ミャンマーは仏教国です。
わたしは神仏が大好きで、すべての宗教をリスペクトしています。
いま、このサマーキャンプ(夏合宿)の最中は、遠出することが許されないので、聖地巡礼ができなくてとても残念ですが、
子供たちの寮の近くに、小さなパゴダ(シャンティストゥーパ)がありましたので、ご挨拶にいく機会がありました。
ミャンマーの仏教では、8曜日あり、それぞれ方角を司っているのだそうです。
パゴダにも、方角ごとに曜日が記されてありました。
8曜日は、普通の7曜日の水曜が午前と午後に分かれて、8になるそうです。
それぞれに動物があてがわれているそう。
その曜日は、自分の生まれた日でわかるそう。
ちなみに私が生まれた日は、ミャンマー仏教でいう土曜日に当たりました。
動物は、リス?のような小動物だそうです。
それが、どんな意味かは、知りませんが(笑)
パゴダの脇にはドラゴンがいて、ここを守っているそう。
そして、パゴダの四方には、二つのお尻を持つライオンの体に、人間の顔と腕を持つ、なにやら不思議な生き物が置かれています。
これも、守り神だそうです。(写真撮り忘れました)
勉学の神様であるサラスワティー像もありました。
インドのサラスワティーとかなり違う姿。
とても、エレガントです。
地元の人の話によると、ミャンマーは仏教国だけれども、仏教が入ってくる前に(多分ネパールから入ってきた?)は、人々は天使を拝んでいたそうです。
天使は、西洋でよくみる赤ちゃんのような姿ではなくて、普通のおっさん・・・・((笑)失礼)のような姿をして、背中に大きな翼がついています。
人々は、お釈迦様ではなく、この天使に意識をつなげて、いつも信仰をしているのだそうです。
だから小さな祠などには、お釈迦様の像がないところもあり、その代わりに、天使の像が鎮座しているのだそうです。
ミャンマーは敬虔な仏教国だと思っていましたから、大衆の人々の意識はお釈迦様よりも天使にある、ということが、とっても意外でした。
昨日の熱射病から、まだ体が完全に回復していないので、今日は食事をフレッシュなものにしようと、フルーツを買いにマーケットに行きました。
ヨーガクラスの後、まだ、日差しが熱くなる前の朝8時ころでした。
マーケットで、突然、爆音でなにやらスピーチしているのを流している軽自動車がゆっくりとやってきました。
そのあと、ドラ?のようなものを打つ人が続き、そして、僧侶の列が続きました。
僧侶は、托鉢を抱えています。
わぁ〜、ミャンマーだわぁ。
こういう、宗教的なのがワクワクします、わたし。
僧侶の前を歩いている人が持っている銀色の器に、町の人たちはお布施を入れています。
大きなかごには食べ物を入れています。
僧侶たちはどこで修行しているんだろう。
行ってみたいなぁ。
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