2020年03月09日

直感というのは


「直感」というのは

一番最初に浮かんだアイデア・または、発した言葉のことです。



大抵の場合、

その後に、「恐れ」がやってきて

それを実行しない「言い訳」をマインドは探し始めます。

お金がもったいない、時間がない、仕事が休めない、家族がいるから、なんだかちょっと怖い、やっぱり気が乗らない、などなど。



そして、最終的には

そちらの「恐れ」のほうを、「直感」なのでは?、とマインドは間違って解釈する方向に

わたしたちを惑わします。



で、

「やっぱやめよう、直感的に(!)今じゃない気がする」

なーんてふうに、「直感」という言葉すらマインドはすり替えてしまいます。

私たちは、そんなマインドの罠にまんまとはまって、そして、気づかずにいます。



でも、「直感」というのは

本当に、一番最初にピンと来ていることですし、

思わず質問してしまったことだったり、

ポロッと言ってしまった希望だったり、のことです。



私にとって、

「直感に誠実に従う」

ということは、

自分が感じていることを、ただ信じるのではありません。



なぜなら、時に、人間は嘘の感覚を本当だと受け取っていることがあるからです。

マインドは巧妙に私たちに、真実ではない情報を、あたかも本当のことのように見せます。



だから、私にとって

「直感に誠実に従う」

ということに、きちんと繋がっているためには、

自分の恐れを、きちんと恐れとして理解して見つめられることが必要です。



だから

「あ、あれは直感だったけれど、ここからの迷いは恐れだな。そして、この乱れは私のエゴだな。だったらこの恐れとエゴの源はどこからやってくるんだろう。」

そんなふうに、

何を直感で受け取っていて、

その後、

恐れからくるなにを感じているのか、

ということが、きちんと理解できていて、はじめて、

「直感を選択する」

ということができます。



だから、

あなたが直感で生きたいのならば、

迷いや乱れを、そのまま「これは迷いや乱れであって真実ではない」とあるがまま見つめて、それに振り回されず、

惑わされることなく、常に自分が主導権を握っていることです。

直感を選択するのは「わたし」であって、「マインド」ではない!という主導権です。



それには、

自分の中に存在する無数のアイデアや想いの中で、

なにが真実で、なにがまやかしか、見極めることが必要であり、

そうすることで、

迷いも疑いもなく、「直感」を信じることができるでしょう。


直感とは.jpg



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 17:56| 内なる豊かさへのシェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする