2022年04月20日

虹雲のお話



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今朝の虹雲のお話。

日課の踊る瞑想をしていた。

日本にハートを開いて

自分の過去と、まだ持ち続けている傷に

癒しを送りながら踊っていた。

ころちゃんと、戦争と、ドイツの家族の病気と、日本の家族の病気と、ヨーロッパでの祈りと、日本が恋しい気持ちと、ドイツの暮らしを育みたい気持ちと、そして軽くなった銀行口座との板挟みで、

なかなか日本へ一時帰国ができない状況に

ちょっと、葛藤のような味に似たものを

心の中のクローゼットの陰にチラチラ見ながら

窓を開けて白い風を招き入れ

鳥の喜び歌を聴きながら踊っていた。

リビングルームに大事に飾ってある

大切な人たちからこれまで頂いたたくさんの品々のあいだ、あいだを

太陽の温もりから生まれたハチたちが

ひとつ、またひとつ、飛び移っては

スイートな思い出の匂いをかぎながら

ブンブンブンというマントラを響かせていた。

そんな朝の瞑想のひととき

空に虹雲がふわりふわりと浮いていた。

なにがどう・・・かは謎だけれど

「よし。すべてよし」

という「納得」を

強く確かに受け取った。



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 09:00| 詩的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする