2014年07月14日

インド・ネパール2014.4-6 回想記その16(ウッタラカシのヒンズー寺院)


≪2014.4〜6のインド・ネパールの滞在のレポートです≫



ウッタラカシでの滞在は、知り合いのゲストハウスと、

ヒンズー教の寺院の宿坊にお世話になりました。

この寺院は、ガンジス川の女神様を崇めている、小さな寺院です。

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スワミは女性の方で、凛としていてとても素敵なかたです。

こちらで、寝食を供にさせていただき、満たされた祈りの時を過ごしました。

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毎日の、朝夕のお祈りが大好きです。

お祈りに毎日参加する、近所の子供たちも、とてもとてもかわゆい。

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ある日の早朝。

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ガンジス河沿いで、呼吸法の実践をしているときに、あるビジョンが見えました。

いろいろ、たくさん見えましたが、最後には、虹色の龍になりました。

龍は楽しそうに、私たちの周りを旋回していました。



その日の夕方、

夕方のお祈りが終了してガンジス川を見ると、あたり一面が、朱色でした。

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まるで、朱色の海底の中に、紛れ込んだかのよう。

まったりと、赤が体にまとわりつくよう。

なんて、素敵、幻想的。 うっとりとしました。

思わず、駆け出しました。

日が沈む西の方角を見ると、もう、本当に、神の仕業としか言いようのない色。

神々しすぎて、素晴らしすぎて、涙がでました。

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「あ!レインボー!」

誰かが叫びました。

振り返ると

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端から端まで、しっかりとブリッジになったフルのレインボーが、背後、空高いところにありました。

平和の架け橋。

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宗教を超え、国籍を超え、年齢を超えて、わたしたちは、ひとつになっていく。

わたしは、日本とインドの架け橋。

まさに、その日の朝、虹色の龍が出た日に、平和の虹を神様は見せてくれました。

インド人も日本人も、ヒンズーも仏教も、無宗教も、ヨーガも、愛も、無関心も、光も、闇も、地球も、宇宙も、すべてがすべて、朱色と虹に、包まれました。

ありがたくて、合掌した手をなかなか下ろせませんでした。

なんという素晴らしい、瞬間。

(つづく)




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posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 《旅》インド・ネパール2014.4-6 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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