2013年12月02日

聖地で見た夢2


<聖地で見た夢2>



寝転んでいるわたしの体が異常に重かった。

腕を動かすことも難しかった。

お手洗いに行こうと起き上がりたいのだけれど、体が動かない。

寝返りも難しい。

とても苦労をして、とても時間をかけて、やっとの思い出、四つんばいになり、

トイレを探して部屋を這い出た。



トイレかな、と思って、ガラガラと引き戸をあけて、中に入ったら、

個室にはなっているけれど、なんだか、違う雰囲気。

3段ほど階段があって、下に下りている。

体が思うように動かないので、恐る恐る、したに降りていくと、

白衣を着た女性に「あなた!ここは私服での立ち入りは禁止ですよ!」と叱られた。

あ!そうなんだ!トイレじゃないのか!

間違いに気づいたわたしは、戻ろうとするのだけれど、体が思うように動かないので、カタツムリのよう。

「早く、出て行ってください!」

とても怖い顔の白衣の女性にまた叱られてしまった。

「体がうまくうごかないんだよ〜〜」と言いたいのだけれど、口も動かないから、伝えられない。もどかしい。

なんとか、入り口の3段の階段を這ってあがったところで、力尽きて倒れてしまった。



わたしが倒れている隣に、女性と男性の老人二人が運ばれて、わたしの脇に寝かせられた。

そうか、この部屋は、このかたたちに何かするお部屋だったのか、そりゃ、失礼。

そう思ったわたしは、なんとか、外に出ようとするのだけれど、なかなか、体が動かなくて、

入り口の引き戸を、ゆっくりと、時間をかけてあけた。

横たわっていた私は、引き戸の先に手を伸ばして、体をよじりながら這い出ようとした。

すると、隣に横たわっていた老人ふたりも、手を伸ばしてきて、なにか呻きながらついてこようとする。

ああ、この老人たちも、外に出たいんだな。

そして、わたしのこの体の重さは、不自由さは、体が不自由な方の体の感覚を、教えてくれているものなのかな。

近かった女性のほうの老人を抱きしめて

「おばあちゃん。外には出ないのよ。いま、看護婦さん来てくださるから、ここで待っていてね。ね。」

と、やさしく、耳元で語りかけた。

「はい。」

とても素直に、おばあちゃんは、元の場所に戻り、横たわって静かになった。

わたしは、とてもせつなくなった。

生きていくために、おばあちゃんは、強い願望をも譲って、従順になる。

もっと、抱きしめて、体中さすって、愛してあげたかった。

おばあちゃんが、「生きていること」を、認めてあげたかった。



白衣の女性が来て「早く、出てってください」と、横たわって身をよじっている私に言った。

なんとか廊下に出て引き戸を閉めたら、その女性が、窓から、すごい怖い顔でわたしをにらみ続けていた。

彼女も愛が、欲しいのだな、と思った。

あの女性も、仕事に追われて、愛が枯渇してしまったのかもしれない。

愛してあげたい、あの女性を、ねぎらって、やさしく抱きしめてあげたい。

本気でそう思った。

愛が必要なんだ。



みな、持っている光は同じ。

その根本の光は、本当に、美しい。

その光の周りを覆ってしまっているものを、

愛は、取り去るのかもしれない。



夢の中でしたが、体が思うように動かなくなって、はじめて、動けない方の苦労がわかった。

苦しんでいる方々の、お役に立てることをしたい!と思った。









posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 《旅》インド・ネパール2013.11-2014.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック