ここ、ダラムサラは、ダライラマがチベットから亡命してきた場所。
そして、たくさんのチベット難民たちが亡命して来ている場所。
ミュージアムや、街角にある看板には、本当に、痛ましい、悲惨で、残虐、むごたらしい、
殺戮や、拷問、虐待、暴力の記事が掲げられています。
それをみて、わたしはなんて無知だったんだろう、と泣きました。
こんなに、恐ろしい殺戮が、世界で起こっているということに、泣きました。
悲惨にも、まるで、人間とは思えない拷問をされているということに、泣きました。
小さな子供たちへの、むごたらしい虐待に、泣きました。
政府に対しての反抗と、世界に対してのアピールのための、焼身自殺。
2013年12月3日現在で、123名が、街角で焼身自殺をしています。
その、動いている映像と、写真と、亡くなった方々のポートレイトを見て、泣きました。
そのかたがたの、残していった言葉を見て、泣きました。
5000Mを越える、雪山のヒマラヤを越えて、亡命してきたかたがたの映像を見て、泣きました。
凍傷で、両足を切断して、泣いている子供の写真を見て、泣きました。
何万人も逃げてきているけれど、インドにたどり着くのはたったの数百人だという事実を見て、たどり着かないかたがたは、国境で撃ち殺されているという事実を見て、泣きました。
インターネット上に、詳しいことを書くと、ここに住む難民の方々にご迷惑がかかる(とても悲惨で、むごたらしい迷惑)ので、書けませんし、今後、人物の写真も載せることができません。
帰国したら、口頭で、たくさんのかたに伝えていきたいです。
日本にいたら、わからない事実です。
日本では、詳しく報道されませんから。
でも、知るべきです。
事実を知るべきです。
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