インダス川のほとりで、3日間のフェステバルが開催されました。
このフェスティバルはヒンドゥー教のお祭りで、人々はインダス川で身を清めて悪いカルマを洗い流し、
ダンスを踊り、お祈りをして、神の儀式を執り行い、歌って笑って、人生を祝福するお祭り・・・・のように見えました。

ここラダックは仏教とイスラム教の地なので、こんなふうにヒンドゥー教の祭典には、現地のラダック人ではなく、デリー方面からわざわざやってくるインド人がメインとなります。
とにかく・・・・同じインド人とは思えないほど、ラダックの人々とは人柄、性格、性質がぜんぜん違う!
ラダック人はわりと日本人に似ていて(チベット圏なので顔も似ている)、シャイで落ち着いていてもの静かですが、インド人たちはとにかく大騒ぎで、他人のことは我れ関せず、大はしゃぎで楽しむ感じです。
ラダック人たちもデリー方面(ヒマラヤではない場所)からやってくる人々を「インド人たち」と呼び、自分たちを「ラダック人」と呼んでいます。
日本人のわたしからみれば、どちらもインド人なのですが、宗教的な違いから、文化も違いますし、同じインドとはいえ、やはり隔たりがあるのでしょうね。

そしてそのヒンドゥー教のインド人たちは、とにかく、明るい、明るい・・・・・!!
笑って踊って、大騒ぎで、楽しむことがとても上手!
インド人の典型ですね〜〜。

わたしも慣れっ子なので、彼らに合わせて一緒になってはしゃいであげると、とても喜んでくれて、インド人がたくさん寄ってきて、わたしはいつも大人気になります。
インドのどこにいっても、スターになります(笑)
インド人は、人に与えることが好きなので、ちょっと仲良くなるといろいろプレゼントしてくれたり、お世話好きなので、初対面だというのにいろいろ助けてくれたりします。
人生を楽しむ、明るいインド人たち。
日本人と正反対の性質なので、おもしろいです。
彼らの性質の難点は、とても騒がしくて大声でしゃべるし、他人に配慮したり空気を読んだりできないので、お祭り以外の静かな場所では、かなり迷惑なこともありますが・・・(笑)
静けさを好む仏教とはちょっとかけ離れていますが、それも、宗教的な個性ですね。

とにかくパワフルなので、合わせてはしゃいでいると、落ち着いた日本人のわたしとしては30分でギブアップでした(笑)
一緒に行った友人もヨーロッパの人でしたので、インド人たちのものすごいハイテンションにタジタジでした。

でも、わたし好きだな〜、インド。
とことん、楽しむこのヒンドゥー気質!
そして、わたしもインダス川に入って身を清めました、もちろん!

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