ご縁の深い仏舎利塔(シャンティストゥーパ)が、ここラダックにもあります。

仏舎利塔は世界各国どこでも、たいてい小高い丘の上に立っています。
仏陀の慈悲を、天空に近い高いところから、下界に暮らす世界の人々に送っているのでしょう。

ラダックでは、人々が助け合って、赦しあって生きています。
赦すこと・・・・・・・、相手のなにもかもを・・・・良いも悪いも・・・・を抱きしめて、
それらを、その人の「個性」として尊重すること。
日本では、目立ってはいけない、わがままを言ってはいけない、人に迷惑をかけてはいけない・・・・そんな風習が強くありますが、
インドでは、ワガママは個性であり、その意味での「個性」は「自分」というものをしっかりと持っている現れであると認識されています。
だから、「ワガママで良いのだよ!」と、インド人は、謙虚な日本人の私に教えます。
「自分をしっかりと持つこと、受け入れること、愛すること」を、インドのかたがたの受容的な生きかたから学んでいます。
それは、「受け入れる・赦す」ということが、根底から根付いているから、相手の欠点を「個性」として受け入れることができるのでしょうね。
そして、
「楽しみなさい。楽しんで生きるんだよ。」
と、インド人はよく口にします。
日本との大きな文化や生きかたの違いに、深く学ばせていただいております。

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