2014年12月30日

翼を広げて


統合。
折れてしまっていた 左腕の翼は
強い うずきとともに 再誕生したよ



大きく大きく広がった わたしの翼の下に入って 
疲れたのなら 休んでいけばいい
温かく 育んであげる
強い日差しから 守ってあげるよ
嵐の午後でも 安らいでいれるよ





湧き上がる 途絶えることのない メロディーが
朝から朝まで 夜から夜まで 
時と時の間を 隙間なく 繋いでいる



花が咲く朝は 歓喜の調べ
月が照る闇は 静けさのバラード
輝く水面は 妖精のダンスナンバー





それが 怒り だとしても
悲しみ だとしても
すべて 素敵なメロディーにしてあげるよ



ららら
おいで 踊ろう
翼を広げて
あなたの翼は 何色なの



そう わたしが歌ってあげる
踊ってあげる 笑ってあげる




あなたが あなたで いれるように
わたしは わたしらしく 羽ばたくの





手のひらの赤い光に ていねいに 大切に
吐息で ふーーっ と 呪文をかける
ふわりと砂のように 空気を舞い 
キラキラと 一目散に 飛び散った



歌いましょう
わたしの髪を 弦にして
わたしの呼吸を 音符にして
心臓の鼓動の ドラムビートで
すべての 骨で 踊りましょう



くるくる くるくる
弧を描く
光の輝きは 螺旋に乗って


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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩的なもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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