わたしが気づいたことをシェアしますね。
1月から(あ!もう来月じゃん!ひゃー)、わたしのサロンをミュンヘンにオープンすることになりました。
これは、すでに9月くらいから決まっていたことだったのですが、他の国での仕事が多く、なかなか、ミュンヘンにじっくり長く滞在する時がなかったので、
このラストスパートで、ちょっと急いでいろいろやってます。
先日、知り合いのインテリアデザイナーのかたに相談して、お部屋のインテリアのアドバイスをいただきました。

彼は風水も利用して、わたしのエネルギーと、お部屋のエネルギーも見ながらいろいろ考えてくれるのでありがたいです。
彼のアドバイスを聞いて、わたしはそれに従って、インテイリアを考えています。
が、大事なのは、ただデザイナーのアドバイスに従うのではなく、それがわたしにとって「心地よいもの」であること。
だから、「オレンジが良いよ」と言われて、「そうか、じゃあ、オレンジ、オレンジ・・・・」とただ、探すのではないということ。
そこにオレンジがあったとして、わたしは本当に居心地が良いのか、じゃあ、どんな感じのオレンジだったら居心地が良いのか、
を、しっかりと「自分を軸として」考えるのが大事なのです。
どうも日本人なので、それに従えばいいんだ!とうっかり思ってしまって、「オレンジにしたよ!」と報告したら、
「本当にユキはそれで居心地が良いの?」と聞かれまして、
「え!?そうしたらいいよ、って言っておきながら、なんでそんなこと聞くの?」と一瞬思ったけれど、
「ああ、そうだよな、すべてはわたしの選択なんだよな。彼の意見を尊重するよりも、自分の居心地よさを優先だよな」
と、自分の中に染みついている日本文化を見ました。
「違う、NO!」と言うことは、失礼なことではないんだ。
そして、
いざ、部屋のどこにどんな家具を置くか、どこにわたしの椅子を置くか、
それをデザイナーさんと相談しているとき、
「ここに高い棚があったら、どう思う?」と聞かれたり、
「植物はここに置いたらどう思う?」と聞かれたりするたびに、
わたしは、「ここでセッションを受けるクライアントさんがどう感じるかな?」ということをまず考えていることに気づきました。
部屋のエネルギーをみながら、わたしの座る椅子を置く場所を決める時に、
「ユキ、こっち向きに椅子を置いて座るのと、こっちむきに座るのと、どっちのほうが好き?」と聞かれて、
わたしはエネルギーを感じるのは得意のなので(プロですから!)迷わず「こっち」と答えられるのだけれど、
「OK、じゃあ決まり、君の椅子はここ!」と言われた時に、
「え!?わたしの椅子だったのか・・・・!」と、少し驚き、当然、という顔をしているデザイナーさんを見て、
自分自身が「一番自分が居心地の良いと感じる場所をクライアントさんに譲ろうとしていてた」ということに、さらにさらに、驚きました。
わたし一人だったら、それが当然!なのだけれど・・・・それを鏡として見せてくれた、この人がいたから気づけたことでした。
(サポートしてくれる人って、本当に成長にとって大事)
そうだよな、この風水は、わたしの生年月日からのデータだもんな。
それに、わたしはこのサロンに一日中いて、クライアントさんはたまに来て、たった90分か2時間くらいここに座るだけなのだから、
わたしが一番楽でいることが一番優先なんだよな。
「わたしの居場所」なんだから!
わたしがとても楽な状態でリラックスしていれば、それだけよいセッションができて、クライアントさんにもよいサポートができるのだよな。
それに、この位置のこの向きに私の椅子を置いて座ることが、わたしにとってエネルギー的に楽だけれど、それが、クライアントさんにとっても同じかどうかは、その人それぞれだからわからないもんな。
「ユキ、なによりも一番大事なのは、きみの居心地が良いことだよ。それをまっさきに考えなきゃだめだよ」
この言葉を、デザイナーさんとパートナーとに、何度も何度も、言われました。はは。
日本人の自分をまざまざと知る。
わたしがここから気づいたことは、
「相手を優先してしまって、自分の居心地を優先するのを忘れてしまう」ということ。
これは、山梨で6年間、自宅兼サロンとして使っていた「天空の森ヒーリングスペース」での生活もまさにこの通りでした。
「天空の森ヒーリングスペース」は、大好きで、大好きで、いまも恋しくて涙が出るほど大好きな場所です。
(余談ですが・・・・先日、訪れたらエネルギーが変わっていました。わたしがどれだけよいお仕事をそこでしていたのかが、よくわかりました。
よかったら引っ越すときのか美しい想いを書いてありますので見てください。
「天空の森ラストナイト」 http://yukismyogaism.seesaa.net/article/459959214.html
「愛してます〜!日本」 http://yukismyogaism.seesaa.net/article/460005044.html )
森の中で、絶景の景色で、毎日夕陽が目の前で沈んでいき、朝も夜も、森の動物たちの声と共に過ごし、満天の星空と大自然の空気。
最高でした、いまももしもできるなら戻りたいほど、愛しています。
そんな、大好きな場所でしたが、お家の中は、やはり、そこに来てくださるクライアントさん、生徒さんたちのことを最優先にしていました。
広さを確保するため、極限までなにもものを置かないスペースは、暮らすには実は少し不便で、閑散として独り暮らしには寂しかったです。
本当にここに住んでるんですか?生活感ゼロですね!・・・と何度も言われました。はは
でも、たくさんの人々が来てくださることがとても嬉しかったので、わたしはとても幸せでした。
家具や生活用品は不足していても、森の中、山の上で、自然のエネルギーに囲まれていましたから、わたしはとてもリラックスしていました。
ですので、このときは、これでよかったのです。大好きな場所でした。
そして、いま、
山の中森の中ではなく、街の中に新しくサロンを持つにあたって、
わたしがしっかりと森とともに生きていた6年間を通じて、私自身が森であり山である・・・・という確かな感覚があります。
それを、ミュンヘンという都市の真ん中で、わたしそのものからの自然エネルギーをシェアしていきたい、と願います。
新たな気づきと共に成長したわたしは、これからこの街で生きていくため、方程式を変えていくのだと感じます。
「まず、わたしが居心地よくてリラックスする、そして、あなたもそこで居心地がよくてリラックスできる」
これが、わたしの新しい方程式。
より、調和的だと思う!
わたしも楽で、みんなも楽!
自分軸で存在すること・・・・大事です。「ワタシの中心に立つ」。
ヨーロッパにいるからこそ、日本の文化の良いところ悪いところ、善さが転じて足かせになっているところ、よくわかります。

