「直感」というのは
一番最初に浮かんだアイデア・または、発した言葉のことです。
大抵の場合、
その後に、「恐れ」がやってきて
それを実行しない「言い訳」をマインドは探し始めます。
お金がもったいない、時間がない、仕事が休めない、家族がいるから、なんだかちょっと怖い、やっぱり気が乗らない、などなど。
そして、最終的には
そちらの「恐れ」のほうを、「直感」なのでは?、とマインドは間違って解釈する方向に
わたしたちを惑わします。
で、
「やっぱやめよう、直感的に(!)今じゃない気がする」
なーんてふうに、「直感」という言葉すらマインドはすり替えてしまいます。
私たちは、そんなマインドの罠にまんまとはまって、そして、気づかずにいます。
でも、「直感」というのは
本当に、一番最初にピンと来ていることですし、
思わず質問してしまったことだったり、
ポロッと言ってしまった希望だったり、のことです。
私にとって、
「直感に誠実に従う」
ということは、
自分が感じていることを、ただ信じるのではありません。
なぜなら、時に、人間は嘘の感覚を本当だと受け取っていることがあるからです。
マインドは巧妙に私たちに、真実ではない情報を、あたかも本当のことのように見せます。
だから、私にとって
「直感に誠実に従う」
ということに、きちんと繋がっているためには、
自分の恐れを、きちんと恐れとして理解して見つめられることが必要です。
だから
「あ、あれは直感だったけれど、ここからの迷いは恐れだな。そして、この乱れは私のエゴだな。だったらこの恐れとエゴの源はどこからやってくるんだろう。」
そんなふうに、
何を直感で受け取っていて、
その後、
恐れからくるなにを感じているのか、
ということが、きちんと理解できていて、はじめて、
「直感を選択する」
ということができます。
だから、
あなたが直感で生きたいのならば、
迷いや乱れを、そのまま「これは迷いや乱れであって真実ではない」とあるがまま見つめて、それに振り回されず、
惑わされることなく、常に自分が主導権を握っていることです。
直感を選択するのは「わたし」であって、「マインド」ではない!という主導権です。
それには、
自分の中に存在する無数のアイデアや想いの中で、
なにが真実で、なにがまやかしか、見極めることが必要であり、
そうすることで、
迷いも疑いもなく、「直感」を信じることができるでしょう。
【関連する記事】
- モヤモヤは成長の種
- 日常をセレモニーに
- アルケミスト・夢
- 太陽と月の出会い・FIRE of JOY
- ヨーガアーサナを通して伝えたい素晴らしいことがあります
- 自分自身をもっともっと幸せにするためには
- いま必要な対策って
- 「リスニング・相手を聞く力は、世界の平和に繋がる」
- 3.11に平和の映画の紹介
- ただ流れる涙について
- 日常での祈り1「感謝エクササイズ」
- テレビ消して、スマホ置いて、PC切って
- 真実に繋がる糸
- 身体動かそう!
- 4つのタイプにわけられる「不安」の分析
- サポートを求めることへの葛藤について
- 「気づく」ためのテクニック
- 身体に必要なものを感じること
- 自分の心地よさ、そしてみんなの心地よさ
- パートナーとのケンカと、インナーチャイルドの怒りの関係性