2021年12月20日

冬至の満月とワタシ2021


一年で一番

夜が長いこの時期の満月は

一年で一番長い時間

闇の中で輝く





「秘密を教えようか?」



トントン、と私の肩を叩かれ

振り返ると月が微笑んでいた



「すべてがメッセージなんだよ。

それこそ何もかも、起きること、目に入ること、見るもの、すべて。

すべてがメッセージなんだよ。

一瞬一瞬ごとに、

もうすでに与えられてるから

あとは、それに気づくための

スペースを自分に許可するだけ。」



私は、たくさんの引き出しを

自分の中に持っているのを感じた。

あとは、それを引き出すだけ。

もうすでに与えられてるから、

あとは、それに気づくだけ。



光ってるぞ、お月様。

照らされて、ナンボだね、あなたは。

受け取り上手なんだな。







「秘密を教えようかニャン?」



夜の闇にチョコンと座る

緑に光る目の猫が言った。

長い尻尾がユラユラと、波のように戯れていた。



「厄介だったり、邪魔だったり、障害だったり、

そう感じるものや出来事っていうのはね、

見方を変えると助けだったりするんだよニャ。

ゲームだよ。ゲーム。

勝ちゲームにするには、何事も深刻になっちゃいかんニョ。

すると、スルリスルリ、キャットウォークで優雅にかわせるんだニャ。

だから、それに気づくことだニャ。

気づくためのスペースを自分に与えることだニャ。」



私は、無性に歌いたくなった。

眉間にしわを寄せる、出来事のすべてのすべてが

アホらしくなってクソクラエになった。

どうせゲームなら、遊ばにゃソン、ソン。



障害物が障害物に見えないその身のこなし。

師匠と呼ばせていただきます。ニャンコ先生!







「秘密を知りたい?」



休眠しているアマリリスが、コホン、と咳払いした。

葉はすっかり無くなって球根だけの姿に戻って、

新たに葉を延ばす準備をしているのだそう。



「自分と違う者っていうのはね、

敵じゃなくてさ、自分のキャパを広げるための、

肥料みたいなものなんだよね。

最初はちょっとビックリするけど、

受け入れて違いを許すとさ、

楽々、成長できるんだよね。

すると自然に調和するんだよね。

そうわかってたら、受け入れやすいよね。

それに気づくスペースを持っとかないとだね。」



カツーン。頭に一撃。

それが簡単にできたら、なんて軽やかなんだろ。

周りも否定しないし、自分もあるがままでいる。

異なるもの同士、養いあって成長できるって、

地球賛歌じゃん。



いやーアマリリスさん、

あなた、悟ってますね。

毎年、一年ごとに死んで生まれ変わっているのは伊達じゃないですね。







そんな、

2021年最後の満月

とワタシ。



マルハダカで堂々とイキテイキタイ。




12/22水曜20:00日本時間
冬至スペシャル
「オンライン・シヴァナンダヨーガ+マントラチャンティング」



冬至の満月とワタシ2021.jpg


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 01:09| 詩的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする