友人の瞑想合宿は、ナグプールという町の外れにあるファームで行われました。
まわりはなんにもなくて、大自然に囲まれています。
敷地のすぐ隣に湖があり、鳥の声と、さまざまな動物たちの姿に、心が緩やかになっていきます。

毎日、夕方には、牛飼いが牛たちをつれて、わたしの部屋の前を歩いていきます。
草をはみながら移動している牛の首にはベルがつけられていて、
そのベルの音が、なんとも素晴らしいBGMを奏でます。
自然のマントラです。 本当に素晴らしい。
一緒に過ごした友人たちとも、魂の交流ができ、これまで以上に友情が深まりました。

インドの人はカースト制度がある社会でしたので、肩書や持ちもので人を判断する傾向があると、わたしは感じるのです。
ですので、綺麗で高そうな服を着ていたり、立派な装飾品をつけていたりする人には、尊敬の目でみますが、
貧乏そうなみなりだったり、下級の職業の人には、本当に、態度が全然変わります。
わたしは、インド旅行ではいつも背中と胸にバックパックを背負い、捨ててもよい汚れたスニーカーと、手で洗濯して、毎日ギュウギュウ絞って穴があいても後悔しない、安っぽい服しか着ません。
そして、元来、童顔の私はとても子供っぽく見えるらしく、インドではしばしば、見下された態度をされたりすることも多いのです。
まあ、それでもわたしは、「わたしはすごいんだぞ!」なんて思っていないので、自分のエゴを無くすためのよいトレーニングだと思って、あまり気にしていませんが。
でも、この友人たちは、スピリチュアルな目を持っているので、初めてわたしと会ったときから、わたしの光を見抜いてくれて、わたしを尊重してくれました。
今回も、本当にわたしを尊重してくれて、心からありがたかったです。
瞑想合宿にさんかされたのは、全部で30〜40人くらいかなぁ?
本当に、全員が、全員、とてもハートの柔らかい素敵なかたがたでした。

この友人の開催する瞑想合宿のお手伝いをさせていただくのは、今回で2度目ですが、
前回も、今回も、本当に、最高に幸せな時間を過ごしました。
大好きなインドが、ますます、大好きになりました!
わたしは、嬉しくて、木登りしちゃいました〜

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目を閉じると、ベルの音が聞こえて来るようです^ ^
本当に、素晴らしい体験ばかりのインドです。
ベルのマントラは、素敵すぎて思わず録音してしまいました。