聖地のアシュラムにて、バクティヨーガの巡礼の毎日。
食堂にて、先日。
フランス人の女性が突然、倒れました。
おそらく、脳梗塞、脳出血、などの脳のトラブルでしょう。
一緒にいたフランス人の仲間たちが、驚いていたところに、ちょうどわたしが通りかかりました。
わたしは、1mくらい離れたところから、見ている振りをして遠隔ヒーリングしていたのですが、
倒れた彼女が目を開けて、少し顔を動かすようになったので、思い切って、近づいて、ぴったりと寄り添ってヒーリングをさせてもらいました。
彼女の、額やのどや胸に手を当ててのヒーリングをしていたのですが、もう、かなり冷たくなっていました。
インドでは・・・・・聖地では・・・・・ヒーリング(目に見えない力)というものに理解が深く、
こんなふうに、インドドレスを着ている得体の知れない日本人が、患者の一番近くにいて触っていても、
誰も止めないし、咎めないし、むしろ、「お願いします」的な雰囲気で助かりました。
冷たかった彼女が少し暖かくなってきました。
一緒にいた彼女の友達が半狂乱になって泣き叫んでいます。
倒れている彼女は、目は開いているけれど、見えているのかどうかはわかりません。
その目から、涙がみるみる、あふれてきました。
わたしは、彼女のおでこに手を当てたまま、目からのヒーリングで、彼女全体を包みました。
救急車が来て、彼女は担架で運ばれて行きました
一命を、とりとめてくださることを祈ります。
今生での肉体は、「有効期限」があるもので、それは、もしかしたら突然、切れてしまうことだってあるのだ。
毎日を、大切に、丁寧に、自分の魂の道に従って、いくべきだなと思いました。
無駄に過ごしては、いけないのだ、と思いました。
今回の経験は、ヒーラーであるわたしにとっての、大きな経験となりました。
ありがたいです。
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