2016年02月22日

インド25(丁寧に生きよう)



デリーのオーロビンドアシュラムに滞在しております。


オーロビンド1.jpg



オーロビンドはインドの聖者で、以前より、何度かアシュラムに訪ねたことがありました。

ここは、目が痛いほどの砂埃と、クラクションの騒音と、無秩序なカーチェイスで、戦場のようなデリーの街中とは思えない、

広大な敷地内に緩やかな瞑想的な時間を持つことができます。

とはいえ、世界一空気の悪い都市という称号をいただいているデリーですから、

大気汚染が激しく、空はいつでもどんよりとしていて、空気はいつも霞がかかっているかのように、煙っています。

デリーは大都市なので、道路もとても整備されて、メトロも走っているし、郊外は高層ビルがた〜〜〜〜〜くさん立ち並んでいて大都会です。


オーロビンド3.jpg




いままで、絶対に滞在したくなくて避けていたデリーに(何度も言いましたが(笑))なぜか、今回はかなり長く滞在しています。

ちょこちょこ、遠出をして用事を済まして帰ってくるので、トータルで・・・・・

3週間くらいはデリーに滞在しているのかしら。

でも、毎日、毎日、「今日はデリーを離れるぞ!」と、荷物をまとめたり、長距離バスの予約を試みたりしているのですが、

結局、いろいろな用事ができてしまって、デリーから離れることができず・・・・・。

今回は、「不自由な中で、自由でいなさい」という学びだと感じています。



インドは、思い通りに200%いかない国です。

日本では10分で済む手続きなどが、2日間かかったりします。

インド人は、自信満々の顔で、間違ったことを言います(笑) だから、信じると、余計、時間がかかります。

でも、まったく、悪気がないから、こちらはそれに慣れるしかない。

インドにいて生活するだけで、いろんな、修行になります。

そして、

日本にいる時よりも、平和ではないシチュエーションや、感情が生まれる機会が多いので、

本当に、自分の中の「闇」をみせつけられます。

よく「インドに呼ばれる」とかいう表現を世間ではされていますが、

そういった意味で、かなりディープに自分のシャドーと向き合うことになるので、

インドは、準備ができている人しか来れないのかもしれないですね。

本当に、幸福も、苦難も、ドカドカ、やってきました、この滞在中。

あまり苦難のほうは(個人的なこと過ぎて)ブログには書きませんが、この「苦難」をどう受け取るかによって、それを超越したところの、まさに「リニューアルした自分」が変わってきます。

・・・・・・ここについての詳しいお話は、また別のときに、ベストタイミングで書こうかな。

とにかく、伝えたいことが、たくさん、たくさん・・・・・・・

シェアしたい学びが、たくさん、たくさん・・・・・・

言葉にならなくて、もどかしい!



オーロビンド2.jpg




まわりの人々や、環境や状況が、わたしに知らせるために見せてくれている、

エゴやシャドーや、ネガティブ反応などなど・・・

それに、緊張せずに、構えずに、いよう。

いまは、いまは・・・・・・・

水の中に、プカプカ、浮いているかのように、

ただただ、自分自身の神聖さに、身を委ねよう・・・・・・

毎秒、毎瞬、わたしという人間の、思考と感情から湧き上がってくるもの、

その、ひとつひとつを、見て、確認して、認めて、愛して、抱きしめよう・・・・・。

丁寧、丁寧に、

いま生きている、この瞬間を、味わい尽くして、生きていこう・・・・・








posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 《旅》ネパール・インド2015.11-2016.2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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