瞑想は
生の中で もっとも偉大な芸術の一つです
おそらく最高に偉大なものでしょう
それは ほかの誰かから学べるものではありません
それが 瞑想の美しさです
瞑想には どんな技法もありません
それゆえ 瞑想には権威者などいないのです
あなたが自分自身について知るとき
つまり あなた自身を見つめ
どのように歩き どのように食べ
なにを話しているかを見守り
おしゃべりや 憎しみや 嫉妬を見つめ
あなた自身のなかで
これらのすべてのことに
思考を差し挟むことなく気づいているとき
それはすでに 瞑想になっています
だから
バスに乗っていても
木漏れ日のさす森の中を歩いていても
鳥のさえずりを聴いていても
妻や子供の顔をながめていても
瞑想は起こります