日本人・・・・というだけで、「寿司は作れるか!?」と聞かれます。
あはは・・・作れませんよ(笑)
そして、こう説明します。
「日本でいう『寿司』は握り寿司のことで、それは家庭では到底お料理できないプロフェッショナルなものなので、特別な料理なのです。家庭では『海苔巻き』を作る家庭がたま〜にいると思うけれど、誰もがやっているわけじゃないの。わたしは作ったことないし、わたしの母も一度も作ってくれたことがないよ。 そして、外国人が言う『寿司』は、日本では『海苔巻き』のことだよ。あとは、『手巻きずし』という、ホームパーティ的なものがあるけれど、これなら、簡単にできるよ!」
と、こんなかんじ。
6人集まってのランチ会のとき、「じゃあ寿司じゃなくていいから、前菜として、なんか、日本の料理を作ってきてくれ!」と言われ・・・・・
日本でのわたしの食生活は、サラダとスープとお蕎麦という、いつも同じシンプルメニューで、シンプルに生きているわたし・・・・
そんなこと言われても、困っちゃう〜。
じゃあ、しょうがないから、いつもの・・・・・お味噌汁、作ってみました。
ヨーロッパ風な感じの盛り付けですね。 日本人的には気持ち悪ーい。
そして、食器に口をつけてはいけないし、食器を手で持ってもいけないので、スプーンですくって食べます。
さらに、気持ち悪ーい! 音も立ててはいけません。
「でも、日本のマナーでは、手に持って食べないとお行儀が悪いのですよ。お箸でズズズっと、音を立てて食べるのですよ。」と教えました。
西洋のマナーとは、反対ですね。
そうしましたら、このお味噌汁が大好評で。
なんと、「お味噌汁作り、教えてほしい」と招待されました!
なんっと! なんとっ!!!
この、同じメニューのみで生きている、お料理に無頓着な私が、人様にお料理を教えるなんて・・・、奇跡っ!
というわけで、びっくりしながら、ちょっと緊張しながらも・・・・・
招待してくださったお宅のキッチンで、先日、お味噌汁の会を開催。
昆布だしをとるところから教えて、野菜は適当に、時間も適当に・・・・な感じです。
だって、そうじゃない?!
ドイツ人は、すごく細かいから(お茶とかハーブティーとかをプレゼントすると「これは、何分待つんだ?」って、必ず聞かれて、そして、きっかりタイマーで計って淹れるんです)
すごく細かく聞かれるんだけど・・・・
だって、適当じゃない?お味噌汁作るの?!
だから、「そんなに聞かないでぇ〜」って感じで、しどろもどろ・・・・ははは。
でも、肝心な「アク」をとることと、私流の波動をあげるやりかたは、ちゃんと教えました。
「ここが、一番重要!それ以外は適当で大丈夫だよ〜」と。
海外滞在が多いですが、とはいえやっぱり、日本人の私は、お味噌汁をいただくとホッとします〜。
ヴィーガンのわたしは、お出汁も昆布がよいので、海外の日本食レストランでは大抵、鰹か煮干しをお出汁に使っているので、自分で作るしかないんですね〜。
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