2018年09月01日

【合宿】ヒマラヤリトリート その8(ヨーガと瞑想とムーブメントメディスン)



【 2018年8月11〜19日に行いました、ラダック・ヒマラヤ瞑想リトリートの終了報告です 】




今回のWSで行ったヨーガと瞑想とムーブメントメディスン。

皆さんの体調を見ながら、プログラムをその時々で決定して、リトリートを進めていきました。

リトリートが後半に近づくにつれて、みなさんのプロセスも深まっていくのが、とてもよく感じられました。

そのときに、必要なワークを必要なタイミングで提供させていただきました。



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シェアリングの時間は、私自身が皆さんにとっての手本となる・・・・という意味も含めて、

わたしの個人的なシェアリングを、まるで参加者のひとり・・・のような気分で、させていただきました。

人間たちのコミュニティの中で、どのように周りの鏡から自分の内面を見つめていくのか・・・・

他人から感じていることを、他人からの言動から感じたことを、その人のせいにせずに、

それを、感じている自分とどう向き合っていくのか・・・・

などなど、「わたし」という人間を通して、そのテクニックを知っていただきたくて、

私自身も、真剣に自分と向き合っている体験を、参加者の皆さんにシェアさせていただきました。

思い返せば、わたしはシェアリングのときは、毎回、真剣に涙を流していたように思います。

涙は、悲しみではなく、魂が癒されるときに流れ出るヒーリングウォーターです。

こんな「繊細な側面のわたし」を、生徒さんに見せるのは、これまで、あまりなかったことかもしれません。

そして、この「繊細な側面のわたし」を、生徒さんたちに見せれるくらい、わたしの力が抜けている・・・・というのは、わたしの成長だなぁ・・・と感じ、喜ばしいコットだと感じました。




わたしが感じる、日本人に必要なところは、「きちんとYes と No を伝えること」です。

「人に自分の意見を伝える」ということは、「自分がどう感じているのかをしっかり感じ取っている」ということ。

人に伝えようとするときには、自分と向き合わなければ、伝えることができませんから。

黙ってしまう・・・、YESもNOもなにも返事をしないでいる・・・、曖昧にして濁す・・・・、という、日本人にありがちな行動は、

いざこざは起こらないかもしれないけれど、そこには、成長も起こりません。

相手を傷つけたくない、自分が傷つきたくない、ジャッジされるのが怖い、嫌われたくない・・・・などの理由から、自分の意見を言うことが難しいときがあります。

わたしも、もちろん、あります。

それは、優しさから起こるのだと感じますが、そういったことが習慣となっていることで、結果的に、自分自身とつながることがわからなくなってしまって、自分がなにをしたいのかわからなくなってしまう。

これは、すべて、わたしの経験からの言葉です。

わたしも日本人として日本に生まれ、日本文化で育っていますから、どっぷり、日本人。

海外でのたくさんの経験から、「シェアリング」の大切さを知り、わたしはとても成長しました。



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ラダックに滞在中のある日。

同じゲストハウスに滞在していた、ドイツ人とフランス人を、ムーブメントメディスンのクラスに誘ってみました。

興味を示してくださり、そして参加してくださいました。

日本、フランス、ドイツの3つの国の、エネルギーレベルでの異文化交流となりました。

これは、参加者の方みなさん、なかなか、できない経験だったでしょう。

言葉ではないところで、わたしたちは異文化交流し、エネルギー交換し、そして、調和していきました。

感動的でした。

平和って、こうやって、お互いが認め合い、許しあい、受け入れあうことで、溶け合っていくことなんだな、と実感しました。

こうやって、一歩一歩、小さなことですがコツコツと、世界の調和へ向けて、わたしのできることを続けていきたいです。



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残念ながらヨーガクラスと瞑想クラスの写真は撮影していませんが、

ヨーガ・瞑想クラスの静けさの中でのワークも、

ヒマラヤのエネルギーが染み入るような、本当に素敵な時間となりましたよ。








posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 00:50| 【合宿】2018ラダック・ヒマラヤリトリート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする