2017年09月09日

子供のころのインスピレーション


わたしについての記事。

ムーブメントメディスンの「イニシエーションWS」9日間 を受けに、イギリスに来ています。

このWSは、

受胎・誕生・幼少期・思春期・青春期・成年期・成熟期・老年期・死・・・の人生の9サイクルをダンスとともに洗って内観する、メチャクチャ深い、プロセスのダンスヒーリングです。

昔、一週間の集中内観療法を受けたことがあり、あの時は畳半畳の独房みたいな空間で一週間、人生を洗った記憶があります。 2回やりました。

でも、今回は肉体を使うからより深いと思います。

そのWSに先立って準備するものの中に、子供の頃にインスパイアされた大人たちの言葉・・・というものがありました。

そこにフォーカスをしていると、幼少期のことで思いだすことがいくつもありました。




吉野弘さんの詩です。「祝婚歌」


祝婚歌s.jpg



これは、小学生のころに、大好きで、大好きで、たまらなかった詩です。

小学生だというのに、パートナーとの愛を深めるための詩が好きだったなんて、愛のために生まれてきた、わたしらしい。

このころの日記も出てきたので読んでみると、客観的に冷静に見ても、家族愛に飢えているのがよくわかりました。

「うちは一家だんらんが無いので、2週間に1回くらいは、家族みんなでご飯が食べたいな・・・・なーーんて、贅沢かなぁ・・・・?」

なんて、小学生の言葉にしては、寂しいことも書いてあったりして。





そして、これは、小学校を卒業するときに、担任の先生からいただいた言葉。

「非凡なる人生」

当時のK先生は、私の人生の中で唯一、わたしを認めてくれた先生だと感じています。

私は、子供のころから敏感で、直感が鋭くて、恐らくいま思うに、リーディング能力が長けていたので、

人のことがよくわかってしまって、ズバズバ、本当のことを友達に言ってしまったり、遠回しに言わないで、ストレートに図星をついてしまうことがとても多く、

周りのお友達を泣かせてしまったり、怒らせてしまったり、することが多かったのです。

本人は、意地悪しているつもりはなくて、ただわかっちゃうから、言ってしまうだけなのですが、

それが、周りの友達たちには、図星だったり、隠したいことだったり、本当のこと過ぎて受け入れられなかったりしたみたいで、

日記の中には

「また、わたしは強く言いすぎて、なんとかちゃんを怒らせてしまった。こういうところは直さなきゃ」とか

「そんなつもりじゃないのに、泣かせてしまった。もう、自分がヤダ」とか

人と違う自分を責めている日記の内容が目立ってあった。

そんなわたしを、K先生は

「それはユキちゃんの良さでもあるんだよ」と言ってくれた、初めての先生だった。

わたしは、小学生までは秀才で(中学生から落ちこぼれたけど)、とても頭がよかったし、リーダーシップがあったので、K先生はわたしに特別な仕事・・・テストの採点とか、みんなのまとめ役とか・・・・・、を与えてくれていた。

わたしは、自分が人と違うこと、人の本音がわかってしまうこと、図星をついてしまうこと、敏感過ぎることに気づきはじめて、なんだか、自分が自分でいちゃいけないみたいな気分になっていたけれど、

K先生のおかげで、そのままの私でよいのだ、ということを教えてもらった気がする。

小学校卒業の時にいただいた言葉

「非凡なる人生」

は、

「そのままの自分のオリジナルな人生を貫きなさい。人と違う、あなただけの個性的な生きかたをしなさい」

というメッセージでした。

本当に、嬉しかったです。

その後、K先生はずっとわたしのことを気にしてくださっていて、12歳で小学校を卒業してから、私が24歳くらいまで、お手紙を交わしていました。

今回、WSの宿題のためにいろいろと昔の資料を引っ張りだしてみたのですが、自分の人生を振り返る、よい機会となりました。




今日から、9日間。

ここ、イギリスにて。

さらに、じっくり・・・・・過去から、未来まで・・・・・味わってきます。

もうすでに、3〜4週間前から、このWSのプロセスが始まっていて、わたしは、自分のルーツであるところ・・・・日本人として、日本文化、両親、家族、など・・・・への意識のプロセスが進んでいます。

このWSの最中は、ブログはアップはお休みします。















 
posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 23:03| わたしについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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