2016年09月02日

フィンランド3(ヘルシンキで会った男性)



ロシアの友人と別れ、山の中の湖から、フィンランドの首都ヘルシンキに移動してきました。

ここでも、違う友人のお宅にお世話になりました。

世界中に知り合い・友人がいると、本当に助かります。

リッチではない宇宙の旅人の私としては、とてもとても、ありがたいです。


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ヘルシンキを訪れて・・・・

どうも、わたしには、ヘルシンキはあまりよい波動を感じないのです。

アルコール依存症の人々、鬱っぽい人々、愛が枯渇した人々、買い物に依存している人々・・・・

とにかく、酔っ払いが多く、挙動不審な男性もたくさんみかけました。


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夏が信じられないくらい短く、冬がとてもとても長い北欧は、とくにアルコール依存症の人が多いと聞いていました。

そして、

太陽の恵みが少ないから、人々の精神に影響を与えるのだ、とも聞いていました。

いま、ドイツで一緒に活動している友人たち(瞑想マスターと、医学博士の心理療法士)も言っていましたが、ヨーロッパは・・・・・特に、北欧は精神疾患や自殺がとても多いのだそう。



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でも、森と水や自然は本当に美しいのです、フィンランド。

観光地などはまだ、外から来る人々が多いのでそれほど嫌な感じはしませんでしたので、

フィンランドに観光にいかれるかたは、観光地か、または、少し田舎に移動して大自然を堪能することをお勧めしますよ。

私もまた、あの素晴らしい大自然に、身を委ねに行きたいと願っています。



さて・・・・

ヘルシンキの大聖堂に礼拝に行きましたときのこと・・・・

わたしは、座って瞑想をしていました。



ヘルシンキ5.jpg




どのくらい瞑想していかな? とはいえ20分くらいだったと思います。

誰かが突然、わたしの隣に座ったのを、目を閉じたまま気配と音で感じました。

「ん?なんでこんなガラガラに空いているのに、わざわざ、わたしの隣に座るんだ?この人?」

と、ちょっと不思議に感じましたが、わたしは目を閉じたまま、気にしないようにしていました。

突然、そのかたが私に話しかけました・

「すみません、失礼します。ちょっとおかしなことをお聞きしますがよいでしょうか。」

彼は、英語で話しかけてきましたが、おそらく、英語圏のかたではないのだと思います。



ヘルシンキ2.jpg



男「僕があなたの横を通り過ぎるときに感じたビジョンをあなたに伝えたくて、いま出口まで行こうと思ったのですが戻ってきました」

私「はい、どうぞ話してください」

男「あなたはいまお父さんのことについて考えていましたか?お父さんはすでに亡くなっていますか?」

私「いいえ、いまなにも考えていなかったと思いますし、私の父はまだ生きています」

男「僕はいま、はっきりと父親らしき男性からのメッセージを受け取って、それをあなたに伝えなくては!と思ったのです。」



私は、男性と反対側の隣に座っていた、フィンランド人の友人に「どう?お父さんのこと考えていた?」と、聞きました。

彼女は、「ええ・・・・実は、わたしは父のことを考えていたの。そして、私の父は2年前に亡くなったの」

男「ああ、それでは、あなたのお父さんが僕に現れたんだ!」

友人「ええ・・・そうかもしれないけれど、なんだか怖いですね」

男「お父さんはあなたに伝えたかったみたいです。彼は死ぬ前にあなたに会いたかった。そして、感謝とお別れを言いたかった。ずっと、祈っていると、伝えたかったそうです」

友人「ああ・・・・・そう、確かに、父が死んだときは彼は一人で亡くなって、警察官に保護されたの」

男「お父さんは一人でさみしく暮らしていた。狭い部屋にはダイニングテーブルがあって、椅子が3脚あった。」

友人「そう、ずいぶん前に両親は離婚して、父は一人で暮らしていたけれど、椅子が3脚あったかどうかは覚えていないです。」

男「そのテーブルの上に写真が数枚飾られていて、その中に、猫と一緒に写っているものがあるから、それを探してみなさい。お父さんは猫が好きだったでしょう?」

友人「ん・・・猫が好きだったかどうかは知らないし、聞いたことがないけれど、子供のころ猫を飼っていたから、写真があるのはありえるかもしれない」

男「あなたのお姉さんに、その写真のことを話してみなさい。お姉さんがいるでしょう?」

友人「はい。確かに私には姉がいます。」

男「僕はこういうことを感じることがしばしばあるのだけれど、いつもは、素通りしてそのひとに伝えたりしないんだ。でも、今日は、どうしても伝えなきゃ!という気持ちが強くて、出口まで向かったけど、こうして帰ってきたんだよ。」



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彼は、スウェーデンから家族旅行でフィンランドに来ていたかたでした。

旅をしていると、毎日、不思議なミラクルばかりが起こります。



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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 《旅》ヨーロッパ2016.7-9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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