2015年06月23日

平和とは・・・


夏至という大きな変化の時である昨日、

国会議事堂前にて、平和のためのご祈念に行ってまいりました。

ご縁のあります修行僧の方々が10日間のご祈念をされていらっしゃいましたので、一日だけではありますが、参加させていただきました。

こちらの僧侶は、命をかけて、人生をかけて平和を祈り、ご修行されてらっしゃる尊いかたがたです。

(新興宗教ではなく、きちんと仏門に御出家された方々です)


国会前3.jpg



わたしはこれまで、「平和ご祈念」には参加しても、「反対集会」には参加しませんでした。

なぜなら、平和とは、怒りや暴力の中では生れないからであり、

暴力的行為に対して、暴力的な言葉や態度で応戦しても、なんの解決にもならないと感じていたからでした。

しかし、

いま、日本は、とても大切な時期にいると、本当に思うのです。

70年前に誓いを立てて、戦争をしない国だった日本は、その昔の誓いを破り、戦争へと意識が向き始めています。

日本人として、他人事ではないと思うのです。




お昼と夕方には「集会」が開かれ、そこで、演説をされる方々います。

演説には、政治家の方々や、多方面で活躍されてらっしゃる方々が、熱弁をふるってらっしゃいました。


国会前2.jpg



わたしは、どうしても、この「怒り」のエネルギーには、同調することができません。

「戦争反対! 今すぐ廃案!」など、みなさん、シュプレヒコールを叫んでいましたが、

皆さんの怒声の中、わたしは、本当に嫌で、ひとり、目を閉じ、手を合わせて、静かに祈っていました。



今回、国会議事堂前に行ってご祈念させていただくことで、少なからず葛藤がありました。

ものすごい「怒り」のエネルギーの渦の中に、自ら飛び込んでいくのですから、

「怒り」からくるものではない、わたしの思う「祈り」を行おうとする私としましては、

大変おおきなエネルギーと、強い意志が必要でした。




写真だけで見ますと、とてもものものしい印象があるのだと思います。

その点も、「ひとにどう思われるか・・・・」という、自分のイメージを気にした恐れも少しだけありました。

でも、わたしは、わたしです。

わたしの「祈り」を、どんな場所にいても、することができます。

この記事を読んでも、いろいろなことを思う方がいるのだと思います。

みな、それぞれの観点で、それぞれの判断やジャッジをして理解して下さるのでしょうね。




現地では、ただただ、祈らせていただきました。

そして、日本に癒しを送りました。

この国会議事堂のある土地への癒し、

ここに集う怒りを持った人々への癒し、

議員さんの方々への癒し、

そして、私自身への癒し。

日本人として、ご縁があって日本に生まれてきました。

わたしは、海外に行くご縁が多く、海外目線からの日本というポジションも知り、幸いにも、広い視野で日本という国を見ることができます。

だからこそできる、意識の向け方があります。


国会前1.jpg



僧侶の方々と一緒に祈りのマントラを唱えて、太鼓を叩いていますと、

本当に、宇宙に届けられているのがわかります。

「言葉」は、怒りや、恐れや、悲しみや、エゴがどうしても混ざってしまいますが、

「マントラ」は、その一切が含まれず、純粋に宇宙へと響いて行きます。

私たちの祈りが、どうぞ、宇宙へと届けられますように。

すべての最善を、どうか、お祈りいたします。

「怒り」ではなく「祈り」を届けるために、行ってまいりました。

本当に、善き学びでした。




ものすごい、高次元的エネルギーを使ったことと、あの土地にいる、あれこれとの対峙から、

かなり肉体的にもダメージを受けたようで、帰り道、新宿で力尽き、ひとり、動けなくなってしまいました。

なんとかかんとか、山梨の自宅に戻ってきましたら、徐々に、身体も心も動けるようになってきました。

丁度、夏至の太陽が沈むところでした。


2015.6.22夏至夕陽2.jpg


愛する、わが、天空の森からの夕陽。

わたしは、遠い遠い、古代には「太陽神」として存在をしていました。

いま、この現在に生きている、わたしという「個」を、

愛しい気持ちで、噛みしめながら、味わっています。

ますます、宇宙のお仕事が忙しくなってきます。

がんばれ、わたし。

合掌













posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 癒し〜ヒーリング〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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