2017年の大晦日は、バリ島のボンダレンという場所にいました。
島の北側の海沿いの田舎町です。
友人のダーマティーチャー(仏教瞑想のマスター)から紹介していただいた、瞑想ホールのあるホテルに宿泊して、クリスマスから年末年始を過ごしました。
その友人と同じくして、このホテルのオーナーも、ヴィパサナ瞑想の師であるアヤキーマ師のお弟子さんとのこと。
大晦日の夜は、バリの人たちはラッパを吹きならして、音楽をガンガンにかけて踊りまくるのだそう。
わたしは・・・・・・そんなお祭り騒ぎは好きではないので、
静かに、厳かに、行く年くる年を熟考したかったので、
そういう催しがないのだったら、わたしが開催しちゃおう、ということで、
わたしの主催の瞑想会を提案させていただいたところ、大歓迎で開催OKとなりました。
やった! 積極的にやりたいことは、なんでもやるのだ!
大晦日の晩。
0時をまわって「ハッピーニューヤー!」の大騒ぎが少し収まった後の0:30から、
キャンドルで幻想的に飾り付けた瞑想ホールにて、「除夜の鐘」の瞑想会を行いました。
日本の伝統の行事なのだということや、本来はお寺で大きな鐘を木の棒でつくことや(大きなシンギングボウルを代わりに使いました)、108回の意味や(私なりの解釈で)、一回と一回の間の「余韻&ま」がとても大事なことや、静寂とその合間に聞こえる世界の音とのハーモニーを楽しむこと、新年の家族の平安・世界の平和を祈ることなど・・・・
一応、伝えたいことは伝えて、始めました。
宿泊客のほとんどのかたが参加してくださって、うれしかったです。
参加者の中から、希望者10名と、私を入れた11名で、ひとり10回ずつ(と8回)を、交互に鳴らしていきました。
このスタイルは、わたしがネパールのお寺に大晦日に滞在したときに体験した「簡易・除夜の鐘」です。
オーナーがドイツ人なので、宿泊客も全員ドイツ人でしたので、日本文化特有のこの「ま」の美しさが、わかってくれるかなぁ〜、と思っていましたが、
終了後、何人かのかたが駆け寄って、絶賛してくださいました。
ドイツ人はお世辞を言わないので、本当に感激したんだろうな、嬉しかったな。
瞑想会が終了すると、すでに2時をまわっていました。
1時間30分以上も座っていたのか。
ドイツの人たち、あまり瞑想になじみがない人もいたようだったし、そうじゃなくても床に座る文化がないから、身体がきつかっただろうな、よく辛抱したなぁ。
「イエス・ノー」がすごくはっきりしているので、嫌だったり、疲れたりしたら、遠慮なく退席するであろう国民だから(実際、数人途中で抜けた)それでも、ほとんどの人は最後まで残っていたから、
きっと、静寂が居心地がよかったのだろうな。
沈黙の言葉(サイレンストーキング)は、しゃべる言語が違ったとしても、世界のどこでも、人間共通だね。
片づけが終わって瞑想ホールから出ると、満月の2日前のお月様が、煌々とわたしを照らしていました。
降り注ぐ、祝福のシャワーに、心から合掌して頭を下げました。
2018年の仕事始めは、
バリ島で、ドイツ人たちに瞑想会を開催しました・・・・という報告でした。
今年も、インターナショナルに活動する年になりそうです。
ご縁と、流れと、導きに、感謝・感謝・感謝ばかりです。
合掌
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