数日前のことです。
南インドのニルギリの山の中にて。
標高1800mの場所に、わたしのレイキの師匠がいらっしゃいます。
師匠の友人が、さらにもっと山の中に、新しいアシュラムを作りました。
その方は、神からいただいたメッセージの中で教えられた、ニルギリの山の中に、
ポッコリと、自然に現れていた、天然石のシヴァリンガム(聖なる象徴)を見つけ、そこにお堂をたて、祀りました。
神からの啓示に従って、突然、みつけられたり、寄贈されたりしたお像を祀って、敷地内にいくつものお寺を作っています。
新しく、森の中に観音様のお像を祀って小さなお堂を建立するため、
師匠からの要望で、わたしがいた、マハーアヴァターの聖地で、観音様のお像を探し、購入して運びました。
森の中にて、その観音様のお像の開眼の儀式(プージャ)を行いました。
建立の関係者数人だけが参列した、とても、濃密なスピリチュアルな時間でした。
観音様の開眼・・・・ということで、わたしと同行していた日本人の僧侶による、仏教のプージャでした。
おそらく、インド人のかたがたは、初めての体験でしょう。
お経が、森の中に響き渡り、太鼓が空気を強く振動させると、森の中が凛としてきました。
わたしたちは裸足で、森の土の上に立ち、お経と大地からの響きの共鳴が感じられました。
観音様のお像の目に、ガンジス河の聖水で印を書き、お経をこめると、
観音様の目が開いたと、僧侶がおっしゃっていました。
そして、儀式(プージャ)の前と、後では、観音様の顔が変化していました。
インドの、山の中で、とても貴重な経験をさせていただきました。
本当に素晴らしいご縁をいただきまして、師匠に心から感謝しています。
お会いするたびに、師匠のことを理解します。
というか、お会いするたびに、自分が師匠について、今まで、なにも理解していなかったことに気づいていきます。
師匠のおっしゃる言葉は、的確で図星で痛いところをストレートについてくるので、カチンと来て、そのときは受け入れられ無いこともあるのですが、
あとになって、「そうだよなぁ」としみじみ、わかってきます。
インドでの経験は、本当に、宝物です。
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