2018年10月18日

(詩的なもの)丸っこくてモコモコしたちっちゃな生物さんへ


子供の頃に ちっちゃな生物と一緒に遊んでいた
丸っこくて モコモコしているやつ


現れたり 消えたり 
私の中にいたり 外にいたりしていたやつ


多分 わたしが10歳にもならない頃
だから レンゲ畑に寝転んで
空に浮かぶ雲を 
ワクワクしながら 
何時間も眺めていた頃のわたし


そのちっちゃい生物と
一緒に寄り添って 過ごしていた


いま
その生物が また現れて
わたしと一緒にいる


そいつは いまはわたしの中にいて
ちっちゃな私と手をつないでいるのがわかる


ありがたいな
もう いなくなったと思っていたけれど
まだ 一緒にいてくれていたんだな


丸っこくって モコモコしていて
ふわふわ浮かんだり ビヨンビヨン転がったりするやつ


少女の頃 一緒に走ったり 踊ったり 絵を描いたり ロッキー(愛犬)と遊んだりしたんだ


いまは 私の中にいて
少し ゆらゆら揺れながら
じっとして
何かを 待っているようだ


もう いなくなったのかと思っていたよ
まだ いてくれてるんだね
ありがとう


丸っこくてモコモコしたちっちゃい生物へ.jpg






posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:43| 詩的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする