4/13〜17の期間、ミャンマーでは年に一度の、最大のお祭り、「ウォーターフェスティバル」が開催されます。
13日に天使が降りてきて、14〜16日までの3日間、人々はそれをお祝いして、天使を喜ばせるために、水を大量にまき、人々に水をかけていきます。
そして、17日に天使は帰っていくそう。
この5日間は、日本のお正月休みみたいなもので、みんなホリディなのだそう。
実際に、4/14はミャンマーの旧暦での新年だそうです。
いやー、それにしても、「水をかける」なんて、生易しいものではなくて、
「ぶっかけて、放り投げて、狙い撃ちする」って感じです。
しかも、大人たちはビールやウイスキーを片手に、明らかに酔っぱらっていて、タバコもプカプカ。
チンピラみたいな人たちが腰を振って踊りまくっていて、これで、天使が喜ぶのかなぁ〜、と疑問ですが。
宗教性が高いと思っていたミャンマーの、違う一面を見せられました。
町中が水かけまくりなので、濡れずに無事に道を歩くことができません(笑)
濡れるっていうレベルが違います。 土砂降りの雨に打たれた状態に濡れます。
バケツの水を頭からかけられますから(笑)
子供たちはトラックの荷台に乗り、水を浴びる気満々です!
わたしは、写真を撮りたかったので、フロントシートの安全な場所にいました。
でも、灼熱の中、エアコンなしのオンボロ車で、窓を開けられないという、サウナ地獄でしたが(笑)
こんなふうに、道のあちらこちらにバケツを持って待ち構えています。
そして、容赦なく、ザバーーーーッ!!
あちこちに、ステージが設置されていて、大爆音でガンガン、クラブミュージックが流れていて、若者たちは水の中、酔っぱらって踊り狂っています。
おいおい、それは消火栓だろ〜〜〜、と何度も突っ込みを入れました。
あちこちで、火事の時に使う消火ホースが!!! いいのかなぁ〜〜(笑)
道路は、大渋滞です。
踊り狂う人々で道がふさがって通れません。
町全体が、土砂降りです。
これが、3日間続くのです。
最初の30分は楽しかったですが、その後は、疲れましたよぉ〜〜。
わたしたちは、トラック3台で、4〜5時間、町を回りました。
生徒の子供たちは、ものすごく楽しそう!!
子供たちが楽しそうで、わたしも嬉しくなります。
疲れたけれど、この子たちの笑顔を見たら、元気が出ますね。
愛しているよ〜〜。
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