2013年09月20日

「森ヲ思フ」清里フォトアートミュージアム


久々に髪を切ろうと、清里の美容室へ。

その帰り道に寄りました。

清里フォトアートミュージアム「森ヲ思フ」



森が好きで、写真が好きな私には、ジャストミートです。



初めて行ったミュージアム。

人がいなくて、ガラガラで、わたしの貸し切りでした。

なんて、静かで贅沢な時間。



ウィン・バロックさん
志鎌猛さん
宮崎学さん

の作品が展示してありました。

みな、「森」を題材としているのに、本当に個性豊かです。



ウィン・バロックさんの部「光ヲ思フ」

女性のヌードと生い茂る森とのハーモニーが、本当にとても美しく、

なにも持たない、なにも所属しない、全てを脱ぎ去った姿というのは、

なんと、大自然とマッチするのだろう、と感動しました。

わたしも、アシュラムの裏山を、裸で歩いてみようかと、考えました。

すごいだろうな、ワンネスが。



志鎌さんの部「水ヲ思フ」

彼の作品は、日本の山々の中の聖なる部分を切り抜いたよう。

静かでいて、力強く、ときに、恐ろしいほどのミステリアスを秘めた森を、

セピアカラーで、とても、表現豊かに撮影されています。

見る者の、想像力をかきたてる素晴らしい作品です。



宮崎学さんの部「命ヲ思フ」

彼の作品も、夢中になりました。

森で死んだ一頭のシカを、長い年月をかけて撮影したもの。

さまざまな動物に肉を食われていき、

骨になり、土にかえるまでの、森の移り変わりとともに、変化していく朽ちた体を、

春夏秋冬を通して、根気強く撮影したものでした。



下記、パンフレットより。

「日本では古来、木を神として崇め、また心の拠りどころとして暮らしてきました。森は大地そのものであり、大地は地球そのもの・・・・この地球を人類にとっての地母神(ガイア)としてとらえれば、人間、植物、】動物、すべての生命が織りなす関係性を考え、森羅万象の成立を訪ねることは、今私たちが直面している課題の一つと言えるでしょう。



2013.12.23まで開催されています。

皆さん、よかったらどうぞ。


20130920_082506.jpg


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アート鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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