(11/24 メッセージ)
そう、これまで、いろいろ、あったんだね。
だから、その都度、強くなろうとした。
強くならなければ、と自分を励ます状況にあったのだろう。
自分を強く、強くしなければ、その状況は乗り切れなかったのだろう。
だから、それを望んだ。
弱いままの自分では、生きていくのが難しかったのだろう。
誰にも頼ることができない状況だったし、自分の強さだけが支えだった。
だから、強くなろうとした。
でも、覚えておいたほうがいい。
「強くなること」というのは、「誰かよりも優っている」ということではない。
ほかの誰かよりも、自分のほうが上である・・・・・とか、勝っている・・・・・とか、
そういう優劣は、「強さ」を計るものさしには、ならないのだよ。
強くなろうと努力をして、そしてどこかで、歪んで学んでしまったのかもしれないね。
誰かよりも自分が優れているものがあると発見した時、一見、自分という人間が、強くなったように見えた経験があったのかもしれない。
だから、誰かよりも劣っている自分をみつけると、とても惨めで、ふがいなく、弱く、感じてしまうのかもしれない。
だから、心の中でいつも、他人と自分を比べている。
自分よりもなにかがうまくできている人をみると、自分を否定し始めるし、
その人よりも、自分のほうが「すごい」と、自分で思いたい、または、周りからそう思われたくなる。
そして、劣っている自分を見ると、「自分なんて・・・」と、自信を失ってしまう。
なにかができないと、自分という人間は認められないのだ・・・・、と思いこんでしまう。
覚えておいたほうがいい。
本当の強さとは、誰かと自分を比べることではないし、
誰かのことも、自分のことも、ジャッジするようなことではない。
いつも、気づいていなさい。
これまで、強くならなければ!と、自分自身を励ましてきた。
でも、「強さ」という形を、間違えてとらえていた。
誰かより、優っていることが、「強さ」ではない。
自分に繰り返し、言い聞かせてごらん。
誰とも、比べなくていいんだ。
自分よりも劣る人も、優る人も、この世には存在しない。
本当の「強さ」というものは、
わたしが、「ワタシ」になることだ。
それを、人生をかけてやり抜くこと。
それが、「強さ」という輝きになる。
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