2015年04月19日

ミャンマー20「ミャンマー式お誕生会」



今回の夏合宿は、子供たちは2か月間ともに過ごすのですが、

その、期間限定の夏合宿に、3年間の学校スタイルに通っている15歳の子供たちも、一緒に参加しています。

2か月間の期間限定の夏合宿には、9歳〜13歳くらいまでの子が多いのですが、

3年間の学校スタイルの子供たちは、みんな15歳です。

わたしは、なにも知らずに、なにも知らされずにミャンマーに来まして、

そして、こちらに来ましてからも、なにも説明などないので、

つい昨日、その話を聞きました。 もう、ボランティアを始めて3週間たつのですけれど(笑)

こちらでは、今日のプログラムも知らされません。

突然、寮に、ピンポンと来て、「Are you ready?(準備はいいですか?)」と聞かれます。

準備できているわけないじゃないか、といつも、突っ込みを入れます。

これがミャンマースタイルなのかもしれないけれど、きちんと時間厳守の日本人の私としては、毎日、学校に振り回されっぱなしで、いつ来るかもわからないお迎えに、いつでも自宅待機していなければならなくて、どこにも出かけられず、かなり窮屈ではあります。

文化が違うから、受け入れるしかないです。

はい、愚痴は終了(笑)



その、学校スタイルの子供たちの中のひとりが、昨日、お誕生日でした。

彼は、私に一番最初に「日本語を教えてください」と近寄ってきた生徒です。



ミャンマーのお誕生会は、おもしろい伝統で、大変、興味深かったです。



日本だと、お誕生日の人は、いわばプリンセスなので、チヤホヤ、される、というイメージがわたしにはあるのですが、

こちらは、お誕生日の人が、皆を招待して、来てくれた人のホストになって、ジュースを配ったり、ケーキを配ったり、ものすごい気を使っていました。



そして、年齢の数だけキャンドルをともして、ふーーーっ、と息を吹きかけて・・・・・というのは、日本と同じ。

みんなで、ハッピーバースデイの歌を、英語で歌った後に、ミャンマー語で歌いました。


ミャンマー125.jpg



そのあと、お誕生日の人が、ケーキを切り分けます。

まず、お皿に一山乗せて、一番年長の人、もしくは、一番ゲストのかたのところに行きます。

そして、招待されたそのゲストは、フォークでケーキを一口分すくって、お誕生日のその人に、アーン、をして食べさせてあげるのです。


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お誕生日の人は、それを、集まっているひとりひとりのところにまわって、全員から、アーン、をしてもらいます。

おもしろーい、です。



その後、お誕生日の人は、周りから生クリームを顔につけられます。


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そして、そのお誕生日の人が、今度は、出席してくれた人、ひとりひとりの顔に、生クリームを塗りに行きます。

「幸あれ」という意味なのだそう。

みんなで、幸せのシェアリングでそうです。


ミャンマー128.jpg


おもしろいです。

お国が違うと、週間も文化も違う。


ミャンマー129.jpg


みんないつも、ミャンマー語でしゃべっているので、正直、なんだかわからなくて、寂しかったりするけれど、

子供たちが幸せそうなので、わたしは、嬉しい気持ちになります。



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 《旅》ミャンマー2015.3-4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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