昨夜。
天空の森アシュラムに、ホタルがやってきてくれました。
お風呂上がりの爽やかな時間。
天空の森のテラスに立って、星を浴びていました。
頭上の空を覆っていた雲は徐々に開けていき、天空の森の真上を中心に、大ーきな円になって夜空が出てきました。
まるで、私に星空を見せてくれているようでした。
願いは届くのだな、と、天に感謝しました。
地球をこちら側からみているような、不思議なまあるい、素敵な星空でした。
あ。
流れ星がひとつ。
でも、多分、あれはUFOかな。
心地よい風が、駆け抜けます。
時間の経過と共に、どんどん、くっきりと見えてくる星空は、まるで、増殖しているかのよう。
涼しい夜風が気持ちよく、濡れた髪を乾かしていきます。
天空の森アシュラムの眼下に見える見事な甲府盆地の夜景は、そこでの人々の世界が感じられます。
かえるの合唱とともに、宇宙の音が聞こえてきます。
目に見えない存在たちが、現れては、消えて。
すぐそこに。
ホタルは、突然現れて、ふらふらと揺れ、ふわふわと飛んでいました。
心の奥深いところを、キュン、と響かせるような、自然の光。
感動で、胸がいっぱいになりました。
ホタルは、「せつなさと悲しみ」に、灯りをともしに、来てくれたのでした。
自然は、いつでも、やさしい。
なんて素敵な夜。
暗闇の中でも、どっしりと構える、目の前の壮大な山々と、
大きく包み込むような森が、
やさしくひっそりと見守ってくれています。
