2012年04月28日

ワンコが私を見るのです



わたし、ワンコから好かれます。

まあ、私が、動物がめちゃ大好きだから、動物のほうも、わたしを好きになってくれる、というのもあるんでしょうね。

でも、それだけじゃない、何かがあると思うのです。

道で出会う、散歩中のワンコたちは、かなりの高い確率で・・・必ずと言っていいほど、私をじーーーーーっと、見つめます。

人懐こいワンコだったら、こっちに突進してきます。

なんだろう、なんでしょうね。 

面白いです。

そして、ワンコ、大好きだから、嬉しいです。



数年前、バリにいたときに、歩いていたら、ワンコがぞろぞろ、ついてきて驚きました。

ほかにも人間が歩いているというのに、私の後を、何匹もついてくるのです。

まるで、童話の、あのお話しみたいです。(タイトル忘れました(笑))

不思議〜。



数年前、インドのアシュラムにいたとき。

ワンコがたくさん、暑くて、道にぐったりと横たわっていました。

まるで、野戦病院のように(笑)、道端にぐったり、たくさん並んで寝ていました。

その子たち、わたしが通り過ぎようとすると、ひょい、と顔をあげて、私をみるのです。

並んで寝ている、ワンコ達が、一匹ずつ、わたしが通り過ぎる時、ひょい、ひょい、と顔を上げるのです。

元気がある子なんかは、ガバッ、と飛び起きて、わたしに顔をつきだし、鼻をクンクン、しました。

面白いです。

そんな光景を見た、道端のインドのおじさんは

「やあやあ、あんたは犬に好かれてるね〜」

と、がはがは、笑っていました。

少し離れたところで、わたしが路上でチャイを飲んでいると、また、ワンコが一匹、わたしにふらふら、近づいています。

「食べるものは持ってないのよ、ごめんねー」

と、言っているのに、ワンコはニコニコしながら(と見える顔で)、わたしにまとわりつきます。

目をキラキラさせて、ウキウキしたような表情で、わたしにちょっかいだしてきます。

インドの野良犬は、じつは気をつけなければいけないのです。

かなりの確率で、狂犬病なのだそう。

だから、手を出して撫でてあげたりしないほうがいいんです。

ワンコには触らず、「どうしたワンちゃん、元気かい?」なーんて、お話しをしていると

「ありゃ、あんた、また犬に好かれているのかい!」

と、偶然にもさっきのインド人のおじさんがそこにいました。

犬に好かれるのも面白いけど、こんなに人間がたくさんいるなか、このおじさんに二回も会うのも面白い。

そのおじさんと、世間話をひとしきりしました。

夕方の時刻、昼と夜がミックスされた色の中、空にはたくさんの星が、うっすらと見え始めていました。




懐かしい思い出。

昨日、午前中の東京でのレッスンを終えて、山梨に戻り、駅から実家までの畑道を通っているときに、

前から歩いてくる、散歩中のワンちゃんを見て、そんな記憶を思い出しました。

そのワンちゃんは、ピタリ、と止まって、わたしを、じーーーーーーーー、と凝視してから、

私に向かって突進してこようとしました。

そして、飼い主に、「こら!」と、綱を引っ張られて、引き戻されていきました。 キャウン。



ああ、ワンコたちよ。

なぜ、そんなに私を見るんだい?

いつか、わたしが犬語がわかるようになったなら、教えておくれ。


posted by ユキ ラクシュミナラヤニ at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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