今回の日本滞在は12日間。
その最終日。
魔法が起こり、星の導きでピタリとコンタクトして、わたしはなぜか東京に流れる多摩川の川岸に座っていた。
ドラムを奏で、愛・人生・宇宙軸・内なる静けさ・陰と陽・天の流れの完璧性を自然と愛とともに語りあった。
わたしは、現れ出る「相対の神秘」とその美しさに、瞬間ごとに大きく感動させられていた。
二つの流れが、反対側の軌道を通って、逆からたどり着く奇跡的な調和。
どこにも、裁きや自己肯定・他者否定が存在しない、あるがままで完全であるカタチに大きく納得した。
頭上を通り過ぎる2本の電車ラインの、現実社会の人間爆弾的な音と、川の流れと水面の揺らぎの自然へのゆだね。
そして、
ホームレスのカオス的な村を通り抜けると、子供たちが駆け回るブランコ広場にでた。
相対のバランスは、地球の呼吸そのものだった。
旅人・地球巡礼者としての教訓は、
プランなどという不自然なものは、存在しないほうが、天のシナリオの流れにうまく乗れる。
起こるすべてが完璧であり、祝福に満ちていた。
多摩川沿いでの祈り・・・、その深い意味に気づいたのは翌朝だった。
ふと思い立ち、地図で多摩川の源流を追っていくと、シャーマン・霊能者であったわたしの祖父が生まれ育った村のほど近いところへと繋がっていた。
そこを源流として・・・生まれ、育ち、流れ、変容し、引き継いでいるラインが、羽田空港脇から大海へとひとつになっている・・・。
ここで明るみに出たのは、紛れもない、わたしのいまの非凡なる生き様と、先祖からの継承。
数ヶ月前、わたしは、なぜ私がいま、ヨーロッパに住み、私の叡智をそこで種蒔きしているのか・・・を、自分の今世での先祖たちに説明した。
彼らはそのとき、(島国の日本人なので)なかなか理解を示してくれなかった感じがした。
でも、今回、きちんと日本の土地の上に立って、さらにその先のことを伝えたのだと感じる。
先祖たちが達成し得なかったことを、わたしは望んでいるのだ。
だからわたしは「かつての型」を離れて、伝統を重んじながらにして近代になじむよう変容させるという、さらなる進化を促した。
先祖からのシャーマニズムの唯一の継承者であるわたしが、引き継いでいる叡智を、この現代社会に活用していく・・・
私自身、なかなか、受け入れられなかったこの決断に、「腹をくくる」という決心がついていることを、先祖に行動で伝えたことで、いま、やっと受け入れられたような気がする。
伝統は守る、でも、昔と同じやり方では現代社会では使えないんだ、ということを、時間をかけて説得したような気がする。
いまのわたしにとって、ヨーロッパでのこれからの活動に、日本サイドのご縁からのサポートがとても必要だ。
私がヨーロッパと他のアジアで、このジャパニズムの叡智をシェアしていくことで、日本はより一層、自覚を持って「日の本〜太陽の国」として目覚めていくと信じている。
今回の滞在も大きな学びと深い深い魂の癒しがたくさん起こった、奇跡の国、日本。
その最終日に、この、わたしの日本の祖先から続く多摩川の水の流れに座り、わたしは大海を渡っていく・・・、日本からと先祖からの叡智と愛を感じ、それをしっかりと受け取り、これから、世界に開いていこうと思う。
そして、
15年前から、わたしの魂の闇と光の学びのトリガー(引き金)である、イギリスで飛行機を乗り継ぎ、そして、ドイツに着陸した。
日本とイギリスとドイツを繋いだラインで戻ってきたことも、偶然でありながら、必然であった。
素晴らしい、流れとご縁。
すべては、大いなる采配に祝福されていると感じる。
感謝・感謝・感謝
合掌
ラクシュミナラヤニ ユキ
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