ミャンマーでは、ヨーガ、日本語、ダンス、そして、折り紙をみんなに教えました。

子供たちは、折り紙がだ〜〜〜〜〜〜〜〜いすき!!
早くやりたくて、仕方がないみたい!
クラスとして教えているのは、30名ほどの9〜11歳の子供たち。
しかーーーし!!
もう、子供たちめっちゃくちゃで、大変なのです。
興奮しまくり!
みんな、協調性がなさすぎるぅ〜〜〜〜。

みんなで一斉に作っているから、ひと段階が終わったら、かなり待って、できない子を手伝ってあげたりしているのに、
できちゃった子は「ネクスト!ネクスト!」と、大声で叫んで、わたしが「ちょっと待って!」と言っても聞かない。
無視すると、わたしの耳元で叫び、返事をするまで叫び続ける。
うるさーい! 待てっつったら、待て!
そして、途中までできていたのに、なぜか、折ったのを全部開いちゃったやつを、ペラペラ〜、とわたしのところに持ってきて、「どうしたらいいの〜?」と聞いてくる。
おいおい、なんで、自ら振り出しに戻すんだっつーの!
遠い席に座っている子が、「みえなーい!」と叫ぶ。
いや、だから、こっちこいっていったじゃんっ!
「ティーチャー!ティーチャー!!!!」と叫び続けているから、なにかと思ったら、「トイレに行っていい?」
いいよいいよ、勝手に行きなさい。
「できない〜」と半べその子。
もう〜、見たままやればいいじゃないかぁ〜。なんで、ここを折り曲げているの!
「ティーチャー!!ティーチャーー!!」と叫んでいる子、何かと思ったら「水を飲みに行ってもいい?」
ああ、行けばいいさ、そんなに今すぐに飲まないとだめなのかい!? ああ、行ったらいい、好きにしてくれ。
紙をくれ、僕はこの色じゃなくて、赤がいいんだ!と、交換を要請。
もう半分、折ったのにいま交換!? また最初から教えなきゃいけないわけぇ〜!?
「このあと、なに!ここからどうやるの!?」と、トイレから戻った子が、叫びながら机をよじ登ってくる。
ああ、もう、とっくにそんなとこ過ぎたんだよ!!
「ネクスト!ネクスト!!」と言って、わたしの顔の目の前3cmのところに折り紙をヒラヒラさせてくる。
ああああ!!もう、邪魔っ! わかったっつーの!
「ジリリリリリリリリリ!!!!!」
そして、終了のベルが鳴ってしまう・・・・・・・・。
「スナックターイム!!!」と叫んで、ダダダダダッ!!!と、風のように子供たちは教室から走り出ていってしまう。
えええっ! いままであんなに盛り上がっていたのに、一瞬で忘れちゃうのか。
恐るべし、お菓子の威力!
残った空気は、まるで台風が去った後のよう・・・・・。
いやあ、よい修行させてもらいました(笑)
年齢の低い子供たちに折り紙を教えるのは1〜3人くらいがベストだな、と溜息がでました。(笑)
30人は、めちゃくちゃだ。(笑)
絶好の思い出写真のチャンスだったのに、写真を撮る、余裕、まったく、なしっ!!!(笑)

空き時間などに、大人のミャンマー人と、15歳の子供たちに教えました。
おとな、ラク〜〜〜〜〜〜〜。(笑)
ツル、サカナ、ちょうちょ、鳥、カナブン、カメ、を、作りました。(やり方の図を見ながら)
子供も大人も、折り紙を、喜んでくれたみたい。
嬉しかったです。

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