2015年03月12日

3.11東日本大震災 東北慰霊行脚


やはり、どうしても、どうしても、

現地に行ってお祈りをしたかったのです。

北茨城 〜 福島いわき 〜 仙台 へと、

被害者の慰霊とご供養のため、僧侶と二人で行ってまいりました。


2015慰霊行脚4.jpg


ごうごうと強風が吹き荒れる中、

いくつかの海岸沿いで、お神酒と慰霊のお札を海へと流し、

お祈りをしました。


2015慰霊行脚3.jpg


現地で僧侶の方がお経を唱えながら歩き、行脚をしていると、

30歳くらいのとても美しい女性が近づいてきました。

女性は、しっかりと両手を合わせ、目を閉じて、僧侶に頭を下げます。

涙ぐんでいるような様子の女性。

固く結んだ口元は、なにかを耐えているようにも、

誰かを偲んでいるようにも見えました。



2015慰霊行脚5.jpg


福島いわきのお寺を訪問しました。

快く迎え入れてくださったご住職は、もう、腹をくくってここに住んでいるとおっしゃっていました。

「ひとつ、またひとつと、まわりの家の人がいなくなり、夜になると家の明かりがなくなって、まっくらになるんですよ。そりゃあもう、なんともいえない、さみしーいもんですよ。」

当時のこと、そして、いまもまだつらいということを、お話しして聞かせてくださったご住職は、

まなざしに「生命力」を感じ、感動しました。



震災があった14:46には、海岸に、ひとがたくさん祈る姿が見られました。

みな、海に向かって、手を合わせて祈っていました。

あの海岸で、亡くなった人たちへ、想いを届けているのでしょう。


2015慰霊行脚1.jpg


被災地に住む方々以外・・・・わたしも含め・・・・にとっては、東日本大震災は「過去のこと」になっていますが、

現地の方がにとっては、まだまだ「現実」なのだと、思い知りました。

生きていくことの美しさを、見せていただきました。


2015慰霊行脚2.jpg


亡くなったかたの魂がどうか癒されますように。

いまも苦しむ方々が癒されますように。

海が綺麗になりますように。

空気が綺麗になりますように。

空が綺麗になりますように。

私を含む日本人の魂が愛のもとに目覚めますように。

読んでくださってありがとうございます。合掌




posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 20:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 癒し〜ヒーリング〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラクシュミジ、法拳僧侶、祈りは必ず届くのですよね。
ありがとうございます。

みちほ
Posted by みちほ at 2015年03月14日 21:10
みちほさん。
わたしたち人間のエゴではなく、宇宙の祝福とともにお祈りをします。
合掌

Posted by ラクシュミナラヤニ ユキ at 2015年03月23日 09:15
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