受け入れがたい事実に直面。
「いつかやりたい」と願っていたことがあって
それは10歳の頃から「やりたい」と思っているので
私の人生の重要な「夢」であるのだけれど、
目の前の興味や感動や情熱に夢中になって
「いつかやろう」と後回しにしていた。
私にはその才能があることは10歳の時から知っていたし、
実際に30代ではその「やりたい」を夢中になってやっていた時期もある。
だから、「後でまたあとで」、と置いといても、
きっと私はその「いつか」がやってきたときに、
才能をフル活用できるに違いない、と信じていた。
だって私にはその才能があることは、10歳の頃から確信を持っているのだから、
ひとたび、やる気スイッチが入れば、留めていた才能が溢れ出るに違いない、と疑いもしなかった。
でも、なんてこった。
ここ数日、その「やりたい」と思っていたことに気が向いて、
チョロッと取り組んでみるかー、と時間を過ごしているのだけれど、
どうにも上手く、その才能に繋がらない。
とにかく、昔のように・・・10歳の頃と言わずとも、せめて30代の頃・・・、のように流れるように進まず、
これまでずっと、絶対的にその自分の才能を信じていただけに、
大きなショックで愕然としてしまった。
これは、老いだけで片づけられない。
自分を活かすのも、潰すのも、自分次第なんだ。
私は、「私という人間の人生を、活かして生きていく」、という使命を担当しているのだから、
大事な才能を潰しちゃイカンよな。
要するに
「いつかやりたい」と願っている夢は、
「いますぐ取りかかるべき」だ。
自分を腐らせちゃイカン。
失ってからでは、手遅れだからね。
これを書いていて、ふと思い出したのは、
昔、オーストラリアを旅していた頃、バイブルにように持ち歩いて読んでいたパウロ・コエーリョの「アルケミスト」という本。
あれは20代の頃、バックパッカーを始めたばかりの頃だったな。
無期限ノープランの旅に出る直前に当時の彼氏からのプレゼントだった。
何度も何度も読んで、かなりいい味だしてたボロ感の本になっていた。
老いるというのは、あのクリスタル商人のようになってしまうのか。
いや、「老いる」というのは「進化する」ということだから、
やりようによって、いかようにも成れるはず。
だから要するに
「いつかやりたい」と願っている夢は、
「いますぐ取りかかるべき」だ。
放っておくといつか腐ってしまうのを知っていて、どう腐らせずに自分を活かすか。
肉体が終わってしまう前に。
だからやっぱり要するに
「いま」だな。
ヒューヒュー!
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