2日の日曜日の夜。
生徒さんが誘ってくださったライブに行ってきました。
山梨市にあります「酒蔵 櫂」さんで行われたのは
タテタカコさんという長野のシンガーの方のライブでした。
タテさんの前に歌ってらっしゃったのは、岩崎けんいちさん、チャンティさん。
チャンティさんは、以前、大震災救援物資を収集しているときに協力してくださって、あちらこちらのかたに声をかけて、生活用品を集めてくださったご恩があります。
震災後の「祈りの会」にも参加してくださいました。 その節は、大変お世話になりました。

わたしは音楽には疎くて、実は、あまりよくわかりません。
ゆっくりとしたスタンダードジャズや、まったりとしたボッサノヴァが好きですが、特に、日本のかたの音楽はあまり聴く機会がありません。
タテタカコさんのライブには、生徒さんの熱いプッシュに押され、たまには気分転換にいいかもしれない・・・・と思い、チケットを購入してみました。
誘ってくださって、ありがとうございました。
ライブ前にDVDを貸してくださったので予備知識はありまして、とても力強いシンガーだな、というのが第一印象です。
表情も、目も、声も、ピアノの迫力も、ものすごいパワーです。
熱狂的なファンが増えるのもわかる気がします。 すごいカリスマ性です。
彼女のその力強い歌い方とは裏腹に、普通にお話しするときの、シャイすぎるくらいのMCの仕方に、「脆さ」と「儚さ」を感じました。
ここも、魅力の一つなんでしょうね。きっと。
彼女の歌声やピアノの迫力、それに、彼女自身が持つ一種の危ういまでの個性が、人をグングン惹きつけるのでしょう。
これまで、いろいろな経験から深く傷ついて、苦労をされて、たくさんの涙を流してきたのでしょう。

ストレートで、ガツン!と胸に響く、「素顔」の歌声をお聞きしていて、わたしもいろんなことを感じました。
小さい頃のことを思い出して、あの頃のわたしの幼さ、知らずに他人をたくさん傷つけていたこと、それを、大人になった今も変わらず、他人を傷つけてしまっていること、あの頃のせつなさ、寂しさ、やるせなさ、苦しんでいたこと、悩んでいたこと、傷ついたこと・・・・・
なぜだか、小学生のころ、中学生のころのことばかりを思い出していました。
彼女のまっすぐなパワーが、わたしの記憶を子供時代に戻していたのかもしれません。
いろんなことを思い出して、反省したり、せつなくなったり、昔の情熱に燃えていた自分を思い出したり、私にとって、とても意味のある時間を過ごせました。
こうやって、自分の道を貫くかた・・・・というのは、とても美しいです。
タテさんは、魂の叫びを、表現する術をみつけたのですね。
よい時間を、ありがとうございました。
ヒーリングのご予約が入っていましたので、少し早めに失礼させていただきました。 すみません。

素敵な素敵なありがとうございました!
こちらこそ!
素敵な時間をいただきまして、ありがとうございました。
たくさんが、タテさんに惚れこんだのもわかります。