2014年08月14日

丸裸の森



我が天空の森の裏山にて。

洋服を脱いで、下着も脱いで、

ユキというラベルも脱いで、

「社会」を全部、脱ぎ捨てて、

真っ裸で森と調和しました。


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全裸のわたし。

ただの、わたし。

地球の中の、ちっぽけな一部。

地球に心を開くと、優しく迎え入れてくれました。




自然に、周波数を合わせます。

「人間の私モード」では、感じられないことが、とても感動的に感じます。

木の葉が自然に舞い落ちる、小さな音と、かすかな空気の揺れ。

虫の羽音が波うつ、波動。

木漏れ日がユラユラと模様を変えていく、土と落ち葉。

よく目を凝らすと、実に無数の虫たちが生きている、大地。

土のにおい、木の幹の匂い、虫の死骸の匂い、わたしの肌の匂い。

小川のせせらぎが、コソコソ内緒話してるみたいに、わたしの耳までやってくる。

わたしは、地球。

私がどんどん広がっていく。

手放せば、手放すほど、

わたしは、すべてを手にしている。




カリンバも弾いてみた。

音が、まるで音符になって、あちこち飛び回っているようだった。

隣の栗の木が、いまにも、くねくね、ダンスをしそう。

山が楽しそうにしていた。


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ここまで来た、森を振り返ってみた。

森の木々の向こうには、我が家がある。

木々の隙間からは、もう、建物は見えないけれど、人間が住む気配はわかる。

丸裸の私がここで。

森の中にひとり立ち、人間界の様子を窺っている。

野生のシカや、猪たちも、こんなふうに、わたしが住む、すぐ裏山で、わたしの生活を窺っているのだろうか。

野生の動物に周波数を合わせてみる。

胸が、わくわくした。

人間って、窮屈だ、と思った。



不思議なことに、

裸だと蚊に刺されないけれど、服を着た途端、蚊が寄ってきたよ。

自然と同化していたんだね。

洋服は「社会」だね。

不自然。

脱ぎすてると、なんて気持ちがいいんだろう。

自然は、なんて居心地がいいんだろう。


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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 自分の感性とのデート☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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