先週と今週は、あちこちの家具屋さんに行って、新しい家具を選んでいます。
なかなか、ピンとくるものがなくて(デザインとお値段が)、もう少し時間がかかりそう。
ちゃんとした家具は、注文してから届けられるまで、4〜6週間くらいかかるので急がなければ!
あれ? もうオープンまでに間に合わないかも!?

クリスマスの雰囲気の街歩きは楽しいです。
中心部に行くといろいろなところで、小さなマーケットがやっていて、買い物は趣味ではないのであまりしないけれど、
賑やかな雰囲気は楽しいです。
大きな広場の大きな噴水が、突然、スケートリンクになっていてびっくり!
楽しそうにスケートをする人たちを見ながら、温かい飲み物をふぅふぅして、ほっこりします。

カードを見るのはわたしの趣味。
数々の名画の中に「いわさきちひろ」があった!
嬉しい! 小学生のころからのわたしのお気に入り!

日本にいる時のように、ここミュンヘンがわたしにとって、とても居心地の良い土地になるように・・・・
周りのすべての人たちが、わたしに協力してくれています。
本当に、ありがたいことです。
日本にいると、立場的にすべての決断をわたしがくだして、すべてを仕切って引っ張っていくので、
「男性性・リーダーシップ」を大きく発揮しながらお仕事しているのですが、
ミュンヘンでは、言語の面や、知り合いがあまりいないこと、わからないことがたくさんなので、
パートナーや、パートナーの友人、ミュンヘンのヨガの生徒さんたち、などにたくさん頼らせていただいていて、
たくさん、たくさん、甘えさせていただいています。
サポートしていただけること、本当に、ありがたいことです。
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