デリーのオーロビンドアシュラムに滞在しております。

オーロビンドはインドの聖者で、以前より、何度かアシュラムに訪ねたことがありました。
ここは、目が痛いほどの砂埃と、クラクションの騒音と、無秩序なカーチェイスで、戦場のようなデリーの街中とは思えない、
広大な敷地内に緩やかな瞑想的な時間を持つことができます。
とはいえ、世界一空気の悪い都市という称号をいただいているデリーですから、
大気汚染が激しく、空はいつでもどんよりとしていて、空気はいつも霞がかかっているかのように、煙っています。
デリーは大都市なので、道路もとても整備されて、メトロも走っているし、郊外は高層ビルがた〜〜〜〜〜くさん立ち並んでいて大都会です。

いままで、絶対に滞在したくなくて避けていたデリーに(何度も言いましたが(笑))なぜか、今回はかなり長く滞在しています。
ちょこちょこ、遠出をして用事を済まして帰ってくるので、トータルで・・・・・
3週間くらいはデリーに滞在しているのかしら。
でも、毎日、毎日、「今日はデリーを離れるぞ!」と、荷物をまとめたり、長距離バスの予約を試みたりしているのですが、
結局、いろいろな用事ができてしまって、デリーから離れることができず・・・・・。
今回は、「不自由な中で、自由でいなさい」という学びだと感じています。
インドは、思い通りに200%いかない国です。
日本では10分で済む手続きなどが、2日間かかったりします。
インド人は、自信満々の顔で、間違ったことを言います(笑) だから、信じると、余計、時間がかかります。
でも、まったく、悪気がないから、こちらはそれに慣れるしかない。
インドにいて生活するだけで、いろんな、修行になります。
そして、
日本にいる時よりも、平和ではないシチュエーションや、感情が生まれる機会が多いので、
本当に、自分の中の「闇」をみせつけられます。
よく「インドに呼ばれる」とかいう表現を世間ではされていますが、
そういった意味で、かなりディープに自分のシャドーと向き合うことになるので、
インドは、準備ができている人しか来れないのかもしれないですね。
本当に、幸福も、苦難も、ドカドカ、やってきました、この滞在中。
あまり苦難のほうは(個人的なこと過ぎて)ブログには書きませんが、この「苦難」をどう受け取るかによって、それを超越したところの、まさに「リニューアルした自分」が変わってきます。
・・・・・・ここについての詳しいお話は、また別のときに、ベストタイミングで書こうかな。
とにかく、伝えたいことが、たくさん、たくさん・・・・・・・
シェアしたい学びが、たくさん、たくさん・・・・・・
言葉にならなくて、もどかしい!

まわりの人々や、環境や状況が、わたしに知らせるために見せてくれている、
エゴやシャドーや、ネガティブ反応などなど・・・
それに、緊張せずに、構えずに、いよう。
いまは、いまは・・・・・・・
水の中に、プカプカ、浮いているかのように、
ただただ、自分自身の神聖さに、身を委ねよう・・・・・・
毎秒、毎瞬、わたしという人間の、思考と感情から湧き上がってくるもの、
その、ひとつひとつを、見て、確認して、認めて、愛して、抱きしめよう・・・・・。
丁寧、丁寧に、
いま生きている、この瞬間を、味わい尽くして、生きていこう・・・・・
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