夏の夜。
久々に、レンタルDVDを借りちゃいました。
本当は、違うものを探していたのだけれど、強烈に惹かれたのが
「ゲド戦記」
もう、7年くらい前のジブリ映画ですね。
当時、すっごい話題でしたけど、なぜか、いままで見ていませんでした。
感想。
なんて、深いんだろう。
見えない世界のお仕事をしている、ヒーラーのわたしには、
頷きすぎるほど、よくわかる。
夢中になって、あっという間に見終わりました。
そして、
アニメだけれど、背景が懐かしすぎました。
わたしが昔、山奥でシャーマンをやっていた過去世や、
魔術を使う存在だった過去世のころのことが、懐かしく思い出されました。
荒涼とした山々もとても懐かしく、実は、先日、滞在していたインドのラダックにそっくりで、
懐かしいと感じるものは、すべて繋がっていると、納得しました。
龍が出てきたときには、我が家にも、龍が一緒になって現れました。
ふふ、おもしろい。
とってもよい映画でした。
ジブリ映画は、スピリチュアルなものが多くて、いいですね。
下記、心に残った台詞を書き留めておきます。
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いいか、アレン。
この世界の森羅万象は、すべて均衡の上に成り立っている。
風や海も、
大地や光の力も、
獣や緑の草木も、
すべては均衡を崩さぬ範囲で正しく動いている。
しかし、
人間にはに、人間ですら支配する力がある。
だからこそ、わしらは、どうしたら均衡が保たれるか
よくよく学ばなければならない。
「ハイタカの言葉」
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聞きなさい、アレン。
この世に永遠に生き続けるものなど、ありはしないのだ。
自分がいつか死ぬことを知っているということは、
我々が、天から授かった素晴らしい贈り物なのだよ。
わしらが持っているものは、いずれ、失わなければならないものばかりだ。
苦しみの為でもあり、
宝物でもあり、
天からの慈悲でもある。
わしらの命も。
「ハイタカの言葉」
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■「テルー、大切なものってなんだろう」
◎「大切なのは命に決まってる。」
■「人はいつか死んでしまうのに、命を大切にできるのかな。
終わりが来ることが分かっているのに、それでも、
生きていくことができるのかな」
◎「違う。死ぬことが分かっているから、命は大切なんだ。
アレンが怖がっているのは、死ぬことじゃないわ。
生きることを怖がっているのよ。
永遠に死にたくないとか、そんなのどっちでも同じだわ。
ひとつしかない命を生きるのが、怖いだけよ。
■「テルー・・・・」
◎「命は自分の為だけのもの?」
◎「私はテナーに生かされた。だから生きなきゃいけない。
生きて次の誰かに命を引き継ぐんだわ。
そうして、命はずっと続いていくんだよ。」
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闇とともにあるべきもの、
それは、光。
その光が体を求めてさまよう、「影」になってしまった。
「影」
今、君が見ているのは、ただ体を追いかけるしかない、「影」