープンしたという、中目黒から徒歩10分ほどの POETIC SCAPE というフォトギャラリーに行ってきました。

こぢんまりとした小さなギャラリーに展示されていたのは

北川陽稔展「annoski」でした。

以下、フライヤーより転載。



北海道のアイヌの地名が残る場所にて撮影された作品は、日没からあたりが暗闇に包まれるまでの時間に、数分から数十分の長時間露光による撮影で行います。

陽が沈み、闇が始まるこの時間帯は古い日本語で「逢魔時」(おおまがどき)と呼ばれ、現世(うつしよ)と常世(幽世・隠世)が繋がる時間とされてきました。

現代人の様々な営みによって上書きされた土地の奥底から、太古の姿がジワリとしみだしてくるのを待つ。

儀式にも似た北川の撮影は、フィルム以上に青みを帯びた神秘的なランドスケープを刻みます。



15点と、少ない展示数でしたが、とても神秘的で素敵な写真でした。

アイヌ文化の歴史ある場所での撮影は、さまざまな時代が折り重なり、人間たちのいろいろな感情がしみついたまま、ただ静かに沈黙を守るその自然が、写真から無言で多くをもの語っているような気がします。

「昼と夜の間」

「闇が始まる時間」

わたしの大好きな時間帯に撮影された写真。

昼間の情熱を内に秘め、夜に向かう「覚悟」をしているかのような時間帯。

ほんと、素敵です。

この、こぢんまりとしたギャラリーも、とても気持ちがよかったです。

写真って、撮るのも、見るのも、いいですよね。



さーて、

では、次は、ランチを食べに行こうかな〜

お腹すいた〜

(つづく)


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 05:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月26日

アンリ・ル・シダネル展 損保ジャパン東郷青児美術館



突然、仕事がひとつキャンセルになったので、帰り道に気になっていた美術展に行きました。

新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催されていました

「アンリ・ル・シダネル展 薔薇と光の画家」

モーリシャス出身の、フランスで活躍した画家です。 日本で初めての回顧展だそうです。

モーリシャスには友人がいますし、フランスの会社でお仕事をしていたり、親しい友人がいたり、今度行く予定があったり、フランスとは数年前からとてもご縁があります。

偶然ですが、意味のある偶然のような気がします。

今回の美術展も、下調べもなく、なぜだか無性に行ってみたくなって、そうしたら、行ける機会に恵まれました。



下調べなしの美術展は、あまり好きな分野でないこともあるのですが、このアンリ・ル・シダネルさんの作品は、わたしのハートのど真ん中を貫きました。

大好きです。彼の作品。とっても、好き。

彼は、「光」を追求した作品を描いていたのですが、その「光」が、太陽のような男性的な力強い光ではなく、月明かりや夕暮れ、朝もやのような、女性的で繊細な光なのです。

もう、本当に、本当に、美しいです。

そして、とても、やさしい。

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わたしも、朝日の昇るときのあのグラデーションや、昼と夜の境目の海の底のような空気の色や、月明かりに照らされたいつもの風景の違う顔が、もう、たまらなく好きです。

彼は、わたしの目で見て感動する美しいものを、そのまま同じ感性で描いてくれた・・・・ような気にさえなります。

とても、美しくて、胸が震えました。

「食卓シリーズ」では、人間がいないのに、人間の温かさを感じさせ、風景の中でも、家の窓から漏れる温かい光から、家族の団欒の幸福感が伝わってきます。

なんて、奥深い絵画なのだろう。 素敵すぎます。

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その中でも、胸がいっぱいになるほど、わたしの感性と共鳴する作品が何枚かあって、もう、うっとりと、長い時間、その絵と正面から向き合って、見つめあいました。

ほんと、うっとり・・・・・・。

なんて素敵なんだろう。

どうして、わたしが大好きなものを、この人は知っているんだろう。

繊細な色遣いと、素晴らしい表現力。

彼のやさしさと、愛にあふれた人格が表されているかのような、温かさを感じます。

主張しすぎない控えめな光を上手にとらえ、そこに意味のある深さを持たせている。

みつめれば、みつめるほど、語りかけてきてくれるかのような、「命」のある作品。

素晴らしかったです。

わたしの感性とぴったり寄り添いました。感激でした。

「癒しの画家」と言われるのが頷けます。

音声ガイドを借りて鑑賞したのですが、そのBGMに流れていたドビュッシーの「夢」も、彼の作品にぴったり合っていて素敵でした。

終了する7/1までに、もう一度来れたらいいな。






posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 05:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

W・ユージン・スミス写真展



お茶の水の bauhaus という小さなギャラリーで開催されていた

「W・ユージン・スミス写真展」に行ってきました。

彼は、グラフ雑誌『ライフ』などに数多くの優れたフォト・エッセイしたアメリカ人写真家。

沈黙の中から、見る者の魂を激しく揺さぶるように語りかけてくる力が感じられます。

第二次世界大戦での、戦場での写真。

おびただしい数の死体。

野戦病院と化した教会。

水俣病の子供を入浴させる母の姿。

手術をしている医師。

祈る人々。

彼の作品は、目を伏せてしまいがちな光景に、あえて、力強いまなざしを送っている。

真摯に被写体を見つめる彼の姿勢に、冷静でいながら熱いものを感じます。

彼が撮影した人々からは、全身全霊で人生に立ち向かう人間の強さが感じられます。

ほんと、良い写真を撮ります。

素晴らしい写真展でした。

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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月07日

「石川啄木 愛と悲しみの歌」山梨県立文学館


GW中の一日。

大忙しの山梨で、珍しく、時間が少し空きました。 でも、1時間だけです。

何をするにも中途半端な、1時間というリミット。

ちょうど、近くにいましたので、山梨県立文学館へと行ってまいりました。

ここは、いつきても気持ちがいいです。

広々とした芝生の広場に、芸術作品が置かれています。

もっと時間があったなら、のんびりお散歩して、ゆっくりしたのになぁ。 

太陽もキラキラして、私を誘惑していました。

タイムリミットがありましたので、横目で見ながら、後ろ髪をひかれつつ、太陽に輝く芝生の庭を通り過ぎました。

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さて

山梨県立文学館で開催されていたのは「石川啄木 愛と悲しみの歌」

愛と悲しみ・・・・という言葉がふさわしい、彼の生きざまでした。

どうして、昔の偉人は、生きている間に評価してもらえないのだろう。

その頃の時代では認められず、亡くなってからその才能を評価され、そして、100年もたった、今もなお歌われている。

時代よりも、進んだ感性を持って生れてしまったのですね。

それとも、日本の時代が、新しい風を受け入れる余裕がなかったのでしょうか。

貧困と、愛への渇望の中で苦しんでいる、彼の歌は、切実で痛いほどです。

本当に、苦しかったのだろうな。

作品からは、挫折の繰り返しと、報われない悲しみが溢れ、わたしも心が締め付けられました。

苦しみの中だからこそ、人々の心を打つ作品ができたのかもしれません。

誠実な彼の心の叫びが、作品から、わたしに語りかけます。

彼のことが、とても身近に感じられました。

まるで、友人のことのように、感性を分け合いました。



作品数も多く、充実した展示会でした。

6/24まで開催しているようですよ。





posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 05:26| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする