2012年05月03日

バスの運転手さん


バス停にて。

キャリーバッグを傍らに、雨の中、バスを待っていました。

昨日はいつものショルダーバッグと、それとヨガマットも背負っていたので、雨の移動は大変です。

少し待って、バスがやってきたので、開いたドアからステップを上がり、スイカをかざして運転手さんに、

「お願いします。」

と言いました。



バスの運転手さんって、きっとストレスすごくたまるんでしょうね。

わたしが、「お願いします。」って見せても、横目でちら・・・・と見ただけで、うんとも、すんとも言わない人もいます。

バスの会社にもよりますが、とくに「あの会社」の運転手さんはとっても怖いです。 公表しませんが(笑)

でも、昨日の運転手さんは、とっても感じが良かったです。

スイカをかざすと、「ありがとうございまーす」って、感じの良い声で答えてくれました。

「お?このひと、当たりだわ♪」

わたしは、なんとなく良い気分で、バスの座席に座りました。



座席に座り、読書をしていると、運転手さんの声が聞こえます。

今日の本は、「マー・ガンガー」というインドを旅した女性のスピリチュアルなポエムと写真集。

ブックオフで半額で購入して、さっそく膝に開いて、大好きなインドに浸りました。



その運転手さんは、バスが止まるときや、発進するとき、カーブのとき、扉が開くときなど、車内アナウンスもあるというのに、律儀にもきちんとマイクでお知らせしてくれます。

運転手さんのなかには、ボソボソと何を言っているのかわかないひとや、明らかに投げやりで、やる気のないひとや、まったく、インフォメーションしないひともいます。

昨日の「当たり」の運転手さんは、そのマイクの話しかたも、とっても、感じがよいのです。

思わず、立って前まで歩いて行って、「乗せてくれてありがとう!」って、言いに行きたくなるほど!



さて、読書をしながら、遠くで運転手さんの声が聞こえてきました。

ん??・・・なにやら、業務的なこと以外の言葉が聞こえてきます。

ところどころに。

ボソッ・・・・となにかを言っています。

最初は、近くの乗客の声が、マイクに入っちゃってるのかと思ったんだけど、どうやらそれは、運転手さんの独り言らしいのです。



「はい、発車しまーす。 ありゃぁ、変わった人だなぁ。」

「ドアが閉まりまーす。 まったく、女の運転はこれだから・・・・」

「右に曲がりまーす。 なんだよ、あぶねーなー。おいおい。」

「次、とまりまーす。 あんなところで、止まってるよ。」

なーんてかんじで。



ふふ。 なんだか、微笑んでしまいました。

感じの良い運転手さんだったので、とっても、かわいく見えてしまいました。

独り言を言っているのに、気がついているのかしら?

それとも、わざと、マイクに入るように言っているのかしら?

運転手さん、毎日の運転大変だけど、お仕事がんばってくださいね。



posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 06:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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