2017年01月03日

ドイツ4「シルベスタ大晦日」


大晦日の日から、お正月にかけて、

ミュンヘンから車で2時間ほどの、アルゴイという田舎町の友人の家で過ごさせてもらっています。

ドイツ語では、大晦日のことを、「シルベスタ」と言います。

大晦日には、たくさんのお野菜にチーズをたっぷりかけて、それをグリルで熱して食べるお料理がメインなのだとか。


アルゴイ1.jpg



こんなふうに特別なグリルを使って、専用の鉄のお皿に乗せて、熱します。



アルゴイ2.jpg



名前は忘れてしまいましたが、スイスの文化から来ているそうです。

日本の年越しそばみたいなもので、大晦日には必ず、食べるのだそうですよ。

わたしは、動物性のチーズがだめなので、ビーガンチーズ(豆とか麦とかから作られたチーズ)でいただきました。

友人二人と、その娘(5歳!めっちゃかわいい!)と、楽しい大晦日を過ごしました。


アルゴイ3.jpg




日付が変わるころには・・・・・・

あちこちのお宅で、打ち上げ花火があげられました。

これも、恒例なのだそう。 びっくりです。

手持ちの花火じゃなくて、打ち上げ花火ですよ!

各家の庭から、バンバン、バンバン、乱れ打ちです。 

「すごいね、なんか、戦争みたいだね」と思わずつぶやいたら、ドイツ人の友人は、苦笑いしていました。ははは

動画、撮りましたよ、こんな、模様です。






真夜中に・・・・・

日本での大晦日の慣わしを友人たちにお話ししました。

その友人は、30年以上瞑想を実践していて、禅の接心も何度も受けて修行しているかた。

もともと、キリスト教の家族に生まれたのですが、仏教徒に入門したかたです。

「除夜の鐘」の話をしたら感動して、「よし、それをやろう!」と、瞑想ルームから仏教の小さな鐘(お仏壇にあるみたいなやつです)を持ってきて、

娘も一緒に、4人で108回、鐘をならして、旧年の煩悩を、非煩悩に変えていくためのお祈りをしました。

素敵な経験でした。

経験は他からものです。

たくさんの愛と感謝がいっぱいいっぱい。

本当に、関わるすべての周りの人々の愛がありがたいです。

毎年、大晦日は海外にいることが多く、毎年が特別なのですが、

今年も、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。

合掌









posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 《旅》ヨーロッパ2016.12-2017.3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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