スロベニアを訪れた、もうひとつの理由。
「鍾乳洞」
・・・・・地球の胎内に入ること。
わたしにとっては、鍾乳洞ツアーも「地球巡礼」のひとつです。
本当に、素晴らしかったです。
映画の中の世界のような壮大さ。
ジブリの世界のようなファンタジー。
夢だと思っていた風景は、現実だった。
わたしはなんてちっぽけで、地球は何て大きくて、おおらかで、深くて、愛に溢れているんだろう。
すべての生きるものにとっての成長は、太陽と風が必要だ・・・・と人間たちは考えているけれど、
ここでは、真っ暗闇の中、風もなく、音もなく、それでも、こうして成長している存在がここにある。
「観念」が覆される事実。
地球はやっぱり、一枚も二枚も、うわてだ。
わたしは、地球に生かされ、守られている。
なんてありがたいんだ、この命。
地球の胎内、地球の中心により近い場所から、
心から、わたしの底から、地球に感謝を伝えました。
そして、この地球への愛と癒しを、ここから地球すべてへと伝えました。
本当は・・・・
もうひとつある、違う鍾乳洞が一番、行きたい場所だったんです。
でも、アクセスがとても悪く、しかも、一日2回の限られた時間しか入場することができない鍾乳洞でした。
そして、電車とバスを乗り継いでいくには、どうしても、その入場できる時間帯にまに合わなくて、
かといって、雪が吹雪のように降る中、レンタカーで一人で運転していくには(私には)遠い場所でした。
だから、また次回、夏の時期に訪れよう・・・・と、断念して、代わりに来たのが、このポストイナ鍾乳洞でした。
しかし、
ここを歩いてみて、一歩一歩で、地球を感じながら、
やはり、行きたいと思って直感が導いていた、あっちの鍾乳洞に行こう。行くべきだ。
なにがなんでも、行くぞ。
・・・・という気持ちに変わっていきました。
本当だったら、この翌日にミュンヘンに戻るはずだったのですが、帰りの交通手段のチケットをキャンセルして、
もう一泊、スロベニアに延泊することに決めました。
スピリチュアルな旅は、プランを崩して、直感に任せ、流れに乗るべし。
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