2013年12月14日

チャイルズポーズ



南インドのシヴァナンダヨガアシュラムにて。

アーサナのクラスに参加していたときのこと。

チャイルズポーズ(子供のポーズ、わかります?わたしがよくお休みで使うポーズです。正座のポジションから、お腹を腿に、おでこを床につけて、両手を足首の横に沿わせます)

をしていたとき、思い出しました。



ヨーガ指導歴、えーと、たぶんいま、12年くらいかな、わたし。(2013年現在)

ヨーガより前に様々な指導者という立場にいましたから、それを含めると指導歴という意味では16年!くらいです。

早いなぁ、あれから16年か。

昔むかーし、まだ、ヨガティーチャーではないたころ、初めてヨガクラスに参加したときのこと。

チャイルズポーズをしていて、インストラクターから「すべてリラックスして」と言われ、

あの姿勢で体を脱力したときの、心地よさ!! 

あのときは、「脱力する」ということに感動して、ホッとして、涙がホロッと出てきたっけ。



当時の私は、フィットネストレーナー、エアロビ・ダンス・キックボクシングインストラクターなどをして、バリバリ動いていました。

今の私からは、全然、想像つかないでしょ?(笑

行列ができる、人気インストラクターでした(笑)はは。

いつでも、人から見られる華やかな仕事で、肌を露出するので、常に、プロポーションをキープしていなければいけない状態で、

いわば、外側からみた自分にいつも囚われていたんですね。

見た目の美しさを要求される仕事でしたから。

内側に目を向ける、ヨーガとは正反対の仕事をしていました。

そして、常に、寝ているとき以外は、ダンスのコリオグラフィーを、頭の中で組み立てていました。

体も、こころも、脱力することなんて、なかったんでしょうね、当時は。

結構、筋肉質で、綺麗なプロポーションをしていたので、ヌードの写真を撮らせてくれませんか?と真剣にお願いされたこともあります。(2回も!)

でもね、いつも、どこか、怪我をしていました。

捻挫したり、腰のヘルニアになったり、肩がだめになって腕が上がらなくなったり、首が回らなくなったり、股関節が痛かったり・・・・・。

いつも、どこか、痛かくて、毎日、テーピングしながら仕事していたな、あのころ。

健康的な体の「見た目」とは反対に、実は、とても苦しかったな。



初めてヨーガクラスに参加して、ポーズするのも、見た目の綺麗さばかりを追いかけていて、ずっと力が入っていたんだろうなぁ。

チャイルズポーズで「脱力して」と教えていただいて、

「ああ、そうなんだ、脱力してもいいんだ」と思ったら、とても楽になったなぁ。

「両腕の力を抜いて、上半身の重みを受け止めて、首の力を抜いて、頭の重みを感じて、いらない力がどんどん抜けていきます」

と、言われて、そのとおりにしたら、ああ、なんて、ホッとするんだろう、と思ったなぁ。

胸の奥から、何かがじんわりと染み出てきて、気持ちが柔らかくなって、涙がポロリと出てきたの、そのとき。

よっぽど私は、緊張した生活をすごしていたんだな、きっと。

毎日のように、筋トレして、踊って、体が怪我して悲鳴を上げていても、動き続けていて、

頭の中は、コリオグラフィーでいっぱいで、いつでも、フル回転だった。

がんばっていたんだなぁ、わたし、あのころ。

頭も、体も、もう、めいっぱいだった。



そのころ、

体の使いすぎで、体が疲労しすぎていて、咳をしたら肋骨が自然に折れてしまって、

でも、コルセットしながら、踊り続けて、インストラクターし続けていたっけ。

痛かったなぁ、つらかったなぁ、あのとき。相当、痛かったなぁ。

息をするのも痛かったのに、がんばって踊ったり、トレーニング指導したり、ピラティスデモンストレーション、パワーヨガもしたりしてたもんな。

休めばよかったのに、休むことができなかったんだな、そのころのわたしは。

止まることが、怖かったんだろうな。

結局、肋骨の疲労骨折はなかなか直らなくて半年ぐらいかかって、やっと、痛みなく、動けるようななった記憶がある。

若かったからなぁ、わたし。



ヨーガを始めて、本当によかった。

当時の、バリバリに筋肉を鍛えていたときよりも、いまのわたしの体のラインは、結構緩やかに、ふくよかになったけれど、

怪我はまったくないし、体調も最高によいし、心がとっても素晴らしいし、

健康そのもの!を、すべてで表している。

なにより、小さな枠に囚われず、大きな宇宙的レベルで自分を感じられるようになって、

「ワンネス」が、なんて、素敵なんだろう。

愛が、溢れて、まわりのすべてを覆い包んでいくことで、

わたしも、こんなにも満たされる。



わたしにとって、「ヨーガ」の第一歩は「チャイルズポーズ」で感動したこと。

そう、みんな、アーサナからヨーガに入門する。

わたしもそうでした。

でも、もっと、もっと、深いんです、ヨーガって。

もっと、もっと、みんなに、ヨーガの深さを知ってもらいたいな。

アーサナだけではない、「真髄のヨーガ」について、みなさんにもっと伝えていきたいな。

レクチャー的に、お堅く表現すると、

「瞑想の実践で、マインドがクリアになり、ピュアな真なるものとつながり、隠されていた純粋な知性が現れることで、エゴが減っていき、そして、魂の源からの叡智と繋がることで、ハッピーになるのです。」

それは、ブログでチョロット、教えられるものでは、ないと思う。



インドで、そんなことを感じました。

やっぱり、ヨーガはインドですよ。

アメリカのヨーガの資格も、もちろんわたしは持っていますが、いやいや、やっぱり、西洋のものではなく、東洋の思想ですよ。インドですよ。

この、インドの土地に根付いているスピリチュアリティーが、ガップリ、ヨーガとリンクします。

私にとってのヨーガは、インドの波動が根っこにあります。





posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 01:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 《旅》インド・ネパール2013.11-2014.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ。
インドでの修行は順調でしょうか?(^^)

わたしにも、エアロでくたくたになるほど体を酷使していた、そんな時期がありました、先生と同じころです。

今は、ヨガや温泉、たまにはエアロビクスと、ゆっくり過ごしています…

休めることって大切ですね。

ユキ先生と同感です。
では、ひきつづき素敵な日々をお過ごし下さいね。
Posted by JAL大好き at 2013年12月14日 11:37
ユキ先生のblog読む事が楽しみです。
今の私は、脱力がなかなか出来ずに眠っている時も全身で力んでます。
ユキ先生のヨーガの時間は、脱力を感じます・早く帰って来て下さい。
楽しみに待ってます(^-^)
Posted by みっちょ at 2013年12月16日 11:57
みっちょさん
コメントありがとうございます。
いつも、たくさんの愛を、ありがとう。
Posted by ラクシュミナラヤニ ユキ at 2015年03月23日 09:22
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