レイキの師匠のお宅にご挨拶にやってきました。
ニルギリの標高1800mの山の中です。
だいぶ昔、
インドに半年近く滞在していたころ、そろそろ、インドビザが切れてしまうから、どうしようか、
ネパールかスリランカにいってひとまず、インドビザの更新をして、
もう、このまま、インドに根を張ってしまおうかと、真剣に考えていました。
そのとき、師匠に
「お前は日本に帰りなさい。日本で必要な人々がたくさん待っているから。ヒーラーとして、人々に与えなさい。」
と言われて、(しぶしぶ笑)日本に帰りました。
いまとなっては、それが、正しかったのだと思います。
「レイキヒーラーをもっと作るために、伝授講座を開きなさい。ユキはよい力を持っているから、日本のために、ヒーラーをどんどん増やして、波動をよくしていく助けをしなさい。」
とも言っていただきました。
ですので、お金儲けでお仕事しているのでは、ないのです。わたし。
本気で、日本を、世界を、よくしていきたいのです。
師匠に、最初、わたしはあまり好かれていなくて(笑)、尋ねていったわたしは、一回、追い返されたのだけれど、
バクティーヨーガの修行をして、また、懲りずに戻ったときには、受け入れてくれました。
師が、わたしの、何度目かの誕生日を与えてくれ、目を開かせてくださったのです。
インドでは「暗闇に灯す懐中電灯」・・・・・こそが、「グル」という意味です。
ずーっと、暗いどん底にいた私に、光を灯してくださったのでしょう。
わたしも、ほかのかたに「光」を与えられますように。
たくさんのかたの、「目」を開く、助けとなりますように。
わたしは、口が下手なので、面白いことを言って師匠を楽しませたり、お世辞を言ったり、
また、自分の業績を自慢したり、わたしのお仕事についてなど話したり、
無理に明るく振舞ったり、大げさに会話を盛り上げたり、
そういうことがまったくできなくて、ただ、黙って、座っているだけなので、
いまでも、それほど、気に入られているわけではないのだと思いますが、
うまく、口と態度で表現しきれないぶん、
気づかないところで、感謝のエネルギーを送り続けています。
ハートから湧き出る愛のエネルギーを、広げ続けています。
クンダリーニヨーガの基本として
「師への献身」という、修行があります。
師匠への献身的な思い・感謝は、自分自身の浄化と、魂の向上に繋がります。
わたしがこうして、スピリチュアルヒーラーとして活動できるのも、
師からきっかけをいただいたからです。
大人になると、子供のころに受けた親の恩寵を忘れてしまうように、
社会的に認められ、大きくなって力がついてくると、師への感謝も忘れてしまいがちです。
滞在は、たった2日間ですが、わたしをこうして導いてくださった、感謝を心から送りたいと思います。
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