久々に髪を切ろうと、清里の美容室へ。
その帰り道に寄りました。
清里フォトアートミュージアム「森ヲ思フ」
森が好きで、写真が好きな私には、ジャストミートです。
初めて行ったミュージアム。
人がいなくて、ガラガラで、わたしの貸し切りでした。
なんて、静かで贅沢な時間。
ウィン・バロックさん
志鎌猛さん
宮崎学さん
の作品が展示してありました。
みな、「森」を題材としているのに、本当に個性豊かです。
ウィン・バロックさんの部「光ヲ思フ」
女性のヌードと生い茂る森とのハーモニーが、本当にとても美しく、
なにも持たない、なにも所属しない、全てを脱ぎ去った姿というのは、
なんと、大自然とマッチするのだろう、と感動しました。
わたしも、アシュラムの裏山を、裸で歩いてみようかと、考えました。
すごいだろうな、ワンネスが。
志鎌さんの部「水ヲ思フ」
彼の作品は、日本の山々の中の聖なる部分を切り抜いたよう。
静かでいて、力強く、ときに、恐ろしいほどのミステリアスを秘めた森を、
セピアカラーで、とても、表現豊かに撮影されています。
見る者の、想像力をかきたてる素晴らしい作品です。
宮崎学さんの部「命ヲ思フ」
彼の作品も、夢中になりました。
森で死んだ一頭のシカを、長い年月をかけて撮影したもの。
さまざまな動物に肉を食われていき、
骨になり、土にかえるまでの、森の移り変わりとともに、変化していく朽ちた体を、
春夏秋冬を通して、根気強く撮影したものでした。
下記、パンフレットより。
「日本では古来、木を神として崇め、また心の拠りどころとして暮らしてきました。森は大地そのものであり、大地は地球そのもの・・・・この地球を人類にとっての地母神(ガイア)としてとらえれば、人間、植物、】動物、すべての生命が織りなす関係性を考え、森羅万象の成立を訪ねることは、今私たちが直面している課題の一つと言えるでしょう。
2013.12.23まで開催されています。
皆さん、よかったらどうぞ。
