≪2014.4〜6のインド・ネパールの滞在のレポートです≫
ポカラでのティーチャーズトレーニングの講座は、早朝から夜まで、毎日、みっちりでした。
学ぶのも大変ですが、教えるのも大変。初めてした通訳業も、すごく大変。
夕方の授業が終了すると、いつもヘトヘトで、話をする気力もなくなりました。
夕飯が終わると、夜の瞑想のクラスまで、少しだけ休憩です。
会場であるホテルのベランダで、イスに座って、ぼんやりと空を眺めていました。
風を感じて、飛び交う鳥たちに心をつないで、自然に癒されていました。
3階のベランダから、ネパールの人々の生活模様を眺め、ぼんやり、頭を休めていると、
ふと、遠−−−−−−く、向うの山が、赤く光っています。
なんだろう?
と、目を凝らしたのですが、よくわかりません。
時間の経過とともに、その赤い光は大きくなっていって、煙らしきものがあがってきました・・・・・
あっ!山火事だ!!

驚いて、ホテルの人に話したのですが、
「ああ、山火事だね」
と言うだけです。
ええ〜、そんな悠長な!大変じゃないか、山の木が燃えちゃうじゃないか!消さなきゃじゃないかー!
と、また、そのかたに話すと
「大丈夫だよ」とおっしゃる。
ええ〜!大丈夫ってどういうこと?そもそも、あんな人気のないところに、どうやって火がつくの?煙草の煙とかじゃないでしょ?
「わかんないよ。勝手に火がついて、時間が経つと、自動的に勝手に消えるんだ、心配しないでいいよ」
だって!
へぇ〜〜〜、山って、すごいなぁ。 勝手に火が出て、勝手に消えるんだって。
自然って、すごいなぁ。
自然と、必要ないものは燃やして、時が来たら止まるんだね。
すごいなぁ、すごい。
感心しっぱなしでした。
ポカラは、ヒマラヤのアンナプルナに囲まれている場所。
ホテルからも、ちょこっと、ヒマラヤが見えました。
でも、4〜5月は、ヒマラヤに雲がかかることが多くて、あまり綺麗に見えないんだって。
こーんなかんじ。

ちょこっとだけしか、綺麗に撮れませんでした。
ので、昨年12月に行った時の写真を、参考までに貼り付けますね。お天気がいいと、こんなふうに見えるのです。



わたしはやらなかったのですが、生徒さんたちの何人かはパラグライダーを体験しました。
楽しそうでした〜。

そして、朝日と、夕陽は、毎日毎日、最高に美しかったです。

(つづく)
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