大晦日の日から、お正月にかけて、
ミュンヘンから車で2時間ほどの、アルゴイという田舎町の友人の家で過ごさせてもらっています。
ドイツ語では、大晦日のことを、「シルベスタ」と言います。
大晦日には、たくさんのお野菜にチーズをたっぷりかけて、それをグリルで熱して食べるお料理がメインなのだとか。

こんなふうに特別なグリルを使って、専用の鉄のお皿に乗せて、熱します。

名前は忘れてしまいましたが、スイスの文化から来ているそうです。
日本の年越しそばみたいなもので、大晦日には必ず、食べるのだそうですよ。
わたしは、動物性のチーズがだめなので、ビーガンチーズ(豆とか麦とかから作られたチーズ)でいただきました。
友人二人と、その娘(5歳!めっちゃかわいい!)と、楽しい大晦日を過ごしました。

日付が変わるころには・・・・・・
あちこちのお宅で、打ち上げ花火があげられました。
これも、恒例なのだそう。 びっくりです。
手持ちの花火じゃなくて、打ち上げ花火ですよ!
各家の庭から、バンバン、バンバン、乱れ打ちです。
「すごいね、なんか、戦争みたいだね」と思わずつぶやいたら、ドイツ人の友人は、苦笑いしていました。ははは
動画、撮りましたよ、こんな、模様です。
真夜中に・・・・・
日本での大晦日の慣わしを友人たちにお話ししました。
その友人は、30年以上瞑想を実践していて、禅の接心も何度も受けて修行しているかた。
もともと、キリスト教の家族に生まれたのですが、仏教徒に入門したかたです。
「除夜の鐘」の話をしたら感動して、「よし、それをやろう!」と、瞑想ルームから仏教の小さな鐘(お仏壇にあるみたいなやつです)を持ってきて、
娘も一緒に、4人で108回、鐘をならして、旧年の煩悩を、非煩悩に変えていくためのお祈りをしました。
素敵な経験でした。
経験は他からものです。
たくさんの愛と感謝がいっぱいいっぱい。
本当に、関わるすべての周りの人々の愛がありがたいです。
毎年、大晦日は海外にいることが多く、毎年が特別なのですが、
今年も、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。
合掌
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