ミャンマーから帰国してきまして、2週間近くがたちました。
本当に素晴らしい学びを、たくさん、たくさん、させていただきました。
「ユキ、これで君は、ミャンマーにファミリーがたくさんできたんだよ。いつでも帰っておいで」
と、ミャンマー人の友人は、空港にわたしを送ってくれる車の中で、温かい言葉をくれました。
わたしは、最終日、一日かけて、千羽鶴を折っていました。
たくさんの愛と学びをくれた、子供たちと先生たちに、心をこめて、祈りをこめて、鶴を折りました。
ピンポン、と寮のチャイムが鳴り、玄関のドアを開けると、
先生である友人の一人が立っていました。
「ユキ、君に聞かせたいものがあるんだ」
そういって、どこかに電話をかけて、なにやらミャンマー語で話した後、
おもむろに、わたしに電話を押し付けて、「いいから、耳に当てて!」というジェスチャー。
誰だろう??と、わたしが電話を耳に当てると・・・・・
「ユキサーーーーーーン!!!! コニチワーーーーー!! アリガトーーーーーー!!! マタネーーーーーー!!!」
と、ガールズホステルの少女たちが、大合唱してくれました。
わたしがそれまで教えた日本語を、みんながみんな、めちゃくちゃに電話に向かって叫んでいた。
「クルマー! ガッコウー! リンゴー! オヤスミナサイー! ゲンキデスー!」
わたしは、驚いて、みんなの笑顔と必死で叫んでる顔が目に浮かんで、涙が出た。
友人は、感動で動けなくなっているわたしから電話を奪い、また、どこかに電話をかけてから、もう一度わたしに渡しました。
電話を耳に当てると・・・・・・
「ミスユキーーー!! ヨロシクオネガイシマスーーーー!! アリガトウーーーー!! 」
と、今度は、ボーイズホステルの男子たちが電話に向かって叫んでいた。
「ハロー? アイアム ラクシュマン サヨナラ アリガト」
「ハロー? ラムー ラムー」
「ユキサン アイシテルーーー」
かわるがわる、男子たちが電話口に出ます。
わたしは、全員の名前を覚えきれていないので、誰が誰だかわからなかったけれど、本当に嬉しくて、涙と笑いが同時進行です。
その日はちょうど、学校が課外授業の日だったので、荷造りのため参加しなかったわたしは、先生たちと生徒たちに会うことができなかったので、電話をかけてくれたのですね。
先生たちからも、ひとりひとり、電話でお話しました。
本当に、本当に、なんてあたたかい人たちなんだろう。
ありがたくて、ありがたくて・・・・・・。
毎日、日本語を教えていた、近所の17歳の少女は、
(ブログ記事はこちら→ http://yukismyogaism.seesaa.net/article/417778204.html )
お会いできた最後の日。
わたしを寮まで送ってくれました。
「サヨウナラ センセイ」と笑顔で言った後、手を振ってわたしたちは分かれ、
ふと、振り返ると、彼女は口元を手で押さえて泣いていました。
胸が、とても痛みました。
心を開いてくれていたんだな、なんて、純粋な子なんだろう。
「マタ アイマショウ ヤクソク ヤクソク」と彼女は繰り返し言っていました。
ありがとう。
100名の生徒たち、10名の先生たち、7名の食堂のかたがた、ガールズホステル・ボーイズホステルの3名のハウスキーパーさん、澄花さんという名前を私が付けたヤモンさん、ヤモンさんのお兄さんご両親、お寺の僧侶の方々、いろいろ助けてくれた近所の方々、ミャンマーで出会ったすべての方々。
ありがとう。
素晴らしいミャンマーのボランティア経験。
わたしは、わたしは・・・・・・・言葉になりません・・・・・。
生きていくって、人間同士が共鳴しあっていくことなんだ。
人と、人との交わりが、わたしを学ばせ、強くさせて、そこから、愛の力が増していった。
思うところ、感じるところが、たーくさん、たーくさん、たーーーーくさん、ありました。
でも、わたしは、言語化するのがへたくそなので、うまく、それを伝えることができないのですが、
この記事に、その波動をこめますので、どうぞ、ハートで受け取ってください。
わたしの経験したこの素晴らしい世界を、シェアできるよう、これを読むすべての人々のハートに波動として届きますように。
読んでくださる方がいるから、わたしもこうして書くことができます。
本当に、どうもありがとうございます。
合掌
(完)
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