このサマーキャンプでは、食事も毎食、食べさせてもらっています。

結構、しょっぱいんです。 なにもかも。
わたしは、インド仕込なので辛いのは全然平気なのですが、
しょっぱすぎるのはどうも駄目ですね〜。
ミャンマーは、インドと違って、お肉も魚も食べるので、ミャンマー料理には、ほとんどベジ対応がないようです。
お菓子も、みーんな、卵やチキンエキスが入っているのだそう。
驚きです〜〜。

友人である校長先生が、わたしのために、特別にベジメニューにしてくれているのだそう。
なんて、ありがたいのだろう。
感謝です。
この生徒たちの寮の食堂で働くミャンマーの人々は、ここにいる生徒たちと同じくらいの年代の子も何人もいて、
きっと、階級が低いのでしょうね。
生徒たちよりも、とても控えめで、せっせと働いてくれています。
食堂で働く彼女たちは、同年代の子供たちが、きれいな服を着て、高価な時計をつけて、勉強するためにはるばる旅費をかけてここに来ていること、どう感じているんだろう。
そして、本来なら勉強する年代である彼女たちは、その子たちのために食事を給仕したりして働かざるを得ない、ということを、どう感じているんだろう。
案外、わたしが心を痛めるほど、彼女たちはなにも感じていないのかもしれない。
でも、階級のない日本人のわたしは、なんだか、複雑な気持ちで彼女たちをみてしまう。
せめて、彼女たちにとても優しく接してあげよう。

彼女たちが顔に塗っているのは、サンダルウッドを水で研いで作った液体。

これは、クールダウンによいそう。
わたしも、お願いしてほっぺに塗ってもらった。

わたしの頬はまだ、塗りたてだから透明だけど、乾くと、隣の少女のように色が出てくるのです。
町に出ると、女性や子供たちはみんな、こんなふうに顔に塗っているの。
おもしろーーーい。

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