≪2014.4〜6のインド・ネパールの滞在のレポートです≫
わたしが招待されました瞑想合宿が行われた施設は
マハボディーセンターという、テーラワーダ仏教のお寺でした。
お寺・・・・・・といっても、日本で言うお寺とは、全然、スケールが違うのです。
敷地内は、広大で、ひろーーーーーーーーすぎて、こっちからこっちの端っこまで、歩いて行くのは大変なほど。
その広大な敷地の中に、女子のホステル、男子のホステル、老人の施設、出家者の修行のお寺、病院、などがあります。
わたしが、昨年ここに訪れて、心底、惚れてしまいましたこの和尚さんは、なんにもない、荒野から、このマハーボディセンターを寄付だけで設立しました。
そして、ここにある施設すべてが、寄付だけでなりたっています。
インドでは、寄付が当たり前です。
寄付をすることによって、自分の悪いカルマを清算するのです。
ラダックの、遠隔地にいる見捨てられたような子供たちを集めて、無償で引き取り学校に通わせたり、
身寄りのない老人たちを施設でお世話をしたり、(もちろん無償で)
水のない荒野の土地に住む人々に、命の水をひく工事を行ったり、
本当に、胸が熱くなるような、素晴らしい慈善のお仕事をされているのです。
昨年、わたしは大きく感動し、そして、今年また、戻ってまいりました。
とにかく広い、このマハーボディーセンターの敷地。
青い空と、岩山と、砂丘しかない。
最高です。
何もない世界、大好き。
地球が大好き。
そして、宇宙がとても近い。
太陽がとても近い。
標高3500mのヒマラヤの上です。
なんて、素敵なんでしょう。
夕陽の美しさが、心の深いところに沁み入ります。
(つづく)
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