毎日、夕陽がとても美しい。
日々、感謝が溢れます。
仕事が終わって帰宅し、一息ついたところ。
夕陽の時間は、リフレッシュにお散歩に出ます。
ぶらり、ぶらり
わたしが滞在している教師の寮は、国道から、50mほど外れた住宅街です。
普通に生活をしている人々が周りにたくさんいます。
とても立派なおうちもあれば、質素すぎるおうちもあります。
異国はみるものすべてが新鮮で、おもしろいですね。
稲を吊るして、スズメたちがついばんでいます。
こんなふうに、リヤカーみたいなお店がたくさんあるのは、インドの風景と同じです。
主に、駄菓子とタバコ(普通の煙の出るタバコと、噛みタバコ)を売っています。
吊るさっているのがそう。
お散歩のおともに、ひとつ200チャッツ(約25円)の駄菓子を買って、それだけなのに、なんだか、心がウキウキします。
道のあちこちにあるこの甕は、お水が入っています。
住人の人々の飲み水なのでしょうね。
もちろん、わたしは飲みませんが(笑)
もうすぐ、ミャンマーの新年のお祭りがあるので、村はその準備を始めています。
彼女たちもおめかしして、なにか行うのでしょうね。
英語が通じないので、想像で会話をします。
なにやら、神聖なものを、建築中。
なんだろう、お寺かな?
道のど真ん中で、子供たちが毎日、サッカーをしています。(通れません(笑))
わたしを見つけると、楽しそうに手を振ってくれました。
なんて、無垢なんでしょう。 感動。
かわいいなぁ、仲間に入りたいなぁ、なんて、思っていたら、
偶然にも、はじかれたボールが私のほうに転がってきました。
ははは、思うと、叶うね。
そのボールを蹴り返して、子供たちは、蹴り返したボールのほうへと、ワイワイ言いながら駆けていきます。
しばらく歩くと、今度は、大人たちが蹴鞠のような遊びをしています。
サッカーボールではなくて、編んである小さなボールで、遊んでいます。
大人も、無邪気だわぁ〜。
しかも、毎日、この時間に、飽きもせず、毎日!
「こんにちは、撮ってもいいですか?」と聞いたら、いいよ!のサイン。
とても楽しそう〜〜〜。 おじさまたち。
サヨナラ〜!と手を振ったら、満面の笑みで手を振り返してくれました。
とても、のどかです。
とても、とても、癒されます。
こんなあたりまえの、なんてことない生活の中にも、
人々の愛が感じられ、みんな支えあって、皆でともに生きているのが感じられます。
小さなことですが、なんだか、ジーン、と感動します。
ミャンマーの人々が、夕焼けに溶けていきます。
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