2014年11月16日

聖地 Mt.シャスタリトリート その10(シャスティーナ湖)



ここは、わたしの故郷。

ずっとずっと昔。

まだ、人類が言語を話す前の時代。 

テレパシーでなにもかも、行っていた時代。



わたしは、ここで、すべてだった。

鳥にもなれるし、木にもなれる、花にもなれる、まさに、ワンネスの世界だった。

いろいろなことを思い出した。

馬に乗っている。

鷹になって、空を飛んでいる。

ドラゴンの姿で、舞う。

花が色とりどりに咲き乱れ、人々、建物、岩、空、その他
たくさんの記憶。

わたしは、地球。

わたしは、すべてとひとつ。

涙が出た。




丘に登った。



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ジュニパーの匂いがたちこめる、丘。

宇宙とつながる、空へ。



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タイムトリップ。

遥か、遥か、遠い、遠い、昔へ。



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私は青い泉の中央に浮かぶ、小さな小島にいる。

そこで、太く大きく、しっかりと根を張る、巨大な樹だ。

善いも、悪いも、すべてを吸い込み、そして、光に変えて吐き出している。

そんな、巨大な樹。

わたしは、そこにいる。

目には見えないけれど、まだ、そこにある。



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暮れゆく、今日という日。

たくさんの気づきのギフトを抱き。

たくさんの、府に落ちること。

ビジョンがすべて、ひとつずつ繋がっていく。




水が枯れたシャスティーナ湖。

息を呑んだ。

ここだったんだ。

瞑想の中で、たびたび、現れてきていた、この場所。

まさに、ここだ。

たまらず、歩きだす。 歩く速度が、どんどん、速く、確実になる。

湖の真ん中へ。 露わになった、水底へ。

水草であったであろう、たくさんの草たちが、わたしの足元にからみつく。

広々とした、枯れた湖の真ん中で、立ち止まる。

わたしは、大きく息を吸う。

水気を含んだ、空気は、いまのものか、太古からのものか。

そして、わたしは、思うままに、唄う。

喜びが空気を伝導して広がっていく。

ここの、すべてが、それを静かに聞いている。

無言の音で、自然から答えが返ってくる。


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鳥が空を羽ばたく音が、まるで、飛行機の旋回のように聞こえた。

何羽も、何羽も。

頭上のすぐそこを、ブーーーン、という音が行き交う。

鳥たちは、羽ばたきながら、生命の喜びに、声を上げている。

生きている。

生きている、その喜びのなかに、生きている。

何千年、何万年も前から、こうして、飛んでいるのだろう。



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わたしの、ハートの聖なる空間である、この場所。

水底に座り、いつまでも、感じていた。

日が沈み、真っ暗になっても、離れることができなかった。

ありがとう。



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 03:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 【合宿】2014聖地Mt.シャスタ・セドナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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